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【新卒インタビュー】文系出身から始めるITキャリア。新卒未経験から、ヘルプデスクとして成長できた理由とは?

1998年の設立以来、ネットワークとシステムをより便利に、簡単に、安全に利用できる環境づくりを使命とし、IT運用に携わるあらゆる事業を展開してきたIIJエンジニアリング。瞬く間に進化していく昨今のIT環境に対して、培った実績と経験をもとに、高度なIT運用のノウハウを提供しています。

今回は、新卒で入社し、ITヘルプデスクとして活躍するK.Iさんに、入社理由や仕事のやりがい、IIJエンジニアリングの魅力についてお話を伺いました。


K.Iさん / アウトソーシング本部 アウトソーシングサービス部 アウトソーシング1課

経済学部出身ながら、コロナ禍のオンライン授業を通じてITに興味を持ち、IIJエンジニアリングに入社。現在はITヘルプデスクとして、お客様の問題解決に日々奮闘。コミュニケーション力を活かしながら、将来的にはクラウド環境の設計・構築を目指す。

閉塞的な学生時代が、ITへの入り口に

ーーまずは、簡単に学生時代のことを教えてください。

大学では経済学部に入学しました。今はITが好きですが、最初からIT業界に興味があったわけではなかったんです。当時は漠然と「経済やお金について学べば、将来的にどの分野でも活かせるだろう」と考えていました。

ただ、私の大学生活がちょうどコロナ禍と重なることになり、2年半程度をオンライン授業で過ごすことになったんです。戸惑いもありましたが、この経験が逆にITへの興味のきっかけになったように思います。

ーーオンライン授業を通じて、どのようにITに興味を持たれたんですか?

大学生活のほとんどがオンライン授業になり、PCを使う機会が一気に増えました。それまでITに特別な関心はなかったのですが、課題の管理や資料の整理をする中で、「ITを活用すればもっと効率的にできるのでは?」と感じる場面が増えたことがきっかけですね。

ちょうど他学部の授業を受けられる制度があったので、試しにITの講義を受講しました。最初は好奇心程度でしたが、徐々にITの面白さや可能性を感じるようになりました。

ーー具体的にどんなことを学びましたか?

最初はExcelの操作方法や関数など基本的な学習から始まりました。後期になると、HTMLやプログラミングにも触れ、実際にコードを書いて動かす楽しさを知りましたね。講義を通じて、テクノロジーがいかに私たちの生活を支えているかを実感しました。

ーー就職先にIT業界を志望した具体的な理由を教えてください。

経済学部の文系出身ということもあり、就職先を考えた時に「営業系」か「デスクワーク系」のいずれかだろうと考えていました。最終的にIT業界でのデスクワークを選択したのですが、そのきっかけになったのがアルバイト先での経験でした。

自分にとっては当たり前レベルの簡単なPC操作についてアルバイト先の人から質問を受けた際、説明してあげると、とても感謝されたんです。そこで、ITの仕事には単なる技術提供以上の価値、つまり人を支える喜びがあることに気づきました。自分が持っている知識で誰かの役に立てる。そう感じたとき、営業でサービスを売るよりも、ITで誰かをサポートする仕事を志すようになりました。

ーー就職活動では、どんなことを軸にされましたか?

当時は専門的な知識がなかったため、「しっかり学びながら長く働ける環境かどうか」を重視していました。特に、人の良さや社内の雰囲気が自分に合うかを大切にしていましたね。その点において、IIJエンジニアリングは自分にぴったりだと感じて。面接では、一方的に評価されるのではなく、対話を重視したフランクな雰囲気があり、「この会社なら、安心して働けそうだ」と思ったんです。

また、インターンシップを通じてその印象がさらに強まりました。他社のインターンシップでは、決められた作業を淡々とこなすだけで、会社の雰囲気や実際の働き方が見えづらいことが多かったんですが、IIJエンジニアリングのインターンシップでは、自分で考えて動く機会が多く、わからないことを質問すると、社員の方々が丁寧に答えてくれました。主体的に学べる環境が整っていると感じたことに加え、人の良さやサポート体制の手厚さも実感し、入社を決めました。

豊富な研修で着実に力をつけ、文系からITデビュー

ーー現在の業務内容について教えてください。

ヘルプデスクとして、お客様が利用しているITツールに関する問い合わせ対応を行っています。具体的には、電話やメールで寄せられる技術的なトラブルや設定に関する相談を受け、解決策を案内する業務です。問い合わせ内容は、ITツールの接続トラブルや設定の不備、利用方法の確認など多岐にわたります。

また、単に問題を解決するだけでなく、お客様のITリテラシーに応じて、専門用語をできるだけ噛み砕いて説明することも大切な業務の一つです。ITの知識だけでなく、コミュニケーション力も重要なポジションですね。

ーー専門知識がない状態からのスタートでしたが、入社後にはどのような研修がありましたか?

研修は大きく分けて、「新卒研修」「部署の初期研修」「チーム内での業務研修」の3段階があり、それぞれ段階的に学べる仕組みになっています。

まず、新卒研修では、ビジネスマナーや電話対応、タイピングスキル、インターネットの基礎知識など、社会人としての基本的なスキルを幅広く学びます。特に、タイピングやビジネスメールの書き方など、実務で必須となるスキルは、細かく指導してもらえました。次に、部署の初期研修では、IIJエンジニアリング全体の事業内容や、ヘルプデスクの基本的な役割・業務フローについて学び、理解を深めます。

最後に、チーム内での業務研修では、実際の業務に即したより専門的な内容を学びます。例えば、お客様のITツールに関する知識や、よくある問い合わせの対応方法、問題の切り分け方などを実践的に習得しました。

手厚い研修により、専門知識がなかった自分でも安心してヘルプデスク業務に取り組めるようになりましたね。

ーーヘルプデスク業務のやりがいはどんな時に感じますか?

問題を解決し、お客様から感謝の言葉をいただいたときに、大きなやりがいを感じます。特に、トラブルの原因を特定し、適切な解決策を提案できたときは、「自分の対応が役に立った」と実感できますね。

また、最初は電話対応に苦手意識がありましたが、経験を積むうちに「どう伝えればわかりやすいか」を考えられるようになり、自分の成長を感じる場面も増えました。こういったところでも楽しさを感じています。

はじめての社会人生活でも安心の人間関係

ーー就活の際に重視していた人間関係や社風に関して、入社してからの印象はいかがでしょう。

とても風通しの良い雰囲気だと感じています。特に印象的だったのが、先輩や上司がこちらから声をかける前に「大丈夫?」「何か困ってない?」と気にかけてくれたことです。こちらから相談しやすいだけでなく、周囲が気を配ってくれる環境なので、業務に慣れていない時期でも、一人で抱え込まずに済む安心感がありました。

また、新しいアイデアや改善点にオープンな企業文化がありますね。最近も、オーディオブックを活用した学習制度を導入するという新しい取り組みに対して、実際に社員に意見を求める場が設けられました。より良く働ける環境にしようとしてくれていることが伝わってきます。

ーー現在の働き方についてはどのように感じていますか?

私のチームでは、月の業務時間が決まっているため、シフトの調整がしやすいのが魅力です。例えば、月に祝日が2日ある場合、その前後で振り替えて連休を作ることもできるので、友人との旅行やプライベートの予定が立てやすく助かっています。業務の繁忙状況を考慮しつつも、個々の働きやすさを重視してくれる環境だと感じますね。

残業は時期や業務状況によって発生することもありますが、基本的には定時で帰れることが多いです。退勤後は、同僚と交流したり、友人とゲームをしたりと楽しく過ごせていますね。業務とプライベートのバランスが取りやすい環境が整っているので、無理なく働ける点もIIJエンジニアリングの魅力だと思います。

ーー今後のキャリアについて、どのようなビジョンをお持ちですか?

現在は、お客様対応を通じてITトラブルの解決を行う業務が中心ですが、将来的にはより技術的なスキルを磨き、クラウド環境の設計や構築など、インフラエンジニアとしての専門性を高めていきたいと考えています。

そのために、まずは資格取得を通じて基礎知識をしっかり固める予定です。IIJエンジニアリングでは、Udemyなどのe-ラーニング制度や、上司との1on1面談を通じたキャリア相談など、効率的に学びながらスキルアップができるサポートが充実しているので積極的に活用しています。

ーー最後に、IIJエンジニアリングの魅力をお話しください!

やっぱり「人間関係の良さ」ですね。入社前から感じていた人の温かさや、互いを支え合う雰囲気が、実際に働いてみてさらに実感できました。技術力の高さはもちろんですが、何より人間関係の良さが、この会社の最大の魅力だと思います。


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