新卒向けコンテンツ
新卒採用関係のコンテンツをまとめています! 学生のみなさんはぜひご覧ください!
https://www.wantedly.com/stories/s/iij_newgraduate
スマートフォン、SNS、オンラインゲーム、銀行ATM。現代の生活に欠かせないこれらのサービスは、24時間365日止まることなく動き続けています。そのすべてのデータが集まり、処理されている場所が「データセンター(以下、DC)」です。
IIJエンジニアリングは、日本初の商用インターネットサービスプロバイダであるIIJグループの一員として、DCの運用・管理を担っています。
表からは見えにくいデータセンターの仕事ですが、その実態は高度な専門性が求められるプロフェッショナルの現場です。
今回は、DC運用の業務内容や、未経験から技術を極められる成長環境について解説していきます!
IIJエンジニアリングにはDC事業に関する様々な仕事・チームが存在します。今回はその中から、DC内部のITオペレーションを主に担当するDC運用チームにフォーカスし解説します。
DCの運用では、サーバーやネットワーク機器など精密機器を物理的に守り、最適な環境で稼働させ続けるために、多岐にわたる専門業務が存在します。まずは、現場組織の体制と具体的な4つの業務領域を紹介します。
DCの運用チームは、主に「フィールドサービス部フィールドオペレーション課」と呼ばれる部隊が中心となります。全国にあるDCの各拠点に常駐し、24時間365日のシフト体制でセンター運営を行っています。
さらに、近年ではサーバーラック・ネットワークラック内の機器設置や配線に特化した「フィールドサポート課」とも連携を強化。以前は拠点の常駐スタッフと、各現場へ駆けつける部隊で役割が分かれていましたが、現在は組織的な融合が進んでいます。これにより、常駐スタッフであってもサーバー構築や配線といったより専門的なフィールドオペレーションに深く携わることが可能になり、技術力の底上げが図られています。
DCでの業務は、大きく以下の4つの領域に分類されます。
1. ITオペレーション業務(物理作業)
お客様から預かったサーバーやネットワーク機器に対し、物理的な操作を行う業務です。
・機器の状態確認
サーバーのLEDランプの点灯状況やエラー表示を目視で確認。即座に現場へ駆けつけて物理的な状況を特定・報告するなど、障害の一次対応において重要な役割を担います。
・電源操作・再起動
システム障害復旧やメンテナンスのために、機器の電源操作を行います。誤って別の機器を操作すれば大規模なサービス停止に直結するため、緊張感と正確性を持って遂行します。
・機器設置・交換
ラックに新しいサーバーを取り付けたり、故障した部品の交換を行います。時には稼働中のラック内で、他の重要機器に一切干渉しないよう慎重に作業を行うなど、高度な物理作業スキルが求められます。
・配線作業(ケーブリング)
電源ケーブルやLANケーブルを敷設・接続します。将来の機器交換時にケーブルが邪魔にならないか(保守性)、サーバーを冷やすための風の通り道を塞いでいないか(冷却効率)などを計算した上で作業を進めます。
2. ファシリティ管理業務
サーバーを安定稼働させるための「設備」を守る業務です。DCには、大量の熱を発するサーバーを冷やすための強力な空調設備や、停電時に備えた無停電電源装置(UPS)、非常用発電機などが備わっています。
これらの設備からのアラート監視や一次対応、定期的な巡回点検を行います。大規模拠点では、設備の専門チームと連携しながら、より高度なファシリティ管理に携わることもあります。
▼DC内のイメージ
3. セキュリティ管理業務
DCは企業の機密情報が集積する場所であり、物理的なセキュリティの確保は重要事項の一つです。ここでは単なる監視や受付にとどまらず、セキュリティマネジメントも担います。
・入退館管理とDC内の案内、解施錠
入館申請の承認プロセスから、当日の本人確認、入館証の発行、ラックの解施錠までを管理します。
・24時間体制の監視とリスクコントロール
敷地内外の監視カメラやセンサーを駆使し、不審者の侵入や異常事態を24時間体制で監視。予兆を検知し、即座にリスクを排除します。
・セキュリティポリシーの適用
入退室記録の管理・分析や、セキュリティ事故を未然に防ぐための運用ルールの見直しなど、物理セキュリティと情報セキュリティの両面から、センターの安全性を確保します。
4. チーム管理・業務改善
シフト作成、メンバーの教育、マニュアル(手順書)の整備、業務フローの改善提案など、組織運営に関わる業務も行います。
DCの運用業務は未経験からスタートし、ITインフラのスペシャリストとして高度なスキルを習得できる環境があります。ここからは、具体的にどのような成長が叶うのか、どのようなキャリアパスを描けるのかを紹介します。
1. ITインフラの物理的知識と技術
サーバーやネットワーク機器の物理的な構造や特性を深く理解する力が養われます。専門用語の理解はもちろん、メーカーごとの仕様や適切な取り扱いを、実機を通して体得できます。さらに、高度な「配線(ケーブリング)技術」と数年先の運用リスクまで見越した物理環境の設計・構築力も身につけることが可能です。
2. ファシリティ(設備)管理の専門知識
IT機器だけでなく、それを支える「建物・設備」の知識も習得できます。ITと設備の双方を理解しているエンジニアは市場価値が高く、将来のキャリアにおいても強力な武器となります。
3. オペレーション遂行能力
DCでの業務は、たった一つの操作ミスが、社会的なシステム障害に繋がります。そういった緊張感の中で、手順を遵守し、安全かつ確実にミッションを遂行する能力は、DCならではのもの。「現場」と「物理層のリスク」を肌感覚で理解していることは、将来システム設計や構築などに携わる際にも役立つエンジニアリング資産となります。
IIJエンジニアリングでは、現場での経験をベースに、個人の志向に合わせた多様なキャリアパスが用意されています。
◼︎マネジメント(スーパーバイザー)
現場リーダーを経て、DC全体の運営管理、品質管理、人材育成を担う道です。DCで身につけた技術と経験は、さまざまなお客様のニーズに刺さることが多く、培ったスキルを活かしてお客様の期待を超える提案を実現し、さらなる案件獲得へ向けて力を発揮していただきます。 チームビルディングや顧客折衝など、マネジメント能力を磨きたい方に最適です。
◼︎技術スペシャリスト(エバンジェリスト)
運用スキルを極め、設計・構築領域へとステップアップする道です。現場を知り尽くしているからこそできる「運用を考慮した設計」は高く評価されます。技術を追求し続けたいエンジニア向けのキャリアです。
IIJグループ全体で進める大規模プロジェクトに関わるチャンスもあります。例えば、新しいDCの建設プロジェクトにメンバーとして参加し、ゼロからDCを作り上げる経験をした社員もいます。
◼︎ファシリティ専門職
電気や空調などの設備管理に特化し、DCのファシリティを専門的に守るプロフェッショナルを目指す道です。
DCでの勤務は、基本的に日勤・夜勤のシフト交代制です。ここでは、未経験で入社し、現在はリーダーを務めるYさんのある1日(日勤)を例に紹介します。
08:00|出勤・引き継ぎ
夜勤からの申し送りを受け、「誰が何を担当するか」を全員で共有します。24時間365日稼働のDCにおいて、この引き継ぎこそが安全な運営の要となります。
09:00|メールチェック・作業準備
午後に控える作業に向け、扱う機器や手順書を事前にシミュレーション。同行する研修生への指導ポイントも整理します。
09:30|入館対応・立会い
来館者の受付やサーバーラックへの案内、通信キャリアの回線工事立会いなど、カウンター業務が中心。お客様からの依頼に基づき、新規利用の準備も整えます。
12:00|ランチ休憩
チームメンバーと時間をずらし、交代で1時間の休憩を取ります。
13:00|フィールドオペレーション作業
稼働中のラックから不要機器を撤去します。誤操作が許されない緊張感の中、研修生と共に手順書通り慎重に作業を完結させます。
15:00|定例ミーティング・報告
入館者数やアラート件数の報告に加え、現場での気づきや改善点も共有し、センター全体の品質向上に繋げます。
16:15|夜勤への引継ぎ
日勤の進捗を夜勤チームへ引き継ぎます。研修生には「今日何を学んだか」「次の課題は何か」をフィードバックし、毎日の成長をサポートします。
17:30|退勤
残務を整理して退勤します。シフト制ですが希望休は通りやすく、平日の空き時間や連休を活用して旅行へ行くなど、プライベートも充実させやすい環境です。
IT業界未経験からのスタートが多いのも、IIJエンジニアリングの特徴です。実際に、未経験から入社して現場で活躍するリーダーから、DCでの仕事についてお聞きしました!
最初は不安だと思いますが、意欲をもって業務を習得すればステップアップできる環境です。現場には他業界出身のメンバーがたくさんいます。実は私自身も未経験でした。専門用語なんて全く分かりませんでしたが、先輩たちが「最初はみんなそうだから」と本当に丁寧に教えてくれます。
それに、詳細な手順書があるので、一つひとつ確認しながら進めれば大丈夫です。ミスをしても「次はどうカバーしようか?」と一緒に考えてくれるチームなので、安心して飛び込んで来てほしいですね。
サーバーがずらりと並ぶDCの巨大な設備や、セキュリティシステム、空調設備に触れられるのは、この仕事ならではの面白さです。
また、社会貢献性の高さも大きなやりがいですね。自分が設置したサーバーや配線したネットワークを通じて、世の中の便利なWebサービスやシステムが動いている。決して表に出る仕事ではありませんが、「自分が日本のインターネットインフラの一部を物理的に支えているんだ」という誇りを感じられる瞬間があります。さらに最近では、お客様の機器の保守作業など、より専門的なフィールドエンジニアとしての業務も増えており、自分自身の技術力が向上していく実感を持てるのも楽しいですね!
「24時間365日」と聞くと身構えますが、希望休が通りやすく、プライベートは充実させやすいですね。この前も有給と組み合わせて4連休を作り、友人と旅行に行きました。平日休みだと、どこに行っても空いていますし、役所や病院へ行くのもスムーズですよ。
「自分にできるかな...」と迷っているなら、まずは挑戦してほしいです。私も最初は「ITなんて難しそう」と思っていましたが、思い切って入ってみたら、周りのサポートのおかげでリーダーを任されるまで成長できました。
「ITのプロフェッショナルになりたい」「安定した環境で長く働きたい」「社会の役に立つ仕事がしたい」。そんな想いを持っている方であれば、過去の経歴に関係なく活躍できるチャンスがあります。ぜひ私たちと一緒に、日本のインフラを支える仕事に挑戦しましょう!
◼︎新卒向けコンテンツ
◼︎中途向けコンテンツ
◼︎会社紹介コンテンツ
◼︎キャリアパスコンテンツ