まずは、自己紹介をお願いします。
2025年5月に中途入社し、CTOオフィスグループ AI戦略推進室に所属しています。前職では金融系システムエンジニアとして活動し、現在はAIを活用した業務改善や自動化モデルの開発・運用に従事しています。Google Cloud全資格を半年で取得するなど、技術習得にも積極的に取り組んでいます。
現在所属している、AI戦略推進室ではどのような業務を担当しているのですか?
AI戦略推進室では、AI技術を活用した既存業務の改善や、自動化モデルの開発・保守・運用を行っています。私は主に、AML(アンチ・マネーローンダリング)における不正取引のスコア算出モデルの開発・運用や、AIエージェントのPoC(Proof of Concept:概念実証)など、幅広い業務に携わっています。
当社は“No.1テクノロジーバンク”を目指しており、AIをその中核的な武器とするため、日々技術の活用に取り組んでいます。
未経験からのデータサイエンティストとして挑戦したきっかけを教えてください。
私は2025年5月に、未経験のデータサイエンティストとして当社に入社しました。前職では金融系のシステムエンジニアとして、設計から開発までを担当していました。
もともと大学院時代に深層学習の研究をしていたこともあり、データサイエンスには強い関心がありました。金融という分野に再び関わりながら、AIの力で業務を変えていける環境に魅力を感じ、入社を決意しました。
想像と違った、柔軟で前向きなカルチャーとはどのようなものだったのでしょうか?
入社前は、銀行という業界に対して“保守的”というイメージを持っていました。新しい技術の導入には慎重なのではないかと…。
でも、実際に入社してみると、その印象は大きく変わりました。むしろ、より効率的な業務を目指して、AIエージェントなどの新技術を積極的に取り入れようという姿勢が強く、前向きなカルチャーに驚かされました。
これまで担当してきた中で、印象深いプロジェクトを教えてください。
特に印象に残っているのは、Google CloudのLookerを使ったデータ可視化のプロジェクトです。
技術的な実装自体はそこまで難しくないのですが、相手が本当に求めている情報をどう表現するのか、要件を正確に汲み取る部分に難しさを感じました。
それでも、今までExcelなどローカルで管理されていたデータを、パブリッククラウドで一元管理できるようにすることには大きな意義を感じています。
何より、現場の方々との距離が近く、実際に役に立っている実感が持てるのが、この仕事のやりがいですね。
Google Cloud全資格を半年で取得されたそうですね。その背景や取得にいたった考えを教えてください。
前職ではアプリケーションエンジニアだったため、インフラや基盤の知識がほとんどありませんでした。
しかし、データサイエンティストとして働く中で、データの調達から保管、加工、可視化、活用まで、すべてGoogle Cloud上で行う必要があると実感しました。
そのため、基盤の知識を体系的に学ぶ目的で、Google Cloudの資格取得に取り組みました。
私の性格上、“どうせやるなら全部取ってしまいたい”という思いがあり、半年という目標を立てて短期集中で全資格を取得しました。
業務をしながら資格取得の勉強を行うのは、大変だったと思います。どのような勉強方法やスケジュールで資格勉強を行っていたのでしょうか。
資格取得のための勉強は、正直かなりハードでした。
土日の朝と昼は必ず勉強に充て、平日も朝と仕事終わりに時間を確保していました。
オフィスには勉強スペースがあるので、朝早く出社して勉強したり、退勤後にそのまま立ち寄って勉強したりするなど、日々の生活にうまく組み込むようにしていました。
資格取得を達成して、どのように業務に生かされていますか?
Google Cloudの資格を通じて、サービス全体を体系的に理解できるようになりました。
特に、どの状況でどのサービスを使うのが適切か、そのメリット・デメリットを把握できるようになったのは大きな収穫です。
現在の業務では、Google Cloudと他サービスとのデータ連携や、AIエージェントのアーキテクチャ設計など、ゼロベースで構築を考える場面が多くあります。
その中で、適切な技術選定ができるようになったと感じています。
今後のチャレンジとキャリアの展望を教えてください。
直近では、AIエージェントを活用した業務効率化プロジェクトに注力していきたいと考えています。
当社のどのデータを、どのように活用すれば最大のパフォーマンスが出せるかを常に意識しています。
AIエージェントの導入は、銀行業務の効率化に向けた大きな第一歩になると考えており、セキュリティやRAG(検索拡張生成)の精度などの課題を乗り越えながら、実運用までコミットしていきたいです。
将来的には、Google Cloudに限らず、AWSやAzureなどほかのクラウドサービスの理解も深め、業務知識を持ったデータサイエンティストとして、より広い視野で会社に貢献していきたいと考えています。
入社を検討している方へメッセージをお願いします。
当社はまだまだ成長中の企業であり、ベンチャー気質な一面もあると感じています。
変化を楽しめる方、自ら行動して会社を変えていきたいという強い思いを持っている方には、非常にマッチする環境だと思います。
※掲載内容は取材当時の情報です。