こんにちは!未来シフト株式会社の採用担当です。
本日は、エグゼクティブアシスタントの松崎さんにインタビューをしてまいりました。
・幼少期〜学生時代
・これまでのキャリア
・未来シフトに入社した決め手と働く魅力
についてお話しして参りますので、「起業することに興味のある方」や「市場価値を上げたいと思っている方」はぜひ最後までご覧ください。
松崎真弓 / プロフィール
・神戸海星女子学院高等学校卒業
・ 米国 オクラホマ州立大学 ホテル・レストラン経営学部卒業
・ウェスティンホテル大阪 フロント・エグゼクティブ担当(7年)
・不動産会社へ転職、会議室・国際学会/シェアオフィスの運営・営業担当(7年)
・2023年〜未来シフトにてエグゼクティブアシスタントとして、女性起業家のサポート
幼少期〜学生時代
人前に立つのが好きだった幼少期
幼稚園から小学校低学年までは、父の仕事の都合で引っ越しを繰り返していましたが、新しい環境でもすぐに友達を作ったり、先生と仲良くなったりする子供だったと思います。人見知りではあったものの、自分から話しかけることは得意で、習い事でバレエをしていたこともあり、人前に出ることも好きでした。
小学校高学年では、中学受験のためにずっと塾に通っていました。塾の友達と仲が良かったので、「一緒に頑張る友達と土曜日の特訓に行く」感覚で塾を楽しんでいました。
ー学園祭・体育祭・部活動、充実した中高時代
無事に受験を終え、中学・高校時代は神戸海星女子学院で過ごしました。
学園祭や体育祭などの行事に燃える学年だったので、学年全員で一致団結して盛り上がったのは、今でもいい思い出です。また、キャプテンも務めたテニス部は80人もいる大所帯で、チームをまとめることを経験しました。そのテニス部で築いた絆は今でも続いていて、同学年だけでなく先輩や後輩とも今でも繋がりがあります。
みんな学校への愛着が強いのも神戸海星女子学院の特徴で、未来シフト代表の鈴木が主宰しているコミュニティで、偶然に10学年くらい上の先輩に出会った際には、「あの先生が!」という話題ですぐに打ち解けることができました。
「神戸海星女子学院での経験があったから今があるよね」とみんなで共感し合えることも多いですし、卒業後に活躍している先輩たちを見て、「私も先輩みたいに素敵な女性になりたい」と思えるような素敵な学校でした。
ーホテルで働くことに憧れてアメリカの州立大学を目指す
ホテルで働きたいと思ったきっかけは、韓国ドラマの『ホテリアー』を見たこと。
『ホテリアー』の中で、多分フロントマネージャー役だった女優さんが他のスタッフと違ったマネージャースーツを着て働いている姿に心を奪われました。
ラグジュアリーな空間で、忙しい中でも微塵も乱れることのない立ち居振る舞いがすごくかっこよくて。「あの空間で仕事をしてみたい」と思ったのが、高校2年生の頃でした。
その後、ホテルで働くためには、どの大学・学部に行くのが良いのか、商学部、経営学部、英文科のどれを選ぶべきか悩んでいましたが、なかなかしっくり来るものがありませんでした。そんなとき、偶然目にしたのが、アメリカの大学の案内です。
その案内を見て、アメリカには“ホテル経営学部”という学部があり、実際にホテル運営している大学があることを知りました。英語が好きだったことや、母の後押しもあり「これはアメリカに行くしかない!」と決意。高校2年の終わりには塾を辞めて英語の勉強に集中することにしました。
そして、ひたすら英語力向上に励んだ結果、無事に希望の大学に入学することができました。
ー「ホテルで働くって本当に素敵」と実感したインターン
大学のプログラムではインターンが必須となっており、アメリカだけでなく日本でインターンすることも可能な仕組みでした。
そんな中、遠い親戚にホテル業界の方がいたこと、同じ大学の日本人の先輩が大阪のウェスティンホテルに就職が決まったことなどのご縁があり、3回生の時に2か月間ウェスティンホテル大阪でインターンとして働くことになりました。
このインターンが本当に楽しく、毎日ホテルに行けること自体が嬉しく、
制服に袖を通して扉を出るだけで気分が上がりました。
お客様と直接触れ合うことはもちろん、裏方として館内を駆け巡り、業務を円滑に進める達成感を味わう中で、「ホテルで働くって本当に素敵だな」と感じる毎日でした。
ーウェスティンホテル大阪に就職
就職活動では、アメリカのホテルという選択肢もあったのですが、日本のホテルの「おもてなし」を体現するプロフェッショナルな雰囲気に魅力を感じ、日本のホテルを志望しました。
しかし、私が就職活動をしていた時期は、リーマンショックの翌年ということもあり、ホテル業界全体が採用を控えている状況でした。その中でも、インターン中の前向きな姿勢やホテル業界で学びたいという意欲を評価していただき、ウェスティンホテル大阪の内定をいただくことができました。
「インターン時の姿勢なども評価してもらい、兼ねてから希望であった宿泊部に配属してもらえるかもしれない」という期待もあり、迷うことなくウェスティンホテルへの入社を決意。
入社式では、新入社員代表としてスピーチを任されるなど、とても良いスタートを切ることができたと感じています。
ーホテルで働く中で印象に残っていること
特に印象に残っているエピソードは2つあります。
一つ目はインターン時代のことです。
常連のお客様で、フロントではお名前も名乗らず、無言でサインをしたらすぐにお部屋に向かってしまうような少し気難しい方がいました。
当時のマネージャーに「この方をおもてなしするにはどうすれば良いと思う?」と聞かれ、私は「お名前を呼んでさしあげる」くらいしか思い浮かびませんでした。
しかし、マネージャーは「サインしている間にスーツケースをお部屋の方向に向け直しておけば、手間が減るよね」とアドバイスしてくれました。実践してみたところ、お客様が私を見て「いいね!」というサインをしてくれたんです。小さな行動でも“相手を考えたおもてなし”が人の心を動かすことを学びました。
二つ目は就職後のことです。オーストラリア人の女性3人組のチェックインを担当した際に、近くにあるお好み焼き屋さんをおすすめしたらとても気に入ってくれ、滞在中に2回も足を運んでくれました。
その後、そのお好み焼き屋の大将がフロントに来て、「3人組の外国人のお客様が喜んでくれたから、記念にお皿とコテを渡したい」とのこと。たまたま対象のご要望を聞いたのが彼女たちのチェックインを担当した私だったので、無事にプレゼントをお渡しできました。大将にも報告すると、「お礼に食べていき」とご馳走していただきました。
それ以来、大将とはすっかり意気投合し、仕事終わりにふらりとお店に立ち寄り、カウンター席で世間話をしながら一杯飲むほどの仲になりました。
「何かをしてあげよう」という意識以上に、自然な気遣いから人と人は繋がっていくことを実感しました。
不動産会社に転職
ー未経験の業界へ挑戦
7年間ホテル勤務後、新たなキャリアを築くために転職を決意しました。
きっかけは、長年続けてきた夜勤中心の働き方に対する将来への不安でした。
このままフロント業務を続けるのではなく、20代という貴重な時間を活かし、より広い世界で自身の可能性を試したい、そう強く思うようになったからです。
そこで私が求めたのは、営業や事務経験がなくても挑戦できる環境でありながら、人と関わり、得意の英語を活かせる仕事。そんな理想を胸に転職活動をスタートさせました。
そして巡り合ったのが、会議室やシェアオフィスの運営に加え、国際学会などのオーガナイズも手掛ける不動産会社でした。自分の働き方や会社のカラーも合っていると感じましたし、「学会関係者のサポートができて、英語も活かせる」という点に魅力を感じました。
未来シフトとの出会い
ーきっかけは叔母もらった一冊の本
不動産会社に転職したものの、天職と思っていたホテル業ほど熱意が持てずに今後のキャリアに悩んでいる時期に、叔母が代表の鈴木の書籍を送ってくれたことがきっかけで未来シフトのことを知りました。
その後、公開コンサルで鈴木が「一歩踏み出せない人はずっとそのままだよ。」と言っていたことにビビビッときて。「新しい世界に行きたい!」と想い、「マイ・メッセージ」(未来シフトのオンライン教材)を購入しました。
「マイ・メッセージ」に参加した当初、私は肩書きも何もなく「ただの会社員」と名乗っていました。しかし、教材の最初のホームワークで「肩書きをつけましょう」と言われた際に、同窓会の幹事などをやってきたことを思い出し、忙しい起業家のためにランチ会の手配などでおもてなしを提供できるのではないかと考え、「イベントプランナー」という肩書きをつけることに。
不動産会社で働く一方、イベントプランナーとしても約1年間活動し、実際にコミュニティ内でもハロウィンパーティーを主催したりしていました。
ーエグゼクティブアシスタントとして鈴木のサポートに
とはいえ、イベントプランナーや、その後、チームマネジメントに関わる仕事にも挑戦してみようと思いましたが、起業家として仕事・お金を生み出すことは難しいと感じていました。並行して不動産会社を退職して転職を考えていた時に、代表の鈴木が参加するイベント運営メンバーに、たまたま交代要員として抜擢していただきました。
そして、その時の振る舞いを見た鈴木から「今度開講するエグゼクティブ秘書講座に向いていると思うから是非受講してみないか」とご提案いただきました。
しかし、そのときは「前に出たい」という想いが強かったので、「秘書はやりたくありません」と断ってしまって。
それでも鈴木から「絶対向いているから、ぜひ連絡してね!」と言われ、考え直してみる中で「まずは今できることに全力で取り組もう」と受講することを決意しました。
それと同時に、未来シフトプロデュースの講座を受けることで、起業家の方々が、どのような考えやマインドで働いてるかを近くで知ることでき、今までとは違った角度から自分の可能性を見つめられるのではないかと思いました。
その後、講座に積極的に参加し、その姿勢を評価していただいたことで、「未来シフトのサポートをお願いしたい」とオファーをいただき、エグゼクティブアシスタントとしてのキャリアがスタートしました。
ー未来シフトにジョインしてからのキャリア
最初は、鈴木の仕事を必死にキャッチアップする日々でした。
その後、ジョインしてから約3か月後には、スタッフチームの中で自然とまとめ役のようなポジションになっていました。
そして、半年も経たないうちに、エグゼクティブアシスタント講座の後輩が新たにチームに加わった際に、リーダーとしてチーム全体をマネジメントするポジションを任せていただきました。
ー働く中で大切にしていること
「鈴木の“脳内シェア”を取らないように、何を決定してほしいのかを明確にすること」を常に意識してきました。
例えば、「予算どうしますか?」とただ質問するのではなく、具体的な選択肢を提示すること。鈴木から「100人規模の勉強会をやりたい」と言われた場合、予算感に合わせて「この規模ならこの会場が候補で、それぞれのメリット・デメリットはこれです」と整理して伝え「この会場が最適だと思いますが、どうでしょうか?」と提案するイメージです。
「鈴木の“脳内シェア”を取らないためには、どうしたら良いか」なるべく具体的なところまで考えて決定をスムーズに進める力が身についたと感じています。
ー誰にでもチャレンジできる環境がある
元々、エグゼクティブアシスタントのオファーを受けた当初から、「いつかは人前に立って活躍したい」という目標を持っていました。
当初は、鈴木がどのように仕事を進めているのか、どのようなチームを構築しているのかを学ぶため、文字通り「盗む」くらいの意気込みで仕事に全力で取り組みました。
サポート業務に全力でコミットすることで、起業家の方々がどのようなマインドで、どのように仕事に取り組んでいるのかを間近で知ることができるのは、大きな魅力でした。
しかし、その一方で、「このまま裏方の仕事で終わってしまうのではないか」という不安も常にありました。
私は、業務を通じて自ら人前に出る機会を得られるよう、積極的にプレゼンテーションを行うことを心がけていました。
この仕事を通して、通して自分の強みを活かしてエグゼクティブアシスタント講座の後輩たちにもっと実務スキルを教えたいという思いを強く持つようになったからです。
そして、そのことを鈴木にプレゼンし「即戦力となるアシスタントを育成するために何ができるのか。」というテーマで話し合いを重ねた結果、講座の中の一部を任せていただくことができました。
やりたいことを声に出すことで「挑戦する機会をもらえる環境」は、私がまさに求めていた環境でした。
最近ではエグゼクティブアシスタントとしての業務と並行して、講座を担当する機会や、大規模イベント運営を統括することが増えてきました。
鈴木は、一緒に働くメンバーが一度「やりたい」と口にしたことをしっかりと覚えていて、頑張っているメンバーには積極的にチャンスを与えてくれます。
未来シフトには、努力することでいくらでも成長できる環境、そして様々なことにチャレンジできる環境があります。
誰かのサポートをしたい方、何か大きなことにチャレンジしたい方、
どちらの方にとっても魅力的な環境だと思います。