1
/
5

社長っぽくない社長でいたい|岡本駿平インタビュー

こんにちは!
今回はコマースファクトリー代表の岡本駿平へインタビューしてきましたので、その様子をお届けします!
それでは、早速いってみましょう!

岡本さんってどんな人?

——子供のころから変わらず好きなものはありますか?

漫画はずっと好きですね。「からくりサーカス」が本当に大好きでおすすめです。映画とかもそうですが、漫画は非日常で、漫画の中の誰かになりきることで疑似体験ができてワクワクできるので子供のころからずっと好きです。あと、余談ですが、中学3年生くらいまでは漫才師になりたかったです(笑)チュートリアルの徳井さんに憧れていて、漫才師ってすごいって思っていたのですが、急に話を振られたときに一発ギャグとかできないな…って思って漫才師の道は諦めました。

——そうだったんですね(笑)経営者になろうと思ったきっかけを教えてください。

父の仕事の都合で、小学5年生から中学卒業まで、台湾に住んでたんですよね。日本人学校に通っていたのですが、どうしてもサッカーがやりたくて1年半だけ日本人学校ではなく現地の中学校に通っていた時期がありました。今振り返るとその現地の中学校に通った1年半が自分の価値観形成に大きく関わっていて、色々な文化に触れられたことで視野が広がったと感じます。

その後、大学進学に向けて学部を選ぶタイミングで、台湾に住んでいた期間に中途半端に覚えた中国語をちゃんと学ぼうと決めて、同志社大学のグローバルコミュニケーション学部の中国語コースに入りました。そこで、ひたすら中国語を勉強していたのはもちろん、自分でフットサルサークルを立ち上げたりしてました。その頃からなんとなく「自分の組織を作る」ということに興味・関心があったのかなとは思います。

また、その学部では4年間のうちの1年間を留学に使える学部内制度があり、台湾なまりの中国語をちゃんと標準語に寄せようと考え、北京に留学しました。結果的に日本語は関西弁で、中国語も南のなまりで、2カ国語なまってます(笑)その関係で、大学2回生の夏から3年の夏まで1年間、北京に留学していて、その際、現地に住む日本人の子供向けのサッカースクールでアルバイトをしていたんです。このスクールは台湾と北京で展開しており、新たにジャカルタでも開校することになりました。

そのため、北京留学中の春休みの約1か月半の期間をジャカルタで過ごし、サッカースクールの立ち上げに携わりました。ここで初めてビジネスというものに触れて、今思えばとても大きな転換期でした。

——情報量が多いですね(笑)

情報量膨大ですみません(笑)そして、北京に戻ってきてから半年間は北京の支社長として、サッカーコーチをやりつつサッカースクールの経営を任せてもらっていました。

ただ、当時はPowerPointとかWordとか全く使えなくて本当に大変でした(笑)ITリテラシーがめちゃめちゃ低かったですし、わからないことだらけで、このまま社会人になってしまったら確実に活躍できないなと思い、留学から帰ってきたタイミング(大学3年生の秋くらい)で学生しか所属していない営業代理店に入りました。そこでインターネット回線の訪問販売を経験しました。最初の2~3か月は全然売れなかったのですが、営業のコツ的なものを掴めた結果、「このビジネススタイルって自分たちでもできるやん!」と思い立ち、大学を1年休学してその営業代理店の同期2人と独立したのが一番最初の起業でしたね。その裏では、フィリピンに留学したり、海外インターンシップのメディア立ち上げに関わって人生最大の挫折の経験もあったのですが、今回は割愛します(笑)

——はい(笑)その起業した会社では何をやっていたんですか?

元々はインターネット回線の訪問販売のみの予定でしたが、保育系の人材紹介業を新規事業として立ち上げようとしている社長と知り合ったのがきっかけで、その事業の立ち上げも一緒にやっていました。

ただ、そもそもはそういう営業代理業をやりたかったというよりかは、学生への機会提供の場所を作りたかったんです。振り返れば、結果的に留学もできたし海外でのビジネス経験も積めたし営業の経験も積めて、とても運良くいろんな経験ができました。でも、一方で、留学に行きたいけどお金が足りなかったり、ビジネスに触れたいけど機会が無い・よく分からないという学生が周りに多くいることに気づいて、そういった学生に機会提供する場所を作りたくて起業したんです。なので、その会社では10~15人くらいの学生が働いてくれていたんですが、成果を出してくれた学生には会社のお金で留学に行けたり、独立資金の援助をしたりする制度を設けました。

——学生時代ずっと働いてますね(笑)

はい、本当にずっと働いてました(笑)
話し出したらキリが無いんですが、会社経営以外にも色々手伝ったりしていて、人との付き合いはめちゃめちゃ広かったです。

——勉強だけじゃなくそんなに色々なことを同時にやられていてパンクしたりしなかったんですか?

もともとマルチタスクが得意なので、全然苦じゃなかったですね。自分で言うなって感じですけど、要領良いんですよ(笑)

そこから色々と挑戦・経験した結果、自分で会社を経営するのはまだ早いなと感じて、しっかり社会人としての経験を積もうと就活して楽天へ入社しました。楽天に決めた理由はこちらのストーリーに書いてあるので割愛しますので、時間があればぜひ読んでください!

——そこから、コマースファクトリー設立に至った流れを「簡単に」教えてください(笑)

簡単に(笑)楽天ではもちろん、実はもう一社を挟んで今のコマースファクトリーに辿り着きます。しんどいことの方が多かったですが、本当に色々経験させてもらって、今振り返っても感謝の気持ちでいっぱいです。

ただその一方で、いろんなことを経験させてもらったり、いろんな会社を見てきたりする中で、世の中には事業の作り方、会社の在り方が、本当にたくさんあることを学びました。もちろん、その中に正解はないと思いますが、一般的にはこう言われているし、王道はこのやり方だけど、そこに捉われるのではなく「こういう考え方もあるよね」っていう自分の頭の中に描いている仮説がどんどんどんどん溢れ出てきて、やっぱり自分の組織を持ちたい、と思い、ちょうど良いタイミングで独立に至りました。

僕の中では、やはりECオタクが一番分かりやすく想いが詰まっているのですが、経営的には数字化できないけども確実にプラスになっている、そんな非合理な合理にもいっぱい挑戦していきたいと考えています。

あとは、個人的に未来が想像できるのが面白くなくて。楽天を離れるという決断をしたのも、その後のキャリアがある程度イメージできてしまったんです。イメージできる未来を歩むよりも、進んでいく先が見えないけど常にワクワクする状態でいたいんです。

特に、個人より、組織で事業をやっていくことで予測不能なことが起きていきますよね。自分が思ってもなかった方向に会社が大きくなっていく未知さ、自分の範疇を超えた形になっていく楽しさを求めてコマースファクトリーが誕生しました。

岡本さんにとってのコマースファクトリー

——岡本さんが考える「コマースファクトリーらしさ」って何ですか?

思いやりのある会社ですね。まさに「Super Nice」です!僕が一番好きなのは、新しいメンバーが入社した時、周りが馴染ませようとする雰囲気を作ってくれる「Super Nice」です。「誰かのために何かできる人」「気付ける人」そんな人たちが集まってコマースファクトリーが出来上がっていると思っています。

——では、そんなコマースファクトリーの中で「社長」はどんな存在で在り続けたいですか?

社長っぽくない社長でいたいです。会社が今後大きくなっても「社長」って呼ばれたくなくて(笑)役職って役割だから偉いとかではなく、その役職に応じた役割を担う人だっていう考えが基本的にあるんですよね。だから「社長=偉い」とは全く思ってないです。

ただ、当たり前ですが、社長としての役割はまっとうします。僕は、社長の一番大きな仕事は「未来を見て、未来に向けた一手を打つこと」だと思っているので、未来のコマースファクトリーに向けて「こうなりたいよね」っていう長期のイメージを持ちつつ、それに伴う意思決定や投資を続けています。

社内のコミュニケーションも含めて、これからコマースファクトリーが成長して規模が大きくなっても、社長っぽくない社長でいたいです。

大切にしていること

——岡本さんが私たちと働いている中で大切にしていることや意識していることを教えてください。

意識していることは3つあります。

1つ目は、「良い失敗」をしてほしいという事です。
人は失敗から学びを得るので、自分で仮説を立てて、チャレンジをする経験をたくさんしてほしいと思っています。だからできるだけ本人に考えてほしいですし、失敗を恐れずチャレンジしやすい環境を作りたいと思っています。

2つ目は、個々人のキャリアに向き合うことです。
一人ひとりの今後の展望をしっかりヒアリングし、それを叶えられるようなキャリアパスを一緒に考えたいです。今まさに新規事業を動かし始めていますが、事業拡大などとは別の目的もあって、それは、みんなのキャリアの選択肢を増やすことなんです。せっかく入社してくれたメンバーの中で、万が一配属された業務内容が合わなかった場合に異動が叶う環境を備えるためです。入社時の期待に添えず、キャリアが行き詰まってしまうような環境は良くないので、メンバー 一人ひとりの想いに寄り添い、新しいキャリアを見つけられる機会がある会社にしていきたいと考えています。

最後はやっぱり、気持ちよく働ける環境を提供することですね。
「5つの良い働く環境」というのを定義して社内に周知し、人事部を中心に施策を行っています。また、個人サーベイ・組織サーベイを導入して、みんなが今思ってること・悩んでること・意見をできる限り反映・改善していきたいと思っています。この辺りは、「CFらしさ」で投稿していくので、チェックしてみてください!

結論、一緒に働いてくれる一員になった時点で、個々人がチャレンジできる環境、成長できる仕組み、居心地の良い環境を提供することが、会社の責務だと思っているので、そこにひたすらに向き合っていきたいと思っています。

なぜなら、究極的に会社は、ビジネスモデルや事業内容で差別化するのは難しいと考えているからです。事業の形はどんどん変わっていきます。お金でまくられることもあるかもしれません。でも、事業を作っていく組織や文化は変わりません。しっかりと強い組織・文化が作れていれば極論、事業内容が変わっても会社は成長できると思っています。なので、会社の差別化は組織でしかできないし、組織や文化はお金では解決できない、時間軸が伴う真似できないものだと思っているので、組織作りには人一倍こだわりがあります。

——どんな人と一緒に働きたいですか?

Super Niceな人!面接などいろんな場面で伝えている、CFの雰囲気に合っている人で、それを聞いた上でCFで働きたいと思ってくれる人。もちろん事業内容・業務内容に共感してもらうのも大事ですが、やっぱりコマースファクトリーの組織・人に共感してくれる人と一緒に働きたいと思ってます。

——最後に一言お願いします!

温かい組織、相対する人に真剣に向き合える会社だと思っているので、ECで困ったら相談していただきたいですし、会いたいなと思ったらECオタクへ来てほしいですし、もう何でも相談しに来て欲しいです!(笑)カジュアル面談も実施していますので、コマースファクトリーに少しでも興味持った人は、気軽に文化・雰囲気を味わいに来てください!


💡CFからのお知らせ💡

一緒に働いてくれる人 大募集!!

コマースファクトリーでは現在、一緒に働く仲間を探しています✨採用については、こちらのストーリーで詳しく書いているので要チェック✅


ECにもっと沼りたくない??

  • 「ECについて勉強したいな…」
  • 「ECもっと語りたい!!」
  • 「EC業界の仲間が欲しい!!」

そんな時は!ECオタクをチェック✅

ECオタクって何?と思った方はこちらのストーリーも見てください👀👀

株式会社コマースファクトリー's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like 湯本 夏美's Story
Let 湯本 夏美's company know you're interested in their content