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東京で大企業やコンサルに勤めていた私が、九州のベンチャー企業にジョインするという意思決定をした話

はじめまして、AMIでマネージャーとして働いている神尾です。(左下の人です)
この記事では、私がAMIにジョインするという意思決定をした話を、赤裸々に書きたいと思います!その前に、私個人のことを紹介したいと思います。

神尾翼という人の情報

出身:北海道
性別:男性
年齢:37歳(1982年生まれ)
家族:妻あり、2020年2月時点で、2歳ともうすぐ4歳の子供あり

AMIにジョインする前は何をしていたか

高校生まで多くの時間を北海道の田舎で過ごしていましたが、大学生になるときに東京に引っ越しました。それ以来、鹿児島に来るまで約20年東京暮らしでした。

大学院卒業後、富士ゼロックス株式会社(名前が変わってしまいますが)で、主に生産技術系の仕事をしていました。他には生産企画という、いわゆるスタッフ系の仕事を数年だけ経験していまして、本部の方針策定や、方針を検討する大きな会議体の運営などをしていました。富士ゼロックスでは色々なことを学びましたが、経験を積み重ねるにつれて、新しい事業を創り出してみたい、そういう仕事がしてみたいと考えるようになり、転職することにしました。

とはいえ、生産技術しかわからない自分が、いきなり新規事業などを検討する仕事が出来るはずもないのは明白でしたので、ビジネスサイドの経験を積む・修行するという意味で、コンサルティングファームに転職しました。転職したのは、製造業向けのコンサルティングファームです。ここでは、設計プロセス改革というエンジニアリングチェーンに関するプロジェクトや、生産現場の改善や標準原価の見直しなど、サプライチェーンに関するプロジェクトを経験しました。

この2社を経験することで、エンジニアリングチェーン、サプライチェーンを俯瞰的に知ることができたことは、私としては非常に良かったと思います。

AMIにジョインしようと考えた理由

コンサルティングファームでの仕事は面白かったのですが、やはり自分が最後に実行する役割を担えない、という点が徐々に気になりだしてしまい・・・転職活動を始めました。モノづくりがバックグランドの自分としては、新しいモノを創り出すことが出来る会社で、かつ新しいコトづくりが経験できそうな会社を捜していました。

そんな中、for startupsという会社のエージェントさんが、ベンチャー企業でいくつか面白そうな会社がありますよーという感じで何社も紹介してもらい、その中の1社にAMIがありました。

他にも数社、並行して受けていたのですが、AMIの小川と最初に面接した時の第一印象が良く、AMIという企業にもう一目惚れという感じですぐにAMIに行きたいと思いました(笑)
※別に小川に惚れたわけではありません|ω・)

ちなみに、小川との面接は初回はWebで、次は羽田空港のスターバックスでしましたw

作っているプロダクトや事業としての魅力もさることながら、出来れば会社として大人ではない、赤ちゃんくらいの会社が良かったという私の考え方もあり、AMIがそれに一番フィットしていました。唯一の問題は・・・地方に拠点があること・・・

嫁ブロックとの壮絶な戦い

他にも内定をもらっていた状況で(その企業は東京にあります)、妻に「AMIに行く」と言った私に最初に返ってきた言葉は「意味が分からない」でした(笑)

子供も連れて、縁もゆかりもない九州の鹿児島という地域に、なぜ行かねばならないのか?ということを当然言われたわけです。生活環境も変わってしまいますし、新しい土地でうまくやっていけるか?という不安もありますよね。妻視点に立つと本当に意味がわかりませんよね。

他にも色々な選択肢があるなかで、なぜAMIが一番良いのか?ほかの企業ではダメなのか?ということも、言われ続けました。判断軸をいくつか出して、自分なりに考えた結果AMIが一番良いという結論にはかわりませんでしたが、判断軸の重みが人それぞれなので、妻に説明するのは苦労しました。軸の中で、私が一番重要だと考えていたのは「経験」です。

これから出来る経験として、AMIが一番良い経験になるだろうという確信がありました。私にとって未知のデバイスである聴診器を形にすること、事業を拡大すること、会社が会社としてあるために色々なものを整備すること、すべてが面白そうな経験だと思いました。

妻には、3年後ではなく5年後、10年後の話をしました。もちろん、すべての言葉に「うまくいけば」という枕詞がついてはいましたが、その言葉を現実にするための覚悟が私にはありました。妻も100%納得はしていませんでした、最後に「自分のことを信じてついてきてくれ、頼む!」という超ゴリ押しにより、なんとか鹿児島に来ることを了承してもらえました。こんな意思決定にハンコを押してくれた妻に、本当に超感謝しています。

結果として良かったか悪かったか

AMIにジョインして、本当に良かったと思います。

住めば都という言葉の通り、家族も鹿児島での生活に慣れました。鹿児島の良いところは、子育てがしやすいことです。鹿児島に来てからの子供たちの成長が著しいのは予想外でしたが、妻は本当に喜んでいます。もちろん、東京と比較してしまうと、モノが無いとか、最新のお店が無いとか色々不満が出てきますが、ガス抜き方法はいくつもあるので折り合いをつけながら生活しています。

もちろん、仕事面でも非常に充実した日々を過ごしています。自分がやらなければ何も始まらない、ベンチャー企業という器の中で、色んなことに取り組んでます。「どんな業務を担当してますか?」という質問をよくされますが、開発から資金調達からその他会社に必要なこと全部をやってます。というのが、私の答えです。

AMIが実現しようとしているコトは、本当に素晴らしいものだと考えています。でも、実現のための道のりは物凄く険しく、途方もない現実が待ち受けているとも、日々感じています。事業を創っていくというプレッシャーは思いのほか大きいですが、自分事として取り組んでるからこそ、良い意味で刺激的です。

以上が、私がAMIに来るという意思決定をしてしまった話です。AMIはこれから、新たなメンバーを募集しようと考えていますので、興味のある方は是非、コンタクトしてもらえればと思います。

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