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社歴17年!営業も設計もデザインも自在な「ひとりPXC」と呼ばれた男。アカウントディレクター宮坂へインタビュー!

――プロフィール紹介

宮坂雄一(みやさか ゆういち)

千葉県出身。趣味はサッカー、トレイルランニング、一人焚火など。大学入学前には、サッカー選手として国内外でプレー。サッカー選手生活を怪我により断念し、大学へ進学。二松学舎大学、文学部卒。

――PXCに入社されたきっかけは何でしたか?

幼い頃から工作、プラモデル、絵画や料理なども含めとにかくモノを作ることが好きで、大学卒業後にもう一度海外でサッカーをしたいとも思っていたのですが、自分の実力もある程度わかっていたので「しっかり地に足を付けて働こう」と思い赴いた職業安定所で、運命的に(!?)PXCの求人が目に留まりまして。連絡をしたら「早速面接に来てください」と言われたのですが、当時は今のように総務・人事の方が何度も面接をして、テストをしてから就職が決まるようなシステムではなかったので、最初から社長面接でしたね。面接で社長との雑談が始まり気付けば2時間ぐらい話していて、社長が「色々面白い経験しているから採用だ!」ということで、面接当日に採用をいただき、入社に至りました。2002年新卒入社から、もうすぐ丸17年経ちます。

――担当されている業務内容について教えて下さい。

全員男性の20代~40代までのバランス良い年齢層で構成された8人の営業チームで、基本的にはプレイングとして動いています。プレイングとしての仕事を主に、新規顧客開拓はもちろん取引先へも足を運びますし、チーム全体を見ながらプレイヤーとしても率先して動いています。チーム内で印刷会社様を得意先にしているメンバーと、メーカー様や代理店様を担当しているメンバーが混ざっていて、要は担当取引先が多岐に渡るチームですので、印刷会社担当者様との調整作業やメーカー様に対しての新規顧客開拓、また代理店様に関しては企画・提案からお客様と一緒になって仕事を進めたりと、チーム全体の管理をしつつプレイングも同時に担当しています。

――宮坂さんは入社からこれまで、ずっと営業をされていましたか?

ずっと営業ですね。主に印刷会社様への営業をしながら、モノ作りも担当していました。

――営業とモノ作りの両方ですか?

基本的には店頭POPを印刷会社様から受注して、それを形にしたものを自ら提案し、商品化して納品するまでの一連の工程が全部自分の仕事でした。印刷会社様や代理店様がメイン顧客で、入社から2019年の4月まではほぼその仕事を担当してきましたね。大学時代にアルバイトの経験からCADをいじる事ができたので、社内で「設計から納品までを全て一人でできる人間」として重宝されたというのが背景にあります。

――チームリーダーのポジションになられたのはいつ頃でしたか?

入社して3~4年目ぐらいにはリーダーを任されていましたね。上長からしたら私は生意気なキャラだったように思います(笑)。何でもずけずけ言って上司にキレたり、楯突いたりしていましたから(笑)。今は自分が人をまとめる立場になったので、だいぶ変わったのではないですかね。どうしたら課員の労働環境が整うか、どのようにしたら皆がモチベーションを上げて一緒に働いてくれるか、また自分がどのように行動すればお客様とうまく仕事が回して仕事をいただけるかといった面を、歳を重ねるにつれて考えられるようになってきて多少なりとも丸くなったかなとは思います(笑)。

――チームリーダーとしての役割について教えてください。

まずは課員の仕事内容を把握します。中でも印刷会社様から来る案件は40代のベテランメンバーが担当しているのである程度の仕事内容だけ把握して、自分たちのやりやすいように一任しています。20代~30代のメンバーの仕事はメーカー様と代理店様の案件がメインなので、企画・提案からどうしていくのかを一緒になって考えるスタンスで仕事しています。相談を受けて一緒に取引先へ行き、商品企画の組み立て・考案をさせ、それに対して必要なメンバーを社内でプロジェクトチームとして組む作業を担当しております。


――リーダーとして工夫されていることはありますか?

そうですね、自分より年上のメンバーもいるので、その方たちのモチベーションをどう上げるのかについては時には気も使いながら日々深く気を配っています。自分が長い間スポーツをしてきたので、体育会系の経験も活かしながら年上の人への接し方は工夫しています。逆に20代~30代の若手社員に対しては、やりたい事をどうやったらさせてあげられるかに考えを巡らせていますね。最初から答えを与えずある程度投げかけをして、自分たちで考えて答えが出せるように、私はあくまでもガイドでいる事を心掛けています。

――やりがいを感じるのはどのような時ですか?

「モノ作りが好き」だという点が根底ありますが、作ったモノが店頭に並んで消費者がどのように見ているのかは気になるポイントなので、「この商品売れたよ!」、「このキャンペーン当たったよ!」、「売り上げがこれだけ上がったよ!」とお客様から言われると、非常にやりがいを感じますね。他には、決算資料などを見てお客様の売り上げに少しでも貢献できたかなと思う瞬間は素直に嬉しいですね。

――特に印象深い仕事はどのような仕事でしたか?

全国に数百店舗展開する某アパレル企業様の店内のVMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)で店舗設計の一部にも携わらせていただき、その中でどのようなPOPを置けば消費者の方々の導線を確保でき売り上げに繋がるかといった領域まで担当した仕事でしょうか。それを2018年まで会社の一大事業として大きく拡大して参りましたので、自分のやってきた仕事の中でも一番やりがいもあり大きな仕事だったと思います。アパレル企業様で有名人などが載っているポスターが飾られているフレームありますよね。そのフレームや配置などについてCAD(製図)で覚えた知識を駆使して作るわけですが、店頭什器を作るための設計も自分で行っていましたので。お店のスタッフさんがどのようにしたらポスターを入れやすくなるかなどの設計まで担当していました。

――当時の営業さんは革新的だったのですね。宮坂さん、まさに先駆者ですね。

恐縮です。ただ実際当時私は「ひとりPXC」と言われていました(笑)。営業も設計もデザインも全部自分でできるのは、私しかいなかったので。それができるので今トータルでマネジメントする立場に就かせていただいているのだと思います。商品の設計からデザインまですべて理解しているので、そこが営業するうえでの強みでもありますし、お客様との打ち合わせでも説得力が違うと思います。

――どのような時に大変さを感じますか?

実は私があまりネガティブなことを考えないので「これが大変だった。。。!」という事柄が頭に浮かびません。元々ポジティブで、寝ると忘れてしまうので(笑)。もちろんその時々で大変な事はありましたが、今思うとそれが自分にとって必要な経験だったと思えて辛い思い出としては思い浮かばないですね。ただ、携わる仕事の領域が多岐に渡っていてやる事が多いので、もちろん苦労もありますよ。去年の5月に社名が変わり、従来のフィジカルに加えデジタルを併せた「フィジタルマーケティングカンパニー」になるということで、私のいるチームがそれを具現化するチームとして立ち上がったので、今「フィジタル」への挑戦真っ只中です。元々私がデジタルネイティブではないので、デジタルの知識習得に注力しつつそれをどう店頭の商材に結び付けていくかですとか、デジタル単体で切り取っても仕事ができるのかどうか、またデジタル領域で活躍している企業と同じ土俵でどうしたら戦えるのかを模索していて、そこが今一番難しさを感じている事でしょうか。


――デジタル領域で勝負するために何か努力されていることはありますか?

会社が一年ほど前からフィジカルからデジタルへ移行していくと言っていましたし、自分自身も世の中の進む方向性を予想していましたので、自分から率先して半年間マーケティングセミナーに通ったり、今現在もデジタル領域に強い方に来社いただいてチーム向けに勉強会を開いてもらったりしながら、自分が苦手な分野、知識不足を補う努力をしております。

――SP業界の魅力は何だと思われますか?

常に新しい事を学んでいかなければいけないところが魅力だと思います。デジタルの分野ではすべてが日進月歩でまさに秒単位で進化し変化し続けているので、それに対応していくためには常に学ばなければいけませんし、フィジカルの店頭の部分でも世の中がSDGsの取り組みでエコロジーに回帰しているので、今まで自分たちが作ってきたものを見直してどう進化させていくか、いかに世の中の環境にマッチさせていくかを工夫しながら、フィジカルとデジタル両面で日々進化している業界で自分自身も共に成長することができるところでしょうか。

――どんなメンバーと一緒に仕事したいですか?

企業と消費者のミスコミュニケーション、ミスマッチを弊社がどう埋めていけるかというのが「フィジタルマーケティングカンパニー」としての存在意義ですので、そこを理解して自主的に行動できる方を求めています。5Gに移行していく時代に、若い20代~30代のデジタルネイティブの方の活躍の場が今なら作れると思っています。デジタル分野で成果を上げたい意欲のある方を歓迎します。他に、コスメや生活雑貨などの女性消費者向けの案件も増えている中で、今はチームに男性視点しかいないので多少「ミスマッチ」が起こっていまして(笑)。そこで女性の視点、意見が欲しいというのは正直なところですね。女性に限定はしませんが、女性にも活躍の場がたくさんあります!

――会社の今後の展望について宮坂さんの考えを教えてください。

今、時代の変化によって生じている企業と消費者のミスマッチに対して、弊社独自の「フィジタルマーケティングソリューションズ」を駆使して解消し、より効率的な消費者社会の実現を目指していく事が一番の課題でもあり会社としての展望でもあると考えています。それがPXCの存在意義だと確信しています。今まで「リアル」と言っていたフィジカル領域の押しが強い会社でしたが、今まで踏み込んでいなかったデジタルの領域に入ってきたので、新しいものを取り入れることによって会社としてもやる事が大幅に変化しています。その変化を楽しみながら、フィジカルとデジタルの融合をいかにお客様に提供できるかをさらに模索していきます。

――求職者の方々へメッセージをお願いします。

弊社はわりとフラットな組織で意見も通りやすい環境ですので意見もしやすいですし、意向を示すことを咎めたりチャレンジを抑止するようなことはありませんので、チャレンジ志向さえあればどんどんスキルアップ、キャリアアップできる環境です。フィジカルなりデジタル、どちらかの経験がある方でしたら即戦力としてすぐに活躍していただけます。少しでもPXCに興味を持っていただけた方はぜひ、私たちと一緒にお仕事しませんか?


宮坂さん、ありがとうございました!

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