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営業だけでなくブリッジ役にも徹する!海外経験など通して一皮も二皮も剥け成長中の、アカウントエグゼクティブ田中へインタビュー!

――自己紹介をお願いします。

田中孝裕(たなか たかひろ)
2012年入社、現在8年目。新潟県出身。
大学は、法学部、法律学科で労働法を専攻。大学卒業後、PXCに新卒入社。現在8年目。

――入社のきっかけは何でしたか。

大学時代、学生が主導で行う就職説明会があり、そこに様々な業界の方がいらして、若干ミーハーな一面もありますが広告業界の方々が一番カッコよかったわけです。話も面白かったですし、みなさんスーツの中、広告業界の人たちだけ私服でオシャレで。広告業界に憧れのような感覚で興味を持ち始めました。それから大学のOBや業界の人たちと会い話を聞いていく中で、「この業界で働きたい」という気持ちが大きくなり、広告業界を志望するようになりました。

最初は正直大手志向もあり有名な会社も数社受けたのですがなかなか難関で、大学のキャリアセンターで当社の求人票を見つけまして、興味を持ち面接を受けたところご縁があり入社に至ったという流れです。

――現在担当されている業務内容について教えて下さい。

業務内容は営業職です。現在担当しているメインクライアントは、コンタクトレンズメーカーや医療機器を扱う企業、文房具メーカー等で、そのお客様に対してセールスプロモーションという分野でお仕事をいただく流れです。
POP広告が当社の強みですが、クローズドキャンペーンやWEB広告、イベントなど幅広くプロモーション全体をカバーしており、様々なニーズに応えることが可能です。

――入社当初はどんな業務を担当されていましたか。

入社当初は、用意されたひな形にデータ入力をすればそのまま印刷物となるWeb to Print事業部に配属となりまして、2年続けた後、入社4年目にメーカーチームに配属となりメーカーのクライアントを担当、その後、前述した会社様の担当をさせていただいています。

―― 田中さんの「とある一日の仕事の流れ」を教えて下さい。

~ メールチェック 09:00~09:30
~ デザインの指示書作成 09:30~10:30
~ 見積書作成 10:30~11:00
~ 印刷会社様打ち合わせ 11:00~12:00
~ ランチブレイク 12:00~13:00
~ クライアント先訪問 14:00~15:00
~ デザイナーと打ち合わせ 16:00~17:00
~ 見積書作成 18:00~19:00
~ 企画書作成 19:00~20:00

――どんな工程で商品を製作されていますか。

一つはクライアントから商品企画の依頼があり、オリエンテーションを通して仕事内容や依頼条件の説明を受けてから施策を提出して、他社さん数社とのコンペで勝つことができれば受注に至る形です。

今後発売される商品に対して、ターゲット層、展開チャネル、展開時期、予算等について、売り場に来た方々に買っていただくために、「何か施策を提案して下さい」というのがオリエンテーションです。それに対して提案した中で良かったものをお客様が選ばれます。社内にプランナーがおりますので、オリエンテーションでもらった課題に対して、どのような方法でどういった媒体に広告出せば良いのか等、コミュニケーションのプランを一緒に練ったりします。WEB会社の方々とWEB広告出稿に対してのプラン作りを行ったりもします。予算や期間、ビジュアルについて具体的な話をしますね。

もう一つは、過去に担当した顧客案件に対して、次の企画のプランを立てて自主的に提案する形ですね。


――社内業務と外出の割合はどのぐらいですか。

社内6、外出4ぐらいですね。お客様との打ち合わせ自体は1時間ほどで終わりますが、その内容を深堀りしていくと結構なボリュームになるので、それについて、直接お客様と会っていないデザイナーやプランナーがイメージしやすいように更に細かい資料にしていくと、やはり社内業務の方が長くはなります。

――ブリッジの役割ですね。

お客様とデザイナー・プランナーを繋ぐための懸け橋となるように、一生懸命資料を作っています。元々そういった細かい作業は嫌いではないので、気付くと没頭しています(笑)。

あれもこれも伝えたいというのがたくさん出てきてしまうと情報過多になりがちなので、時間は掛かりますが情報を選択、精査しながらじっくり作るようにしています。あとは提案書に載せるデータや裏付け資料を探したり、お子様が対象の商品などの場合は、社内で子供がいる社員へのヒアリング等も積極的に行っています。

――デザイナーやプランナーさんとはMTGをよくされますか。

はい。例えば一言で「青」と言っても色々な青がありますよね。資料を作るのはまさにそのためでもあって、言葉よりイメージが湧きやすい絵などを使った資料を用いてMTGしています。 そこから一度試作を作って、クライアントに提出しては戻され修正して、、、の繰り返しですね(笑)。最終的にお客様の望まれているものを納品するまで、何度もブラッシュアップかけていきます。

――田中さんが担当しているのはコンペ案件が多いと伺っていますがプレッシャーは感じますか。

ありがたいことに、コンペでは結構勝てることが多いですね。競合他社が大手企業で人数も多いですし良いものを短い時間で挙げてきますが、弊社は小さい会社なので、とにかく自分で動いて情報収集するしかなく、その分時間は掛かりますが競合に負けないように頑張っています!

――競合他社が大手なのにも関わらず、コンペで勝てる要因は何だと思われますか。

大前提として提案する企画やコストにも自信を持っていますが、メインクライアントに年上の男性が多いのでとてもかわいがっていただいていているのも事実です。コンペですのでもちろん時の運もありますが、お客様との関係作りにおいても努力しています!手前味噌で恐縮です(笑)。

――今までで一番大変だった業務は何ですか。

弊社のグループ会社で、ベトナムにあるトスマックベトナムと言う会社がありまして、ノベルティ等を作る仕事が入った時に一緒に仕事するのですが、現地のスタッフとのコミュニケーションがなかなか大変で(汗)。一つ見積りを取るにしても、サンプルを作るにしても、日本とベトナムのビジネス習慣が異なるので、難しい面が多々あります。

中でも、外国の方に伝えたい細かい意味やニュアンスを伝える難しさ、言葉の壁の厚さを痛感しました。

――具体的なエピソードを聞かせてください。

日本では製作前段階で一度見積りを提出して、社内で承認が下りてから製作に入りますが、ベトナムではその段階では基本的に見積りを出してくれません。仕様が変わる度にも見積が必要なので、その都度要求すると、それがストレスになってしまうようで。ただ、こちらとしては見積もりがないと仕事ができないので困ります。口論とまではいきませんが、文化や習慣の違いで揉めることも少なくありません。

他にも、「日本クオリティ」と言いますか、色味が少し違ってもNGなので指摘すると、向こうでは「何が違うのかわからない。同じですよ。」と言われてしまいます(笑)。翻訳機頼りに交渉するのでなかなか伝わらないのもありますが歯痒いですね。ですので、少しずつですがもっとスムーズにコミュニケーションが取れるように英語を勉強中です!


――やりがいを感じるのはどんな時ですか。

ハガキやネット応募などで「○名様に○○が当たる!」といったキャンペーンのお仕事をいくつか担当しているのですが、例えば最近のものですと、アイドルのサイン入りポスターが当たるキャンペーンを企画しまして。当選枠30名のところ約500名の応募が来まして倍率も高かったですね。

その当選者に商品を発送した後に、「ヤッター!当たりました!」、「ありがとうございます!大事に使います!」 といった内容の投稿をSNSで見かけると、この仕事を通して誰かを喜ばせることができたのだと思えて、仕事のやりがいを感じます。努力が報われる嬉しい瞬間ですね。

――キャンペーン案件は、どの部分を担当されていますか。

キャンペーン自体の企画・提案から、キャンペーンを告知するWEB広告制作、商品の製作から運営、発送までのすべてを統括的に担当しています。

――チームで動くこともありますか。

チームと言うとうちは部署で動くことはありませんが、営業・デザイナー・プランナーでチームとして動くことが多いですね。プロジェクトによって、女性向けの商品でしたら女性のデザイナーに頼もうとか、子供向けの商品でしたら子供を持ったプランナーにお願いしたりなど、そういった工夫はしています。

――一緒に働くチームの雰囲気はどうですか。どういったメンバー構成ですか。

営業担当である私と、女性プランナー、男性デザイナーで、30~40代のメンバーです。和気あいあい楽しくやっています。時には口論になることもありますが(笑)、お互い仕事に対して一生懸命だからこそ。マイナスな意味ではなく、皆真剣だから議論もし合いますね。ただ一つの仕事が終わると、一気に「よかったね。」と一緒に喜べるチームです。

――良いモノを作るということは簡単なことではないので、そのための愛情のあるディスカッションなわけですね。

その通りです(笑)。経験も実績もあるデザイナーやプランナーですので、プロの観点でプラスアルファの提案をしてくれます。それが時にはクライアントが求めるもの以上になり過ぎて方向性が違ってしまうことも。そういった時には私はあくまで営業目線・お客様目線で、両者の懸け橋となり、お客様ファーストで動きます。こういう性格ですので、あまり強く意見したりはしませんが、チーム内で多少ぎくしゃくすることがあっても常にお客様の立場に立ってうまく調整しています。

――これからどんな事に挑戦していきたいですか。

現在32歳でほぼ中堅ですが、今のチームになってやっと後輩が入ってきたので、後輩を育てるマネージメント能力を今後付けていきたいと思っています。
他には、セールスプロモーション業界ですのでPOPやノベルティ、イベント等が多いのですが、いつかOOHなどの媒体枠の仕事を手掛けてみたいと思っております。

まだ弊社では誰もやったことがないと思うので、そういった新しいことをやっていき、社内に「俺こんなことやったぜ!」というのを見せていきたいです。

――では、新しく入社される方々向けてメッセージをお願いします!

惰性的に仕事をするのではなく、何ごとにも一生懸命に取り組める方と一緒に仕事がしたいです。「考える」ということは非常にエネルギーを要する事ですが、常に考えながら仕事を進めていける方と仕事したいと思っています。多少時間が掛かっても、「良いモノを作りたい!」「お客様を喜ばせたい!」といった想いを持って努力できる方、ぜひお待ちしています!

田中さん、貴重なお話ありがとうございます!!

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