【Community Event Story】なぜ私たちは大規模イベントに挑戦したのか。── Hmlet Japan 初「Special Sakura Soirée 2026」の裏側
目次
はじめに
プロローグ:4月24日、丸の内の夜
なぜ、初めての「大規模イベント」をつくったのか
「共創する未来」を、一枚のTシャツから
ブランドへの徹底的なこだわりと、部署を超えたコラボレーション
ゼロから仕組みをつくるということ
そして本番──予想外のハプニングと、忘れられない瞬間
対面だからこそ実感できた、Hmlet Japan のバリュー(行動指針)
2035年に35,000室。型のないところに、仕組みをつくる
最後に
はじめに
皆さん、こんにちは!
今回のインタビューを担当した、Hmlet Japan HRチームの Jumpei です。
2026年4月24日に開催された、Hmlet Japan 初の大規模入居者イベント 「Hmlet Special Sakura Soirée 2026(通称:SSS)」 の舞台裏をご紹介します。
国内1,613室、そして創業6周年という節目に開催されたこのイベント。企画から運営までを担ったのは、通常業務と並行しながらプロジェクトを推進した3名の有志メンバーでした。
今回は、イベント立ち上げの背景や準備期間中の苦労、そして入居者の皆さまに届けたかった想いについて話を聞きました。
Member:
- Nanami(所属:Customer Success)※写真左
イベント全体の企画・運営を担当。 - Chizuru(所属:CEO Office)※写真中
全体の企画運営に加え、当日は司会としてイベントを進行。 - Hsinju(所属:Customer Success)※写真右
動画制作や各種デザインを担当し、イベント体験の演出を支援。
プロローグ:4月24日、丸の内の夜
東京・丸の内の会場に集まったのは、Hmlet Japanで暮らす入居者様とスタッフ。出身国も、職業も、年齢もさまざまな人たちが、同じ空間で会話を楽しみ、新たな出会いを生み出していました。
普段は異なる物件で暮らしている人同士がつながり、交流が広がっていく。それは、Hmlet Japan が大切にしてきた「コミュニティ」の価値を体現する光景でした。
2026年4月24日、Hmlet Japan 初となる大規模入居者イベント「Hmlet Special Sakura Soirée 2026」が開催されました。
(多様なバックグラウンドを持つメンバーが集い、コミュニティの魅力を体感したひととき )
なぜ、初めての「大規模イベント」をつくったのか
── なぜこの規模のイベントを企画したのですか?
Nanami:
「これまでHmlet Japanでは、入居者様向けのイベントを毎月2〜3回ほど開催していました。1回あたりの参加人数は10〜15名程度で、募集を開始するとすぐに定員に達してしまうことも多く、多くの方に楽しみにしていただいている実感がありました。
イベントの企画・運営に携わる中で、『もっと多くの方に参加していただける機会をつくりたい』『さらに大きな挑戦をしてみたい』と思うようになったことが、今回の企画の出発点でした。」
加えてHmlet Japanは、創業6周年という大きな節目を迎えていました。運営室数は1,613室、国内93棟へと拡大し、入居者様の約9割が外国籍。50を超える国・地域の方々が暮らす、多様性に富んだコミュニティへと成長していました。
Nanami:
「これだけ多くの国や地域の方々にHmlet Japan を選んでいただいている中で、普段のイベントでは出会う機会のない入居者様同士がつながれる場をつくりたいと思っていました。
また、6周年という節目でもあったので、これまでHmlet Japan を支えてくださった入居者の皆さまへ感謝をお伝えしたいという気持ちも強くありました。国籍や職業、バックグラウンドが異なる人たちが集まり、新しい出会いや会話が生まれる。そんなHmlet Japan らしいコミュニティの魅力を、より多くの方に体験していただける場にしたいと思ったんです。」
こうして、Hmlet Japan 初となる大規模入居者イベント「Hmlet Special Sakura Soirée 2026」の企画がスタートしました。
【イベント概要】Hmlet Special Sakura Soirée 2026
- 日時: 2026年4月24日(金)19:00〜21:30
- 会場: 新東京ビル4階(東京・丸の内)
- 形式: レセプション形式
- 参加: 入居者様 & スタッフ 合計50名以上
※「ソワレ(Soirée)」とはフランス語で夜の宴。日本を象徴する「桜」の季節に、新生活を迎えた方々へ “日本での忘れられない思い出” にしてほしいという願いを込めました。
「共創する未来」を、一枚のTシャツから
── イベントのテーマである「共創する未来」は、どのように体現したのですか?
Chizuru:
「Create the Future with Customers(お客様と共創する未来)はHmlet Japan の5つのバリュー(行動指針) の一つです。ただ私たちが場を提供するのではなく、『お客様と一緒に未来を作る』という体験を届けたかったんです。それを象徴しているのが、参加者全員に配った特別記念Tシャツや Big Drawing Workshop です」
「ただ外注するのではなく、入居者のみなさまからデザインを募るコンペティションを開催。集まったデザインをもとに、社内でアンケートを行い、最も多くの票を集めたデザインがT-shirts のデザインに採用されました。また、これとは別途、Hsinju さんがSSS 限定のメインビジュアルをデザインしてくれて、このメインビジュアルを招待状や会場スライドなど、あらゆる場所にちりばめて統一感を出しました。」
Hsinju:
「『お客様自身がこのイベントに参画している』と実感できるものにしたかった。だからこそ、一つひとつのクリエイティブにとことんこだわりました。想定以上に本格的なものづくりになり、時間はかかりましたが、ブランドの美学として絶対に妥協はしたくなかったところです。」
当日は、優勝デザイナーの入居者様を称える授賞式も実施。さらに、入居者様全員で一枚の絵を仕上げる『Big Drawing Workshop』や、Hmlet Japan の物件がある街を題材にしたクイズなど、参加者が“見るだけ”で終わらない、心が動く仕掛けをいくつも用意しました。
(イベントTシャツデザインの受賞者と記念撮影)
(イベントにご参加いただいた入居者の皆さまへ、感謝を込めてSSSイベント限定Tシャツをプレゼント)
(入居者様とHmlet Japan メンバーで描き上げる『Big Drawing Workshop』 )
ブランドへの徹底的なこだわりと、部署を超えたコラボレーション
── 今回のイベントでは、会場全体からHmlet Japan らしい世界観が伝わってきました。ブランド面ではどのようなことを意識されたのでしょうか。
Hsinju:
「今回は単なる交流イベントではなく、『Hmlet Japan らしさ』を感じていただける体験にしたいという想いがありました。
そのため、映像やデザイン、会場内のクリエイティブなど、一つひとつのタッチポイントにこだわりました。参加者の皆さまにイベントを楽しんでいただくことはもちろんですが、『Hmlet Japan ってこういうブランドなんだ』と感じてもらえる機会にもしたかったんです。」
「特にブランドビデオについては、イベント当日の演出だけで終わらせるのではなく、将来的に採用やマーケティングなどさまざまな場面でも活用できることを意識して制作しました。短い時間でもHmlet Japan の魅力やコミュニティの価値が伝わるようにしたいと考えていましたね。」
── 空間づくりについてはいかがでしたか。
Chizuru:
「今回のイベントでは、空間そのものもブランド体験の一部だと考えていました。そこで大きな力を貸してくれたのが、社内のIDチーム(インテリアデザインチーム)です。普段は物件づくりを担当しているメンバーですが、『Hmlet Japan らしい空間とは何か』という視点をイベント会場にも取り入れてもらうアドバイスをいただきました。
また、Hmlet Japan のブランドガイドラインに沿って食事のメニュー表やサイン、装飾など細かな部分まで進めたことで、会場全体に統一感を持たせることができたと思います。これは、CS(カスタマーサクセス)のチームメイトがしっかりと実現してくれました。参加者の皆さまが会場に足を踏み入れた瞬間から、自然とHmlet Japan の世界観を感じていただけるような空間づくりを目指しました。」
Hsinju:
「私自身も、イベントの準備を進めながら『ここまで細部にこだわれるのがHmlet Japan らしいな』と感じる場面がたくさんありました。動画制作やデザインだけではなく、空間づくりまで含めて一つの体験として形にできたことは、とても印象に残っています。」
Chizuru:
「部署を超えて協力しながら一つのものをつくり上げる機会は意外と多くありません。だからこそ、今回のイベントは単なるコミュニティイベントではなく、Hmlet Japan のブランドやカルチャーを改めて形にするプロジェクトだったと感じています。」
ゼロから仕組みをつくるということ
── 準備期間で最も大変だったことは何でしたか?
Nanami:
「今回のイベントは、これまでのコミュニティイベントとは規模がまったく違いました。まずは必要なタスクをゼロから洗い出し、『本当にイベントとして成立するのか』を検証するところからのスタートでした。
他部署との調整や参加者募集、決済管理、外部ベンダーとの連携など、通常業務と並行しながら進めていたので、想像以上にチャレンジングでしたね。」
Chizuru:
「私は1月にCS部署からCEO Officeへ異動したばかりで、経営陣と現場をつなぎやすくなったのは幸運でしたが、ちょうどその頃、会社がAPAC事業を買収する最終局面にあったので、その関連業務との両立が一番大変でした。しかし、イベントが成功することについて、不思議と不安はありませんでした。CS(カスタマーサクセス)メンバーたちは、普段から自律的に仕事を進めてくれる強いチームであることを知っていたからです。大規模イベントの各プロジェクトを、主体的に前に進めてくれると確信していました。」
そして本番──予想外のハプニングと、忘れられない瞬間
── 迎えた当日はいかがでしたか?
Chizuru:
「事前準備をしていたものの、開始時間前に音響トラブルが発生したり、参加者の皆様の集まりが徐々にだったりと、当日司会をしながら内心はかなり焦っていました。つい開始時間ちょうどには参加者の皆様が集まっている前提でいたもので。今後のイベント運営につながる学びになりました。」
一方で、その不安を吹き飛ばすような瞬間もありました。
Nanami:
「準備を進めていた『Big Drawing Workshop にて完成した絵 』をお披露目した瞬間、会場から大きな歓声が上がったんです。想像以上の反応をいただけて、本当にうれしかったですね。あの瞬間はアドレナリンが出ました。それまでの苦労が一気に報われた気がしました。」
さらに当日は、CEOの佐々木も参加。Hmlet Japan が目指すミッションや、シンガポール・香港を含むアジア太平洋地域への進出を含む今後の展望について、入居者の皆さまへ直接メッセージを届ける場面もありました。
コミュニティのつながりだけでなく、Hmlet Japan が描く未来を共有する。それもまた、このイベントならではの特別な時間となりました。
(入居者の皆さまとHmlet Japan チームの想いが詰まった『Big Drawing Workshop』が完成 )
(佐々木代表から入居者の皆さまへ、感謝と未来へのスピーチ)
対面だからこそ実感できた、Hmlet Japan のバリュー(行動指針)
── プロジェクトを終えて、いま感じていることを教えてください。
Chizuru:
「お客様が笑顔で楽しんでくださっている様子に深く感動しました。それが一番嬉しかったです。また、普段はそれぞれの業務に集中することが多いですが、このイベントを通じて他部署のスタッフからの多くの協力がありました。繁忙期だったにもかかわらず、手伝ってくれてとても感謝しています。
Hmlet Japan のバリュー(行動指針)である『Collaborate and Deliver Impact』を、まさに自分たち自身が体現できたプロジェクトだったと思います。
誰かが困っていれば自然とサポートが入り、それぞれが自ら考えて動く。そんなチームだったからこそ、このイベントを成功させることができたのだと感じています。」
Nanami:
「普段、お客様とのコミュニケーションはメールやオンラインが中心です。だからこそ、直接お会いしてお話しできたことは本当に特別な経験でした。
『いつもありがとう』という言葉をいただいたり、イベントを楽しんでくださる様子を目の前で見られたりして、改めてHmlet Japan には素敵な入居者の皆さまが集まっていることを実感しました。私たちにとっても、とても大きな励みになったと思います。」
2035年に35,000室。型のないところに、仕組みをつくる
── 最後に、これからの展望やメッセージをお願いします。
Nanami:
「今回のSSS は、私たちにとってゴールではなく新たなスタートだと思っています。Hmlet Japan にはすでに多くの入居者さまが暮らしていますが、まだまだコミュニティの可能性は広がるはずです。立食形式の交流イベントやビジネスイベント、学びをテーマにした企画など、実現してみたいアイデアはたくさんあります。
これからも、人と人とのつながりが生まれる場をつくっていきたいですね。」
Chizuru:
「Hmlet Japan は中長期で大きな成長目標を掲げています。そのひとつが『2035年度には国内外で35,000室を運営 』という目標です。事業が成長していく中で、まだ仕組み化されていないことや、これから整備していくべきことが数多くあります。
三菱地所グループの一員としての安定した基盤がありながら、ベンチャー企業のようなスピード感で挑戦できる。このフェーズを経験できるのは、とても貴重だと思います。前例がないところに、仕組みを作っていく。今回の大規模イベントもそうです。そのプロセスを楽しめる方には、とても面白い環境だと思います。また、今後は、三菱地所グループとしてのシナジーを活かしたイベント作りにも挑戦したいです」
Hsinju:
「Hmlet Japan には、本当に多様なバックグラウンドを持つ人たちが集まっています。だからこそ、クリエイティブやコミュニケーションを通じて価値を届けたい人にとっては、とても刺激的な環境です。外国籍の方との交流が好きな方や、グローバルな環境で自分のアイデアやクリエイティブに挑戦したい方には、たくさんの成長機会があると思います。」
最後に
Hmlet Japan 初の大規模入居者イベント「Hmlet Special Sakura Soirée 2026」。
そこには、コミュニティへの想い、ブランドへのこだわり、そして部署や職種を超えてお客様と未来を共創するHmlet Japan らしさが詰まっていました。
印象的だったのは、参加したメンバー全員が通常業務を担いながらも、一切妥協することなくイベントをつくり上げていたことでした。ブランドとしての一貫性を追求する姿勢と、入居者の皆さまに最高の体験を届けたいという想い。その両方が、イベントの細部にまで息づいていました。
Hmlet Japan は単に住まいを提供するだけではなく、人と人とのつながりや、新しい暮らしの価値を創り続けています。
だからこそ今のHmlet Japan には、まだ正解のない課題や、これから形にしていくべき仕組みが数多くあります。言い換えれば、自ら考え、仲間と共創しながら、新しいカルチャーをつくっていけるフェーズでもあります。
このイベントで生まれたつながりと熱量は、コミュニティの可能性、そしてHmlet Japan の未来を改めて感じさせてくれるものでした。Hmlet Japan の挑戦に少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひカジュアルにお話ししましょう。(Interview by Jumpei)