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今回お話を伺う菊池斗己さんは、大学の講義でみんな電力(現UPDATER)に興味を持ち、インターンを経て社員になった経歴をお持ちです。みんなエアーから現在ではSXソリューション営業へと、大きく飛躍されています。
大学の講義をきっかけにジョイン
ー菊池さんとみんな電力(現UPDATER)の出会いを教えてください。
実はラジオなんです。僕はラジオが好きでよく聴いているのですが、毎週聞いている番組の中で「みんな電力」のCMが流れていたんですね。それが最初の出会いでした。
そして、千葉商科大学へ通っていたときに、外部講師としてみんな電力(現UPDATER)の真野(UPDATER SX共創本部長)が来てくださり、「実はこの千葉商科大学もRE100大学といって、自分たちでつくった電気で大学が運営されているんですよ」ということを聞いて、すごい面白いなと思ったんです。
千葉商科大学は大学の野球場を別の場所に移転した際、使われなくなった野球場に太陽光発電所をつくって、RE100大学になったそうです。僕は元々野球をやっていたので、「この会社、この大学、面白いな〜」と思って。
そのため真野のその時の講義は、他の講義と比べて特段面白く聞こえました。自分がラジオで聞いていた社名、自分の大学との縁、色んなことがその講義でつながった感じがあったんだと思います。
講義が終わってから真野のところに駆け寄り、「インターンをやりたい」ということを伝えて、大学2年の夏ごろからインターンとしてジョインしました。
新規事業「みんなエアー」の立ち上げメンバーに
ーそのまま社員になられたのでしょうか。
インターンはしていたものの、スポーツと旅行が好きだったのでその業界に就職したいという気持ちがありました。旅行代理店に無事内定をいただいたのでそちらに行くことを決めて、一度インターンを辞めています。
最後の挨拶としてオフィスに来た時に、あるスタッフから「今月から新規事業をはじめるから、そこでバイトしない?」と声をかけていただいたんですね。それが空気の見える化事業「みんなエアー」でした。
そこからはみんなエアーチームの一員として、事業のサポートや現場調査など、できることは何でも手伝っていました。新規事業立ち上げで、誰の手でもいいから借りたい状況もあったと思いますが、大学生のバイトながらそこに自分が何か役立てることがあるということが嬉しかったです。
当時は今より電力会社というイメージが強かったですし、会社の中でみんなエアーチームの4名だけが全く新しい事業をやっているような感じでした。だからチームの一体感もとてもありましたし、居心地がすごく良くてこのチームでもっと働きたいなという気持ちが強くなっていきました。
バタバタしながら4人で作り上げていくのが楽しくて、両親からも「みんなエアーの話をしているときの顔つきが全然違うね」と言われていて、この事業をもっと続けたいと思って、もう一度お願いして採用していただけることになりました。
ーみんなエアーの事業としての魅力はどんなものでしょうか。
電力事業もそうですが、今まで見えなかったものを見える化する、空気の可視化をするという新しい価値の創出に関われているなと感じていました。さらに、この空気の可視化にお客さまのニーズがあるなと分かり始めてから、サービスの必要性を感じるようになりました。
これからの時代、様々な選択肢を増やしていくことが求められると思いますが、その中で綺麗な空気ということも選択肢の一つになっていくんだな、と思いながらエアーの事業に関わってきました。
サステナビリティ全般を担当する営業へ
ー入社後、みんなエアー事業で活躍されてきましたが、2023年春にはSX*営業へと守備範囲が広がりましたね。(*サステナビリティ・トランスフォーメーション)
自分としては、これまでエアーだけだったところに、UPDATERの強みである電力の販売と調達も担当させていただけるようになって、お客さまに出せるカードが増えたというように捉えています。
今まではお客さまに対してサービスごとの営業でしたが、一人の営業がいろんな提案をできたら、お客さまの貴重な時間も無駄にもならないですよね。「SX営業」と難しく考えず、そんなふうに考えています。
今、「みんなSX for Biz」という法人のお客さまのESG課題をまるっと解決できるようなプラットフォームサービスを準備していますが、これからUPDATERとして沢山のSXサービスを提供していく中で、自分の強みや興味と掛け合わせられる分野は何かなと考えて、それが手札になっていけばいいなと思っています。
例えば僕だったら、スポーツをずっとやってきたことや、旅行や観光への興味がサステナビリティと掛け合わさって僕だけの強みになっていけるようにしたいです。まだまだ完成形ではないので、もっと努力したいですね。
ーSX営業をする中で大切にしていることは何でしょうか。
今までは脱炭素や環境問題への関心が高い方が脱炭素営業を担ってきましたが、僕は元々エアーの事業をやってきたというように、バックボーンが違います。お恥ずかしいことに、みんな電力に出会うまでは、環境問題とかエネルギーの問題に特段興味があったわけではありません。
今、企業は脱炭素やSXを求められていますが、やらなきゃいけないけど何やったらいいのかわからないとか、これをやったらどんなメリットがあるのか全くイメージがつかない、というお客さまもいらっしゃいますし、今後も増えていくと思います。
それは僕と似ている境遇でもあると思うので、そういったお客さまに寄り添えるSX営業でありたいと思っています。例えば「サーキュラーエコノミー」という単語ひとつとっても、一緒に読み解いていくアプローチをとるなど、僕だからできることがあると思っています。
UPDATERだから、みんな電力だから、全員が環境意識がすごく高い、というのではない。多様性がある中で、僕みたいな人がいてもいいんじゃないか。
昔は引け目に感じていた面もありましたが、たくさんのお客さまと対峙する中で、それは自分の個性だし強みでもあるので、SX営業としてお客さまの提案に活かしていければいいなと思えるようになりました。
強みとESGを掛け合わせで自分だけのSX営業ができる
ーどんな方がSX営業に向いていそうでしょうか。
これからは、業界問わず脱炭素やESGの方向へ進んでいくと思います。今、環境意識が高いかどうかは関係なく、ひとつ自分の興味がある分野や強みの分野を持っていて、それをSXやESGと掛け合わせて価値を提供したいと思っていただける方が良いのではないかと思います。
UPDATERに入ってしまえば、たくさんの環境に対する情報に触れることができるので、知識をつけながらご自身の個性を伸ばしていっていただけたらいいと思いますし、矢印が色んな方向に向いているからこそSXという方向へ向かっていけると思います。
ー菊池さんは掛け合わせで価値を生むことができるんですね。
みんなエアーの部署にいたときに、エアーはエアーだけ、電力は電力だけとなっていたのがもったいないなと思っていました。もちろん、お客さまの窓口が違うなど物理的な問題はあるものの、掛け合わせたらもっと可能性があるんじゃないかなと思っていたんですね。
目に見える親和性がなさそうに思えても、その掛け合わせに価値を感じてくれるお客さまがいらっしゃると思うので、部署やサービスを横断した形でお客さまに提案できるとUPDATERがもっとおもしろい会社になれると思います。
ー最後に野望を教えてください!
SXの塊のスポーツ施設をつくりたいという野望を持っています。UPDATERはいろんなサービスを持っているので、例えば自分たちが発電した電気で球場が運営されているとか、選手の出身の発電所の電力を使って地域を応援するとか、フードやグッズの見える化、空気の見える化とか。
スポーツ観戦で訪れたところが、実はUPDATERのサービスが詰まったところであれば、これまでサステナビリティにあまり興味がなかった人にも、知ってもらいやすいと思います。スポーツを通してUPDATERのことを広げていきたいです。
ー菊池さんはUPDATERの中で、自分の個性って何かな、自分の強みとして発揮できることは何かなと客観的に考えて、菊池さんにしかできない営業スタイルをつくられているのですね。バックグラウンドや価値観によって、菊池さんだから寄り添えるお客さまがたくさんいらっしゃるのではないかなと感じました。これからもより一層の活躍を期待しています!