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自分が支えてもらったように、誰かを支えたい。自らできることを探してチームのために動く|【連載】オンテックスのFor you ストーリー~あなたは誰のために働く?

連載企画「オンテックスの For you ストーリー~あなたは誰のために働く?~」では、オンテックス社員が「誰かのために頑張ったこと」についてお伝えしています。

「日本一、誰かのために頑張れる会社」を目指すオンテックス。入社3年目の藤澤未来さんは、当初「自分のため」に稼ぐことを目標としていましたが、先輩や仲間に支えられ、「誰かのために働く喜び」に目覚め成長を遂げました。その変化の背景や想いについて詳しく伺いました。

工事企画部 第3企画課 / 藤澤 未来

2022年に株式会社オンテックスへ新卒入社。新規訪問営業を経験し、2024年からは電話でのアプローチによる顧客開拓営業にチャレンジしている。現在は、チーム全体の業務サポートも担当。

 「自分のために稼ぎたい」から始まったオンテックスでの挑戦

ーーオンテックスへ入社したいと思った「決め手」は、何だったのですか?

就職活動では、とにかく稼げる力を身につけたいと考えていました。同級生よりも早く社会人として自立し、経済的にも安定したいという思いが強かったんです。アパレル販売のアルバイトをしていた経験を活かして、アパレル業界に進むことも考えましたが、最終的には実力次第で稼げる環境が整っていると感じたオンテックスを選びました。

ーー入社直後は、どのような目標を持って仕事に取り組んでいたのですか?

正直なところ、最初は「誰かのために」という意識はほとんどなく、「自分のために稼ぎたい」という気持ちが強かったです。新人として新規営業に取り組み、最初は先輩と同行する形で順調に成果を出せていました。ただ、完全に一人立ちしてからは成績が伸び悩み始め、想像以上に厳しい現実に直面しました。

辛い時に支えてくれた先輩や同僚たちのおかげで価値観が変わった

ーー一人で営業を始めてから、どのような課題に直面しましたか?

完全に一人で営業を始めた9月頃から訪問先で断られることが続き、「自分の何が悪いんだろう」と考え込むようになり、自信を失いかけていました。

特に、新卒の頃は目標を達成することが当然と思い込んでいたので、それが叶わなくなったことで、壁にぶつかった感覚が強かったです。時には「この仕事に向いていないのかもしれない」と悩む日もありました。

ーー苦しい時期があったのですね。そこからどう立ち直ったのでしょうか?

先輩たちが本当に親身になってサポートしてくれました。

例えば、営業が終わった後に「今日はどんな話をしたの?」と聞いてくれて、私が話した内容を一緒に振り返りながら、具体的な改善点をアドバイスしてくれました。録音したお客様との会話を聞きながら「こう言い換えるといいかもね」と細かいところまで教えてもらったり、夜遅くまで相談に乗ってもらったりもしました。「必ず良くなるよ」と励まし続けてくれたことが大きかったです。その言葉に支えられ、「頑張ってみよう」という気持ちを取り戻せました。

ーーその支えが藤澤さんの価値観にどのような変化をもたらしましたか?

先輩たちがここまで自分を応援してくれるのに、自分が諦めたら申し訳ない、という気持ちが芽生えました。それまでは「とにかく稼ぎたい」という自分本位の目標が中心でしたが、次第に「誰かのために頑張りたい」という気持ちに変わっていったんです。

特に印象的だったのは、支店全員で目標を掲げて成果を達成するプロジェクトの経験です。自分が出した成果が支店全体の目標達成に繋がると実感した時、「一人で働いているのではなく、チームの一員として動いている」と強く感じました。その後、チームで目標を達成し、みんなでその喜びを分かち合う瞬間が、何より嬉しく感じられるようになりました。

以前は、自分が結果を出して褒められることが最大の達成感でしたが、今では「チーム全体が喜ぶ姿」が、自分の一番のやりがいです。これからは、自分も先輩たちのように、誰かを支えられる存在でありたいと心から思っています。

チームのために動くことで見えてきた新たな役割

ーー現在、どのような業務を担当されているのでしょうか?

3年目の今は、電話を使った顧客営業がメインです。過去に取引のあったお客様にアプローチするスタイルで、新規開拓とは異なり、お客様との会話や信頼関係を築く部分に重点を置いています。また、事務的なサポートやメンバーのフォロー役も担っています。班長や班長補佐が業務を円滑に進められるように裏方を手伝ったり、メンバーが無理をしないよう配慮することも私の役割だと感じています。

ーーサポート役を担うようになってから、特に意識されていることはありますか?

私が入社1年目の時に励ましてもらって嬉しかったことや、悩みを聞いてもらって助けられた経験を、今度は別のメンバーに還元していこうと意識しています。

基本的にはモヤモヤしていることを吐き出してもらう“窓口担当”のようなイメージで、何でも受け止めたいと思っているんです。常に支店にいる立場でもあるので、班長や班長補佐には伝えにくいことも、率直にポロっと言える雰囲気づくりを目指しています。

ですから積極的に話しかけてコミュニケーションを取り、社員同士をつなげようともしています。「この相談内容なら、あの上司が詳しいから」と紹介できれば、お互いの関係もさらに良くなります。そうなれば、組織全体の活性化にもつながると考えて行動しています。

最近では、新卒入社したばかりの女性社員のメンタルケアもサポートしています。仕事の不安についてじっくり聞いたり、成果につながらないと感じた時の気持ちの切り替え方についてアドバイスしたりと、毎日電話で連絡を取って話をするようにしていますね。

私も以前、入社理由を一緒に振り返りながら、目標に向かって伴走してもらって助けてもらっていました。そうしたサポートがなければ、本当にくじけてしまっていたかもしれません。自分がしてもらって嬉しかったことを、今度は私自身が行っています。

ーー「周囲の人のために頑張ろう」という想いが、行動として形になっているのですね。

新卒社員に対してだけではなく、先輩社員に対しても同じような想いで行動していると思います。

班長を支える「班長補佐」というポジションがあるのですが、立場上、なかなか弱音が吐けないこともあるんです。時にはチームのために厳しい指摘をする日もあるでしょうし、班長とメンバーの板挟みになって苦労もしていると思います。

そうした「周囲には相談しにくい話」を聞いて支えていくことも、大切にしていきたいですね。「女性から見て、こういう指摘の仕方はどう感じる?」など、意見を求められる機会も多いです。

現在の班長補佐の中には、私が新人だった頃に支えてくれていた先輩もいます。私が成果を出しても、先輩には特に何のメリットもなかったはずなんです。それでも応援してくれていることが嬉しくて、大変な時期も乗り越えられました。

今となっては、その頃にお世話になった感謝の気持ちをお返しするために、毎日コミュニケーションを取るようにしています。

支える喜びを知り、描く未来

ーーご家庭と仕事の両立について、どのように考えていますか?

2024年5月に結婚し、現在は12月から産休に入る予定です。環境が大きく変わる中で、仕事への向き合い方も柔軟に変えていく必要があると感じています。

育児をしながら仕事を続けるのは大変かもしれませんが、家族にも仕事にも誠実に向き合いたいと思っています。特に旦那には多くを支えてもらっているので、その分しっかりと仕事で恩返しをしたいです。

ーー復帰後のキャリアについて、どのような展望を描いていますか?

育児と仕事の両立という未知の領域に踏み込みますが、楽しみながら自分らしく働きたいです。

具体的には、みんなに「藤澤さんがいて助かった」と思ってもらえるような存在を目指しています。チーム全体を支える“愛されキャラ”のような立ち位置で、常に周囲に安心感を与えられる存在になりたいです。

ーー最後に、今後の目標について教えてください。

チームを支える存在としての役割をさらに深めていきたいです。働き方も環境も変化していく中で、何か困っていることや悩んでいることがあれば、誰よりも最初に気づき、手を差し伸べられる人でありたいと思っています。チームのため、家族のため、誰かのために頑張ることが、私にとってのやりがいです。それを貫きながら、新しい自分を見つけていきたいと思っています。

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