株式会社hayaokiでは、Z世代に支持されるシンガーソングライター・Tani Yuukiのマネジメント/プロデュースを行っています。本プロジェクトでは、外部パートナーである株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ(SML)のレーベル担当者と連携しながら、日々の制作やプロモーションを進めています。
これまでのnote連載では、主にhayaokiの内部から見たプロジェクトやチームの在り方を発信してきました。今回は少し視点を変え、私たちと共に事業をつくる「外部パートナー」の視点から、hayaokiというチームを捉えていきます。
第1弾としてお届けするのは、SMLのレーベル担当である和田さんと関野さんへのインタビュー。プロジェクトはどのように進行しているのか、レーベルとマネジメントという立場を越えて、どのように議論し意思決定を行っているのか。パートナーから見たhayaokiの特徴や、チームとしての強みを紐解いていきます。
アーティストの可能性を描き、届ける仕事
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SML 和田さん
ーーまずは簡単に自己紹介をお願いします。
和田:和田知之です。ソニーミュージックグループに入社して、約13年になります。
入社当初は営業として、CDショップへの流通や店頭展開の提案を担当していました。その後アーティストと向き合うA&Rの部署に異動し、Tani Yuukiのプロジェクトには2023年の夏頃から関わっています。
関野:関野邦王です。新卒で他のレコード会社に入社し、約15年勤務した後、2024年9月にSMLへ転職しました。
Tani Yuukiのプロジェクトに関わるようになったのはここ半年ほどですが、2025年12月に開催した武道館公演に向けた重要な期間を、チームの一員として走り切ることができたと感じています。
ーーお二人がこのプロジェクトの中で担っている役割について教えてください。
和田:Tani Yuukiというアーティストがどの方向に進んでいくのか、その音楽面の軸を考える部分を中心に関わっています。本人やhayaokiの皆さんと議論を重ねながら方向性を描き、その上で生まれる楽曲を起点に、「どう届けるか」「どう広げるか」まで一貫して担当しています。
関野:基本的な役割は和田と同じで、このプロジェクトをさらに大きくしていくためにジョインしました。これまで宣伝やブランディングに多く携わってきた経験を活かしながら、Tani Yuukiというプロジェクトをどう社会に届けていくか、その設計と実行を和田と連携しながら進めています。
少人数だからこそ実現する、濃密な関係性
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SML 関野さん
ーーTani Yuukiのプロジェクトやhayaokiチームの特徴について、どのように感じていますか?
関野:最も大きな違いは、一人のアーティストに集中して向き合っている点だと思います。その分、かけられている熱量が大きく、常にアーティストのことを考え続けられる体制が整っています。
また、関わるメンバー全員の顔が見えていることも大きいです。必要なメンバーが同じ場にいることで、その場で意思決定が完結する。そのスピード感と連携の強さは、少人数だからこそ実現できている部分だと思います。
全員がアーティストに対して高い熱量を持ちながら、それぞれ異なる視点を率直に出し合える環境があるのも印象的です。時には意見がぶつかることもありますが、最終的には納得感のある形に着地させる力があるチームだと感じています。
和田:僕自身も複数のプロジェクトに関わっていますが、ここまで細かい部分や深いところまで議論できる環境は珍しいと感じています。「痒いところに手が届く」ような感覚があり、方針決定の精度も高い。そうした点は、このチームならではだと思います。
アイデアを実行に変える、判断と推進の力
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ーープロジェクトを進める中で、印象に残っているエピソードはありますか?
和田:実現が難しそうなアイデアでも、「面白さ」を軸に一気に実行まで持っていく判断が印象的でした。通常であれば検討段階で止まりがちなアイデアも、短期間で実行に移していく。
施策を考える際も、「成立するか」だけでなく「面白いか」という基準が必ず入る。あえて通常とは異なる場所や方法を選ぶことで、新しい広がりにつながることもありました。そうした意思決定のあり方が、このチームらしさだと感じています。
関野:僕はプロジェクトに入って間もないタイミングで、重要なクリエイティブに関わらせてもらったことが印象に残っています。
まだ関係性も浅い中で、自分の提案を直接共有できる場があり、それを一度受け止めた上で、「どうすれば実現できるか」という前向きな議論が進んでいく。そのプロセスを経て進行されていくことで、提案する側としても責任を持って向き合うことができました。
ーーhayaokiチームの強みはどこにあると思いますか?
関野:メンバーそれぞれが、自分の役割に対して強い責任意識を持っている点だと思います。「この領域は自分が担う」という意識が明確で、任された範囲は最後まで自分で完結させる。その上で必要に応じて周囲を巻き込んでいく。そうした当事者意識の強さは、このチームの大きな特徴です。
加えて、議論の出発点が常に本質的で、「誰に何をどう届けるか」という目的から逆算して意思決定が行われている点も印象的です。異なる視点を持つメンバーがバランスよく機能していて、戦略とクリエイティブの両面から議論が進んでいると感じます。
和田:SNS施策の議論なども象徴的で、具体的なアイデアやリファレンスが一気に共有されることも多く、その情報量と解像度の高さには驚かされました。単なる量だけでなく、トレンドの捉え方や背景の理解まで含めて議論されている点も強みだと思います。
一方で、全体としては非常に自由度の高い組織だとも感じています。事業や取り組みの幅も広く、「こうあるべき」という枠に収まらない柔軟さがある。その中で、新しいことにも躊躇なく踏み出していくチャレンジングな姿勢が、このチームの特徴だと思います。
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ーーアーティストや才能との向き合い方について、他のプロジェクトと違いを感じる点はありますか?
関野:hayaokiの皆さんとご一緒していて感じるのは、アーティストに向き合う姿勢がレーベル側と非常に近いということです。
レーベルは、アーティストの才能によって成り立っている立場でもあるので、その価値をどう最大化するかを常に考えながら関わっています。その意味で、hayaokiの皆さんも同じように、アーティストの可能性を中心に据えてマネジメントしている印象があります。
一方的にコントロールするのではなく、守るべき部分は守りながら外に広げていく。そのバランス感覚が自然で、結果としてチーム全体が同じ方向を向いていると感じます。
和田:一般的には、マネジメントとレーベルがそれぞれの立場で並行して動き、その間にアーティストがいる構図になることが多いと思います。
ただこのプロジェクトでは、そうした分かれ方というよりも、同じ立ち位置から同じものを見ている感覚が強いですね。役割は違っても、目指している方向が揃っている。だからこそ、一つのチームとしてプロジェクトに向き合えている実感があります。
チームに合うのは、自分の考えで動ける人
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ーー現在はhayaokiがマネジメントしているアーティストはTani Yuukiのみですが、今後はほかのアーティストとも関わる可能性は大いにあると思っています。
和田:今の音楽シーンはかなり多様化していて、アーティスト自身が担う役割も広がっています。その中で、自分でやりたいことを持っていて、主体的に動けるタイプのアーティストは、このチームと非常に相性が良いと思います。
関野:異なるタイプのアーティストが加わることで、チームとしての引き出しはさらに広がっていくと思います。例えば、表現や発信を自ら積極的に行うタイプのアーティストと関わることで、新しいアプローチや発想が生まれる可能性もある。そうした多様な個性と向き合うことで、結果的にチームの解像度も上がっていくのではないかと感じています。
ーー今hayaokiは採用活動も行っているので、今後はさらにチームを強化していく予定です。
関野:何かしらの分野で強い専門性を持っている人が入ると、さらにおもしろくなりそうですね。音楽に限らず、異なる領域で深い知見を持っている人が入ることで、新しい視点や発想が生まれる余地が大きいと思います。
アーティスト自身の興味関心を広げたり、新しい表現のきっかけをつくったりするような刺激を与えられる存在が加わると、チームとしての可能性もさらに広がるのではないでしょうか。
和田:一歩目を自分から踏み出せる人ですね。「どうしたらいいですか」と立ち止まるのではなく、「こう進めてみようと思うのですが、どうでしょうか」と、自分なりの仮説を持って動ける人は相性がいいと思います。
逆に、受け身の姿勢が強い人は難しいかもしれません。この仕事は、アーティストの価値をどう広げるかを考え続けるものなので、自分の意思で動けることが重要だと思います。
全てのポジションで積極採用中です!
事業は毎年成長を続けており、組織拡大に伴い、“核”となる人材が不足しております。次の株式会社 hayaokiを創っていける世代のリーダーとなる方を全部門で探しています。
まずはカジュアル面談やお試し副業からでも構いません!
「話を聞きたい」または、「ご応募」をお待ちしております。
執筆:伊藤美咲