働き方や職場環境を選ぶ際、「長く安心して働ける会社かどうか」は、多くの方にとって重要な判断軸のひとつです。
特に転職を考えている方の中には、「新しい環境で自分の心身は本当に守られるのだろうか」と、漠然とした不安を抱えている方も少なくないでしょう。
そこで今回は、健康増進&働き方改革委員会に所属し、メンタルヘルス対策活動の推進に携わっている岩田さんと元木さんにお話を伺いました。
5年連続で “健康経営優良法人” 認定取得に至るまでの歩みや、具体的な取り組みについてご紹介します。
ティーエスシーを転職先として検討されている方にとって、安心して次の一歩を踏み出すための参考となりましたら幸いです。
目次
社員の健康を最優先!ティーエスシーの人的資本経営とは?
5つのメンタルヘルス対策で心と体を守り、毎日にもっと安心×充実を。
取り組み①|メンタルヘルス対策マニュアル『元気の源』
取り組み②|ストレスチェック
取り組み③|社外相談窓口
取り組み④|セルフケア(自己管理)の促進
取り組み⑤|入社直後のフォロー体制
5年連続 “健康経営優良法人” 認定!安心して働き続けられる会社へ。
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元木さん(左)と岩田さん(右)
社員の健康を最優先!ティーエスシーの人的資本経営とは?
ーホームページにも記載のある「社員の健康管理を業績より優先する」という方針ですが、この考え方の背景には、会社としてどのようなスタンスがあるのでしょうか?
岩田:数年前まで、「IT業界は残業が多くハードな働き方が当たり前」というイメージがあり、弊社でも実際に体調を崩してしまう社員が出たことがあります。
こうした状況を改善するため、前社長のときに「社員を大事にする会社であろう」という方針が決定されました。経営計画書にも明記され、人的資本、つまり社員一人ひとりを会社の重要な資産として位置づける中で、健康経営の推進が公式に掲げられるようになったのです。
この取り組みは、およそ7〜8年前から本格的にスタートし、現在も会社として継続的に進められています。
ー具体的にどのような場面で、人的資本経営に基づいた意思決定や取り組みが行われているのでしょうか。
岩田:例えば、普段と様子が違う社員に声をかけるようにしています。これは上司や経営者だけでなく、社員同士でも実践されています。経営計画書にも、『普段と違う様子の社員には積極的に声をかけましょう』と明記されているんですよ。
声をかけた後、話を聞いたり、状況を確認したりしながら、「このままではメンタル不調を起こす可能性がある」と判断した場合には、プロジェクトを一時的に変更したり、別の業務に移動したりといった対策が取られることもあります。
ーこの8年前から始まった取り組みの中で、具体的に会社はどのように変わってきたのでしょうか。
岩田:まず社員全員が健康診断を必ず受ける仕組みが整いました。今年も社員全員が順次健康診断を受けています。
加えてストレスチェックも実施し、心身の状態を定期的に確認できる体制を作っています。今後は産業医と契約し、何かあった際にはすぐに対応できる体制を整える予定です。
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さらに、1人で案件を担当することはせず、必ず誰かとペア、あるいは数人のチームで担当するようになりました。チームで互いにフォローし合いながら業務を進めることで、精神的な負担が偏らないよう配慮しています。一人で業務を抱え込まない体制にしたことで、社員が安心して業務に集中できる環境になりました。
私は20年ほど会社に在籍しているので、当事者としてこのような会社の変化を目の当たりにしてきましたね。
5つのメンタルヘルス対策で心と体を守り、毎日にもっと安心×充実を。
ー具体的な取り組みについてお聞きしたいです。
取り組み①|メンタルヘルス対策マニュアル『元気の源』
岩田:以前大きなプロジェクトに一人で参加していた時期がありました。そのプロジェクトは複数の会社が関わる大規模なもので、作業も非常にハードでした。リーダーの指示も厳しく、体調を崩す社員も出てしまい、私自身も限界ギリギリの状態でした。
その時、上司が声をかけてくれたことで、自分の状況に初めて気づくことができました。会社に相談し、プロジェクトを一時離れることができ、1か月ほど休職した後に無事復帰することができました。
この経験から、「同じように苦しむ社員を出したくない」「支えてくれた会社に恩返ししたい」という思いが芽生え、個人的にメンタルヘルスに関する勉強を始め、資格(メンタルヘルス・マネジメント検定試験)も取得。その知識を社内で共有したいという思いから、2017年に『元気の源』の発信を始めました。
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当初は私一人で取り組んでいて、毎週メールで社内に配信していました。
2年ほど前からは「健康増進&働き方改革委員会」という形で会社として取り組むようになりました。社内用ポータルサイトに掲載し、更新時にはメールで通知しています。定期的に届くことで、社員も自分の健康に気をつけようという意識づけにつながっています。
元木:一人で発信を続けてこられた時期が長かったと思いますが、継続的な発信のモチベーションの源は何だったのですか?
岩田:何よりも「当時の自分と同じように苦しむ社員をもう出したくない」という思いが大きかったです。ときどき周囲から「有益な情報ありがとうございます」「心身の健康に気をつけます」といったフィードバックをもらい、とても励みになりました。
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取り組み②|ストレスチェック
元木:ストレスチェックは年に1回実施しています。専用のサイトにアクセスして、各自が自分の端末で動画を見たり、チェック項目に回答したりする形式です。回答は5〜10分ほどで完了します。
厚生労働省の『働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト こころの耳』というサイトでも、無料で簡易的なストレスチェックが可能です。
岩田:結果自体は個人情報なので、会社で共有することはありません。ただ、自分の状態を客観的に把握することで、上司や会社に相談したり、自ら改善策を考えるきっかけになります。
自分でも気づかないうちにストレスを抱えてしまうことはあります。定期的にチェックすることで、自分の状態に気づき、早めに対処できることが大切です。経営計画書や『元気の源』でも、この気づきの大切さを伝えています。
取り組み③|社外相談窓口
岩田:ハラスメントやメンタルヘルスに関する相談を受け付けてくれる外部の専門機関と契約しており、社内で相談しにくいことがあっても安心して外部に相談できる環境が整っています。従業員側からどのくらい相談があるかなど詳細は把握できませんが、契約先の担当者が年に1回、ハラスメントに関する講義を行ってくれます。これによって、社員は窓口の存在を再認識でき、ハラスメントや相談の知識をアップデートできる仕組みになっています。
取り組み④|セルフケア(自己管理)の促進
元木:毎年の健康診断受診は基本的な取り組みです。ストレスチェックや『元気の源』の発信も、セルフケア促進活動の一環として位置づけています。
また、経営計画書の付録として「健康管理マニュアル」を添付しており、社員が気になるときにパラパラと見返して気づきを得られるようにしています。
さらに健康増進&働き方改革委員会では、今年の目標として『朝食を毎日摂る社員の割合を増やす』ことを掲げ、社員の体調管理意識を高める取り組みを行っています。
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取り組み⑤|入社直後のフォロー体制
岩田:入社時には、新人研修やオリエンテーションの時間を活用して、メンタルヘルスに関する取り組みを紹介しています。『元気の源』や健康管理マニュアルの読み合わせ、セルフケアの説明、社外相談窓口の案内などを行います。また、ストレスチェックも実際にアクセスして試してもらう時間を設けています。
以前は私がこれらを担当していましたが、元木さんが資格を取得したことをきっかけに、昨年から元木さんが担当してくれています。
元木:健康増進&働き方改革委員会への参加を機に、この資格を知りました。前職での経験から「当時の自分のような人を救いたい」という強い思いを抱き、セルフケアの知識を深めるため取得に挑戦しました。
以前は自分のメンタル不調に対する理解がほとんどなく、ただイライラしたり落ち込んだりすることもあったのですが、資格勉強を通してストレスを客観的に捉えられるようになったと感じています。
さらに、ストレスに効果的な食事や簡単なストレッチなど、日常生活でできるセルフケアも学べたので、意識的に実践するようになりました。
5年連続 “健康経営優良法人” 認定!安心して働き続けられる会社へ。
―これまでお話いただいた取り組みが、社内や働きやすさにどのように影響していると感じますか。
岩田:社員一人ひとりが、自分なりのストレス対策を意識するようになってきていると感じます。『元気の源』を始めた頃は、メンタルヘルスやうつ病という言葉だけで敬遠されることもありましたが、最近では誰もが向き合うべきこととして捉えてくれるようになりました。
元木:会社として休職や復帰後のプロセスが整備されたことも、安心感につながっています。実はこれは「健康経営優良法人」認定企業として必要な施策でもあります。
「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。ティーエスシーはこの「健康経営優良法人」認定を5年連続で取得しており、年に1回の審査を通じて不足部分の改善を行い、PDCAを回しています。
健康増進&働き方改革委員会も会社と協力して取り組んでおり、健康管理の文化を定着させています。
―最後に、メンタルヘルスや働き方に不安を抱えながら転職活動をしている方へ、メッセージをお願いします。
岩田:ティーエスシーは社員を守る体制が整っている会社ですが、それだけでなく社員自身も委員会活動を通じて、元気の源や健康管理マニュアルの執筆・発信を行う風土があります。自分たちの手で社内環境や働き方を改善できることは、この会社ならではの大きな魅力です。
元木:社内・社外に相談できる窓口があり、社員同士がお互いのことを気にかける風土があることも、安心できるポイントです。前職ではこうした体制がなかったので、入社して驚きました。さらに、福利厚生として契約している外部サービスでは、メンタル面や女性特有の健康の悩みについても相談できるので、困ったときに頼れる環境が整っています。
転職を考えるとき、不安や迷いは誰にでもありますが、ティーエスシーのこうしたサポート体制やカルチャーを知っていただき、安心して新しい一歩を踏み出してほしいと思います!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ティーエスシーの人的資本経営の考え方や具体的な取り組みを知っていただける機会になっておりましたら幸いです。
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