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社長の考える「ペイ・フォワード」の実現とは?【代表インタビュー】

こんにちは。フリースタイル広報の川崎です。
先日の創業ストーリーでお伝えしきれなかったフリースタイルの事業活動を通してペイ・フォワードの実現を思い描いたきっかけを掘り下げて青野社長に聞いてみました。



【代表プロフィール】 代表取締役社長 青野 豪淑(あおの・たけよし) 1977年10月27日、大阪生まれ。 就職できない若者を救うため、2006年にIT企業「株式会社フリースタイル」を設立。

Q1.ペイ・フォワードの思想に出会ったきっかけは何ですか?

2000年公開の映画「ペイ・フォワード 可能の王国」を見て、初めてその思想に触れました。
一人の少年が「受けた善意をその相手以外の3名へ渡す」ことを実践し、世界を変えることに挑戦する物語です。
とはいえ、20代前半のその当時は、いい話だなと思ったにすぎませんでした。

Q2.実際に「受けた善意をその相手以外の3名へ渡す」ことを実践しようと思ったのはどのタイミングですか?

26歳の時に借金を抱えて、もうこのまま人生を終わらせてしまおうかと考えたときに、過去のことが走馬灯のようによみがえってきました。自分がどれだけ自己中心的な考えだったかを思い知ったと同時に、本当はあの映画の主人公のように人のためになる生き方をしたかったと後悔しました。
しかし、よく考えてみたらまだ26歳。残りの人生をかけて実践しても遅くないのではないかと思いなおし、私なりの「ペイ・フォワード」をやってみることに決めました。
そして仕事に就けない若者と会って話をするボランティアが、いつしか会社へと形を変えていくことになりました。

Q3.実際にやってみて、想像とちがうことはありましたか?

私は「幸せ」とは「人生で成功すること」と定義し、幸せになるためには得意なことを身につける必要があると考えています。
そして得意なことはどのように生まれるかというと、そのことをどれだけ追求し続けられるかだと考えています。
つまり、続けるためのやる気を引き出して、成功に向かって自分で歩みを進められるようになることこそが人を幸せに導くことになるというわけです。

始めた当初は、実際に目の前にいる人と話をして伝えていけば少しずつ変えていけるのではないかと考えていました。
ところが思っていた以上にこの考え方は世の中では少数派でした。
偶発的なラッキーを手にすることを「幸せ」と考え、できるだけ行動を変えることなくラッキーが訪れることを願う人が大多数。
自分で成功に向かって努力するなんて泥臭いことをしていると、「なに熱くなっちゃってんの?」と鼻で笑われ、馬鹿にされ、つぶされてしまう。
そうして結局変わることなく私の元を去って行ってしまう人がたくさんいました。

少数派の意見が認められるには、相応の力を手にする必要があるということに気づきました。
それまでは自分は成功しなくてもいい。人を幸せにすることだけを追求していこうと考えていましたが、話に耳を傾けてもらうためには自分がこの方法で成功しているのだということを身をもって証明しなくてはいけないのだと思い知らされたのです。

起業当初は会社で利益を上げたいとか、大きくしたいという思いはありませんでしたが、「ペイ・フォワード」実現のために必要に迫られることになりました。

Q4.今後の展望を教えてください

「ペイ・フォワード」の思想を広めるために100億円企業を目指しています。この規模であれば日本の全企業の90%以上を占める中小企業に対して、ある程度の影響力を持てると考えているからです。
組織を大きくするために必要なのはリーダー層の育成です。
会社の目指す方向を理解し、自分で課題を見つけて解決に向けて方法を考え、行動を続けられる人が13人いれば100億規模の組織の土台ができると考えています。
リーダーになるために必要なのはもって生まれた才能でも、現時点での能力値でもありません。必要なのはできないことをできるようにするためにどうすればいいか考えつづけられる力です。これを理解してくれる人を見つけ、育てていくことが目下の目標です。

成長意欲を重視し、裁量を持って動ける環境で働いてみませんか?

フリースタイルでは組織を良くするために自ら考え動ける人を求めています。新しい挑戦に対しても柔軟な環境で、自分の考えを実現してみませんか?

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