こんにちは!Nextrust採用広報の水野です。
記念すべき第一回目のストーリーは、
弊社の代表である、餌取さんに学生時代のお話やNextrust創業の背景について語っていただきました。
■プロフィール
兵庫県西宮市出身。甲南高校を経て甲南大学法学部卒。大学時代に4つのアルバイトを掛け持ちし、インセンティブがもらえる仕事をする中で営業の楽しさにのめり込む。
新卒で(株)トーヨータイヤジャパンに就職して香川の支店で驚異的な営業成績を出した後、友人と会社を立ち上げることを決意。
ITの知識をつけるために一度(株)リアルワールドで知識をつけてから、Nextrustを創業。
アルバイト4つ掛け持ちはすごいですね!なんでそんなに働こうと思ったんですか?
甲南高校という私立の男子校に通っていたんですが、そこが結構なおぼっちゃま学校で、仲がいい友達もみんなどこかの会社の3代目とか、4代目とかばっかりなんですよ。入学してまずびっくりしたのが、みんなが履いている靴がフェラガモやエルメスなんですね。時計やネックレスもハイブランドのものだし、ポロシャツはミニマムでバーバリー、みたいな(笑)
僕はそんなお金持ちでもなかったし、どちらかというと貧乏で。だからその時点で、すでに乖離があるじゃないですか。友達の家に遊びに行っても、家のサイズも違うし置いてあるものも違う。
その時、花より団子が流行っていたんですけど、道明寺がつくしの家に土足で上がる、っていう有名なシーンがあるんですね。お金持ちと貧乏の差をくっきり表しているようなシーンなんですけど、それを僕の家に来た時に、みんなが冗談で再現したんですよ。
その時に、みんなが3代や4代でやってきたことを、僕は1代で抜いてやる、って強く思ったんですね。それが、僕の「めちゃめちゃお金を稼ぎたい」の根幹で、始まりです。
だから、バイトも掛け持ちしていたし、当時は売上次第でインセンティブがもらえるような仕事ばかりしていたから、給与は90万、インセンティブが100万までいったこともありました。とにかく、どこのバイトでも支店や店舗の1位を取りまくりました(笑)。色々な物を売っていく中で、営業の楽しさにハマっていきましたね。
学生で100万のインセンティブは驚異的ですね。Nextrust創業まではどんな経歴だったんですか?
アルバイトしすぎて留年したんですが(笑)、新卒では株式会社トーヨータイヤジャパンというところに入社しました。タイヤ業界で3〜4番目ぐらいのシェアを誇っている会社で、東京で研修をやったあとすぐに香川に転勤になりました。エリアごとに子会社があるんですが、四国エリアで1番の成績を出したくて、初月でタイヤを100本(※)売りました。その翌月には140本ほど売ったものの、もともと起業したいという思いがあったのと、地方にいるのが面白くなくなってきて、地元に戻りたいなと思っていたんですよね。その時、ちょうど友人が事業を立ち上げるっていう話をしていたので、一緒にやろうという話になって5ヶ月で退職しました。
※ 営業の月平均販売本数は40~50本ほど
その後すぐに創業するのではなく、集まった仲間のスキルで足りないのがITスキルだよね、ということになったので、ITの知識をつけようと思って、株式会社リアルワールドという東京のITの会社に転職しました。
実はそこで変わったエピソードがあって、僕、面接6回されたんですよ(笑)同僚は2回ぐらいしか面接されていないのに、僕だけ6回。
なぜなのかって後で聞いたら、面接官のほとんどが不採用だと言っていた中で一人だけ僕を採用すると言ってくれた方がいて、見極めるのに何回も面接したみたいです。なんとか拾ってもらった感じでした。
リアルワールドで僕を採用してくれた上司から課せられた営業ノルマは、すごく厳しかったです。アポ〜受注まで全てを電話で完結させなければならなくて、会社のベランダで泣いたこともあるぐらい大変でした。でも、今までの自分の経験から営業ができるという自信もあったので諦めずに続けていたら、2ヶ月後には、月で7件の受注を頂く事ができました。リアルワールドの仕事自体は、自分の工夫次第で売れるところは楽しかったですし、営業が人と人のやり取りであるというのを実感するいい経験にはなりました。ただ、本当にクライアントのためのサービスなのか?という事に疑問を持ってしまってからは、自信を持って売れなくなってしまったんですよね。もともと起業時の知識を得るために入った会社でもあったので、辞めるって何度か言ったんですが、なかなか辞めさせてもらえず。でも、どうしても業界の課題を解決したいという思いがあって、Nextrustを立ち上げる時にやっと退職できた感じでした。
そんなことがあったのですね…!業界の課題というのは具体的にどういうことですか?
販売していた商材が本当にクライアントのためになっているのか?と感じてしまった瞬間があったんですね。これは、前職に限った話ではなく、ほとんどの広告業界の会社が同じような課題を抱えていると思っています。
本来はクライアントの売上を最大化して、利益を自分たちに還元していく流れのはずなのに、広告会社であれば、顧客であるクライアントの持っているお金を使っていかに儲けるかしか考えておらず、代理店は、いかに広告会社とクライアントの双方から中抜きできるかしか考えていない。
このように、みんなが自分の会社のことしか考えていない状態は、最終的に自分たちの業界をシュリンクさせてしまうと感じていました。本来は、お金を出すクライアント側に一番利益が還元されるべきなのに、広告業界はそれが逆転しているんです。その状態が続いたら、広告代理店という仕事自体もなくなるかもしれないのに、クライアントよりも自分たちの利益を追求していくのが当たり前だから、みんなあぐらを掻いている。だからこそ、僕は業界の「当たり前」をひっくり返してやるんだという思いもあって、今は広告代理店の事業を中心にしていますし、クライアントの提案資料には必ずその想いを伝えられるページを盛り込んでいます。
なるほど。業界の当たり前をひっくり返したいという思いがあるんですね。そんな餌取さんが一緒に働きたいと思う方はどんな方ですか?
ベンチャー精神が強い人と、変化を求める人がいいですね。
僕は創業してから今まで、自分の力だけでやってこれたという思いは全くなくて、一緒に働いてくれるみんなのおかげでここまで来れたと思っています。だから、一緒に働く仲間の成長によってでしか、ネクストラストは成長しません。でも、成長するためには自分の殻を破ったり自分の固定概念を壊す必要がある。だから、変化することに抵抗のない人がいいですね。
昨年、僕自身も大きく殻を破った経験があったんですが、その前後では全く成長のスピードが違うという体感があります。もちろん、まだまだ自分も殻を破る必要はあるけれど、ぜひ一緒に働くみんなには自分の殻を破る経験をしてほしいと思っています。
あと、これは僕の持論なんですが、「夢を語ることを恥ずかしがらない」ことがとても重要だと思っています。
僕自身が持っている夢も叶うかどうかわからないぐらい大きな夢ですが、言わないで心に秘めていたら、絶対に叶わないじゃないですか。だから僕は、会う人みんなに自分の夢は語っています。
夢を口にすることで絶対に叶えるんだという思いも強くなるし、行動も変わると思っています。夢を語れる人とそうでない人では、自分の人生に対しての本気度が違います。
だから、恥ずかしがらずに堂々と自分の夢を語れる人と一緒に働きたいですね!
餌取さん、本日はありがとうございました!私ももっと先の世界を一緒に見られるように頑張ります!
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