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エムニのインターンで「等身大の自分」であり続け、活躍の場を広げた理由

皆さんこんにちは!株式会社エムニ広報部の藤田です。
インタビュー企画第5弾は、エムニの創業初期から支えるメンバーの一人である友近さんにお話を伺ってきました。
東京から参画されているインターン生のリアルな声を聞かせていただいたので、ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。


▼プロフィール
友近武史/Tomochika Takeshi
株式会社エムニ 長期インターン生
愛媛県出身。東京理科大学大学院理学研究科応用数学専攻。
Softbank株式会社をはじめ複数企業におけるインターン経験をもち、音声処理AIシステムの構築を得意とする。エンジニアスキルや研究経験を活かし、複数のプロジェクトやエンジニア面接にも携わるなど幅広く従事。



——本日はどうぞよろしくお願いします。まずは簡単に自己紹介をお願いします。

よろしくお願いします。
現在東京理科大学理学研究科応用数学専攻、修士2年の友近武史と申します。研究では組合せ最適化という分野を専門としていて、具体的には、重心が偏らないようコンテナに段ボールをたくさん詰め込むという研究をしています。

趣味は卓球で、高校時代は四国団体4位で、この前は関西全土の大学のOBを含めた卓球サークルの団体戦で優勝しました。一応今も現役のつもりです。

  優勝時の記念写真

——エンジニアとしてだけでなく、卓球でも素晴らしい実績を残されているんですね。まずは大学生活での印象的なエピソードを聞かせてください。

ありがとうございます。
大学生活での印象的なエピソードして、4年生の研究室選びの際に、数学科から情報系の学科に転学したことが挙げられます。
僕は元々数学科に入学して、紙とペンと教科書で積分論などのいわゆる純粋数学を学んでいました。昔から数学が一番得意で、しかも大学数学は高校までの数学よりもっと面白かったので、数学科で博士進学も考えていたのですが、「今所属している情報系の学科の方が、頑張った分だけ自分の生きている間に目に見える成果を出せるのではないか」という思いから転学し、院卒で就職することを決めました。
転学までのプログラミング経験は、授業でじゃんけんプログラムを書いたり、個人的に十時間程度で終わるチュートリアルをいくつかやったり、トーナメントの大会の受付事務を自動で処理するプログラムを書いたくらいでしたね。
ちなみに大学の学科選びは、「数学が一番得意」というのと「とりあえず、数学を学んでおけば、転学したくなってもそんなに困らないだろう」という単純な思いで数学にしました。


——元々数学科からの転科だったんですね。そこからプログラミングに興味を持ったきっかけは何ですか?

きっかけとして大きく2つあります。

1つ目が、学部時代コロナ禍ということもあって時間があり、2年の時にオンライン自習室のようなサービスを僕が中心となって3人で始めたことです。結局あまり上手くいかずにサービスは閉鎖したのですが、10人くらいのお客様にサービスを利用していただきました。閉鎖はしましたが、数人でもアクセスしてもらえたというのがちょっと驚きというか、面白さを感じるきっかけでもありました。
また別でブログのライターをした時は、数千、数万人の方に見てもらえることができました。IT技術があれば、個人でも驚くような規模感で動けるというのが刺さりましたね。

2つ目が、一番根本的なきっかけになるかと思うのですが、幼稚園児の頃からゲームが好きだったことです。最近はあまりしていないのですが。
当時「ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし」というゲームをやっていたのですが、幼稚園生か小1くらいだった僕には難しくて、悔しい気持ちもありつつ親に頼って、どうやって攻略すればいいかを聞きました。すると案外親も「あれ、ちょっと待ってね」「う〜ん」みたいな感じで割と苦戦していて、「俺も大人も思ってるより近い感じなのかな」とか、大人も子供も同じ土俵に立たせる「なんかゲームってすげ〜!」と感じたのを覚えています。

また、もう一つのエピソードとして、中学生の時に周りの友達の中では一番スマブラが強かったのですが、昔の不良漫画みたいな感じで、他校で一番スマブラが強いと噂のやつと僕が対決することになりました。
お互いの学校から観客も四人ずつくらいいたのですが、当時はかなりやりこんでいたので僕が圧勝しました。すると他校の人たちからも「お前すげ〜じゃん!」みたいなポジティブな展開になって、その時にたった1つのゲームから単なる娯楽を超えた力を感じました。
ですが、高校までは自分のパソコンを持っておらず、そこから特にコードを書くといった経験に至ることはありませんでした。


——ゲームが娯楽を超えた瞬間が、その後の友近さんの人生にとっても大きく影響したんですね。そこから大学生となり、エムニに参画したきっかけは何だったんですか?

とあるスタートアップを人づてに紹介され、数ヶ月間ほど不定期で無給でテスターをしたり、アプリ開発の勉強をしたり、少しだけ実装もしていました。どちらかと言うと見学ってイメージですね。
それがひと段落した頃ちょうど就活も終わって、できればフルリモートで卒業まで技術的に身になるバイトをしたいと思いました。また、先ほどのスタートアップの見学が楽しかったので、スタートアップ関連のバイトがあったらいいなぁとも思っていました。
そんな中で友人の小幡君が、スタートアップでフルリモートというドンピシャのエムニの仕事をしていたので、「AI系の研究や開発はしたことないけど、俺もできるのかなぁ」くらいの感じで声をかけました。一応研究でpythonを書いていたのと、AI系の本で勉強して軽めの知識はあったのですが、実は結構ダメ元でした。
面接では「とりあえず等身大の自分を見てもらって、それでもよければ」くらいの、今思えばちょっと消極的な姿勢で挑んでいました(笑)

  同期であるM2のインターン生達と

——そんなきっかけがあったんですね。そこからエムニに参画されて、広く活躍されていることが素晴らしいですし、等身大の自分というのがまさに友近さんらしいなと思いました。

ありがとうございます。手を挙げたら色んなチャンスを恵んでもらえるし、自分の意見を汲み取ってもらえるという信頼感があるので、ワクワクしながら日々頑張れました。


——具体的に今の業務内容を教えてください。

今はデモや製品の開発と、学生インターンの1次面接官を担当しています。展示会営業にも何回か参加したことがあります。
これからのキャリアはエンジニアとして歩むと思うので、逆にエンジニア以外の仕事を経験できるのが面白かったです。
例えば営業をして、「自分が声をかけた相手からデモ開発の案件に繋がった」という、営業ならではの喜びを感じる貴重な経験ができたのが嬉しかったですね。
また、面接官の仕事では、だいたい週に5人くらいとお話ししています。技術書を読むことが、開発面で役に立つだけでなく、面談をしていると「これ面談で聞けそうだな」とか「あ、これ前の応募者の人の専門のやつだ」といった感じで役に立ち、読むのがより楽しくなりましたね。


——エンジニアに面接官に展示会営業、本当にさまざまな業務を通して活躍してこられたんですね。私も同時期に参画したんですが、友近さんは安定感がありすぎて、最初の頃はてっきり社会人の方だと思っていました(笑)
友近さんの人柄やスタンスがメンバーや経営陣の信頼につながり、等身大のままこれまでエムニで価値を発揮して、活躍してこられたことが素晴らしいです。
こうして広く任されている中で、やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?  

ありがとうございます。
やりがいを感じる瞬間としてはやはり、自分の開発した製品をお客様に見せる時ですね。
フルリモートかつフレックスなので、開発自体はいつどこでもできるし、色々調べながら価値ある動くモノを作るのは楽しいです。そして、先方にデモ報告をして、ウケるともっとやりたくなっちゃいますね。まぁウケなくても、次はウケようってやりたくなっちゃうんですけどね。
他に細かい瞬間でいうと、開発が完了した時、バグが取れた時、面談でいい具合の質問ができた時などですね。


——なるほど、いいですね。そんな中で特に印象的なエピソードがあれば教えてください

真っ先に思いついたのは、クライアントワークも含めて初めて担当した某社のデモ開発です。
僕が最初一人で担当させていただいたのですが、お客様側にもこちらの開発のスピードを高く評価いただけて、恥ずかしい話ですが、次の会議までに「あの人たちをもっと笑顔にさせたい」みたいなたいそうな妄想を抱いて、楽しく開発をしていました(笑)
デモの提案後、仮開発のようなフェーズに入ってからはエンジニア2人で進めました。もう一人は僕よりも開発経験のある方でしたが、自分の提案ベースで開発を進める場面があったり、会議前にデバッグをしまくったり、お互いコミュニケーションを取ってPMの方抜きである程度自走したりと、思っていたより自分も貢献させていただけました。
今は他にもいくつか開発を担当していますが、最初と同じモチベを感じてやれています。ただ、やはり専業ではないので、もっと時間を取りたいのにあまり取れないということはありました。


——素敵なエピソードですね。
代表の下野さんがよく、「せっかくエムニに参画してくれたんだから、エムニのインターンを通して何か学びや成長を感じて欲しい」と話されているのを思い出しました。インターン生に率先してチャンスを与えていらっしゃるのを知っているので、実際のリアルな声を聞かせていただき、経営陣の思いがこうして活きているんだなと感じました。

▼下野代表のインタビュー記事はこちら

「生成AI開発で日本を元気に」松尾研発スタートアップの若手起業家が語る創業ストーリー | 株式会社エムニ
▼プロフィール下野 祐太/Yuta Shimono株式会社エムニ 代表取締役CEO大阪府出身。京都大学工学部を卒業後、同大学大学院エネルギー科学研究科応用科学専攻へ進学。(株)松尾研究所にて製造...
https://www.wantedly.com/companies/company_6183378/post_articles/925451



——これまでのエムニでの経験を通して、ご自身で感じる変化についてもぜひ教えてください。

一番はスキル面の成長で、実務として責任のある開発ができることですね。
個人でやるよりも、チーム開発は目的や納期もありますし、自分のできることがどんどん増えていく感覚があります。
また、エンジニアでもお客様を含めて色々な人と話す機会があるので、今までより目上の方への説明を、緊張せず上手くできるようになった気がします。


——素晴らしい変化ですね。
友近さんといえば全国各地を飛び回り、取締役の後藤さんの家にも泊まったことがあると伺ったんですが、友近さんから見た後藤さんはどんな方ですか?

卒業旅行で訪れたコロッセオにて

もともと都内で一人暮らししていたのですが、賃貸を退去した方が何かと面白いと思い、まず退去しました。それもありフットワークが軽くなったので、大学生活の間に会いたい人たちにできるだけ会っておこうと、これまで全国各地に足を運んできました。
後藤さんといえば、最初は何を考えているか分からないミステリアスな印象でしたね(笑)
関わっていくうちに、後藤さんは開発者として強健なだけでなく、COOとしてビジネス面もできてしまうことに気づきました。
また、CEOの下野さんは皆さんハードワーカーな印象を持たれていると思うのですが、後藤さんも同じくらい時間を割かれていてカッコいいです。ただ、どこかマイペースな雰囲気を感じるので、質問とか声をかけやすいんですよね。
最近はカロリーメイトみたいなやつをよく食べている気がするので、もっと炭水化物と肉と野菜を食べてほしいと思ってたりします(笑)
あとおもろいし、めちゃめちゃ優しいです。

——すごく分かります。あれだけお忙しい中で誰よりもメンバーのことをよく見ていらっしゃいますし、いつでも質問しやすい環境というのは、私自身も救われていることが多いです。なおかつ凄まじい勢いで成長するエムニの開発責任を担うだけでなく、COOとして会社を守っていく覚悟や姿勢を心から尊敬しています。

最後にエムニのインターンを考えている学生の方へ、メッセージをお願いします。

すみません、少し長くなります。

エムニのインターン生は面白いです。フルリモートな中で学生だけである程度自走したり、日本トップの頭脳の持ち主が複数いたりします。しかもコミュ力もある。そんな環境の中で自分の努力で何か価値を生み出し、成果を上げられた時は本当に自信になります。俺って頑張ったらいい線いくのかもって。これは授業や趣味のサークルでなく、実務だからこそ味わえる感覚だと思います。

エムニのメンバー僕を含めてみんな、「もっと早く応募すればよかったなぁ」って言うんですよね。他のアルバイトもいくつかしましたが、こんなにみんながみんなをリスペクトしてて、面白い、もっと早くやれば、、って言ってる環境は珍しい気がします。

正直、僕は比較的エムニの選考基準が低めの時に加入できたと思うのですが、今も加入への扉は重たいだけで、鍵はかかっていません。ぜひエムニの長期インターンだからそこ味わえるスピード感や貢献の感覚を楽しんで欲しいです。これを読んでいる皆様の今後の人生の糧になると思います。


——素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。


▼創業から支えるインターン生のインタビュー記事はこちら

創業から事業成長を支える一人目インターン生が語る、起業1年で70名を超える松尾研発×京大発急成長スタートアップの軌跡 | 株式会社エムニ
みなさんこんにちは!株式会社エムニ広報部の藤田です。今回はエムニの創業から参画され、一人目インターン生として事業成長を支えてきた現役京大生である有福氏にインタビューした様子をお届けします。高校生...
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■会社概要

会社名:株式会社エムニ
代表取締役CEO:下野祐太
本社オフィス:〒113-0033東京都文京区本郷6丁目25-14 宗文館ビル3階
京都オフィス:〒606-8307京都市左京区吉田上阿達町17番地 地域経済牽引拠点3階
事業内容:オーダーメイドAI開発、セキュアチャット開発、生成AIワークショップ
企業理念:「AIで働く環境を幸せに、世界にワクワクを」



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