多数受賞歴を持つ敏腕エンジニアが学生起業し、企業の急成長を支える話 | 株式会社エムニ
みなさんこんにちは!株式会社エムニ広報部の藤田です。現在メンバーが40名を超え、急成長中のエムニをより多くの方に知っていただくために、社員インタビュー企画を連載していきたいと思います!記念すべき...
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皆さんこんにちは!株式会社エムニ広報部の藤田です。
インタビュー企画第4弾は、エムニの共同創業者でありながら、開発顧問を務める松山さんにお話を伺ってきました。
今回は、昨年末にリニューアルした京都オフィスで行った対談の様子と一緒にお届けします。
ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。
▼プロフィール
松山拓生/Hiroki Matsuyama
株式会社エムニ 共同創業者/開発顧問
愛知県出身。京都大学大学院情報学研究科数理工学専攻卒。
在学中、任天堂株式会社にてプロジェクトマネージャーとしてシステム開発に従事した経験を持つ他、Preferred Networks・LINE・Yahoo・Recruit等複数企業のプロジェクトにインターンとして携わる。バックエンド開発に強みを持ち、ハッカソン受賞経験多数。メガベンチャー企業にてソフトウェアエンジニアを務め、エムニでは主に、サーバーサイド開発におけるマネージメントを担当。
松山拓生氏
共同創業に至るまで
起業から現在まで
今後の展望
——本日はどうぞよろしくお願いします。まずは、簡単に自己紹介をお願いします。
どうぞよろしくお願いします。
京都大学大学院情報学研究科数理工学専攻を卒業し、修士2回生の時に株式会社エムニを共同創業しました。その後新卒で就職し、ソフトウェアエンジニアとして勤めながら、エムニには副業として関わっています。
——具体的な業務内容を教えてください。
バックグラウンドとして今までのインターン経験などから、エムニではAI系のモデルを社内でシステムとして導入していくにはどうしたらいいのかという、システム開発の部分を主に担っています。
時系列を追って話すと、当初創業メンバーの4人で自社プロダクトを作っていく開発をやっていました。
それを11月頃に受託にピボットしてから、エムニのボードメンバーとして人事面など経営的なところにも介入しながら、全体を通して開発の比重が高くなるプロジェクトなどで関わっているという流れになります。
——高い開発力をもち数々の受賞や多くの企業で開発経験を積んでこられた松山さんですが、そもそもプログラミングに興味をもったきっかけは何ですか?
高校1年生くらいの時に親にスマートフォンを買ってもらい、なぜこんなに小さい機械でこんなにも複雑なことができるのかと興味をもち、いろいろいじって遊んでいました。
そこからコンピュータの仕組みに興味をもち、自然にコンピュータサイエンスへの関心が深まり情報系の学部を選んだ形になります。その頃からチームでものを作ったり、共同して取り組むことが好きでしたね。
——今では皆が当たり前に手にしているスマホですが、松山さんの人生に大きく影響を与えたんですね。
そうですね、当時はとても衝撃的だった記憶があります。
——その後学生起業をされる訳ですが、創業当時の印象的なエピソードについて教えてください。
後藤さんとは普段から一緒に勉強したりゲームしたりと、学部の頃から友人でした。僕は自分から旗をふって何かをするのが苦手だけど、何かしたいなというのはずっとあったので、後藤さんに声をかけてもらったのは今も本当に感謝しています。
そこから下野さんに繋げてもらって、僕は下野さんをすごく尊敬しているんですけど、そこはすごくありがたかったなと思っています。
基本的には4人で大学に全然使われていない空き部屋があり、そこでこじんまりと開発してましたね。
——原点の中の原点という感じですね!後に伝説の部屋と呼ばれそうです(笑)
そうですね(笑)
みんな空き時間など好きに集まってはパソコンと向き合って、楽しい時間でした。
——まさに開発の原点がそこにあるんですね。
そうですね。
——エムニといえば一度見たら覚えられるようなロゴが印象的ですが、どのようにして誕生したんですか?
実は最初は後藤さんにロゴ作成ツールで即席に作っていただいた、今とは別のものを使っていました。暫くして、きちんと自分達の想いを込めたロゴを作りたいよね、という話になりまして。そこで、今もエムニのデザイン面などで関わってくださっている方にデザイン案を考えていただき、そこからみんなで選んだ形になります。
ツールで後藤さんに作成いただいたロゴは、少しダサくもありつつ、愛着が湧いていたので惜しい気持ちではあったのですが、ロゴを作り直して心機一転、ここからスタートだと身が引き締まる想いでしたね。
——なるほど、そんな歴史があったんですね。エムニの社名もそうですけど、インパクトがあって印象に残る、素敵なロゴですよね。
そうですね、今となってはとても愛着が湧きますね。
——改めて、本業もある中でエムニのボードメンバーとして開発を支えご活躍されているというのが、すごい事だと感じています。
本業でしかできない経験や知識、エムニでしかできない経験や知識とそれぞれあるので、会社として副業としての参画を許可してもらえたのもすごく感謝していますし、エムニの方でも全体が見える立場で参画させてもらえていることに感謝しています。
——私から見ていて、松山さんが後ろで見ていてくれるという安心感があるからこそ、二人が前に出て走っていけるところがあるんじゃないかと思っています。
松山さんはいつも俯瞰して、ほど良い距離感から見守っていてくださるような安心感がありますよね。圧倒的なバランス感とずば抜けたエンジニアスキルだけでなく、お二人の精神的な支柱にもなっているのではないかと感じます。下野さん、後藤さんが心の底から松山さんを信頼しているのが伝わりますし、松山さんが揃って初めて、エムニはエムニなんだなと。
そう言っていただけるとありがたいですね。
——改めて松山さんから見たお二人はどんな方ですか?
下野さんは行動力がずば抜けていて、どんだけ会社の規模が拡大していっても、彼についていったら大丈夫だと思わせる魅力のある人ですね。彼のリーダーシップなどすごく尊敬しています。
下野さんが引っ張っていってくれているからこそ、会社としてさらに大きくなっていくんだろうなと感じますし、メンタリティの部分も含めて、社長としての適任がありすぎる人ですね。
後藤さんは学部の時から仲が良くて、もう6年以上の付き合いがあるので改めて言葉にするのは難しいですね。
この起業もそもそもは後藤さんが働きかけてくれたことがきっかけで、裏で動き回ってくれるところもあり、実はすごく行動力がある人ですね。
自然に人とのクッションになれるような立ち振る舞いもできつつ、会社として外に発信していくにあたり、彼の動き方や性格的な部分はすごくスタートアップを支えていると感じています。
技術的な面でも、AIエンジニアでありながら、フルスタックで技術的なところをこれだけの深さで理解できる人は、周りを見回してもなかなかいないですね。
▼取締役後藤氏のインタビュー記事はこちら
スタートアップのトップとして彼らに共通して言えるのは、複数の領域を深く分かっている彼らだからこそ、今会社がうまくまわっているんじゃないかと思っています。
彼らがいるから僕も安心して会社にいられるので。
取締役後藤氏(右)と共に
——お二人をよく知る松山さんだからこそ、見える側面なんでしょうね。
スタートアップからメガベンチャーまでさまざまな企業を知る松山さんから見て、改めてエムニの魅力は何だと思いますか?
事業規模が大きくなればなるほど、影響を及ぼす範囲や背負うリスクも大きくなっていき、意思決定に慎重になるのは当然のことだと思います。
スタートアップは個人として与えられる権限が大きく、スピード感をもって大企業じゃありえないような裁量で活躍できるのが魅力だと思います。
大企業がAI系の受託開発に参入するには、人を確保したりさまざまな稟議を通したりと簡単にできることではなくて、そのためAI開発はスタートアップだからこそ戦いやすい分野だと思っています。スタートアップだからこそ社会のトレンド感にのって、最先端のAI技術を即座に取り入れ、社会実装に入り込んでいけるのが強みでもあると感じています。
なのでエンジニアとして、AI系のスタートアップだからこそできる経験はとても多いんではないでしょうか。
——なるほど。大企業ではできないような個々人の裁量権の大きさは、まさに私自身日々実感しています。
僕個人としても、会社が盛り上がっていってお祭り騒ぎのように大きくなっていく姿をみているのがすごく好きで、急成長を見ているのがおもしろいですね。
会社としても、優秀で魅力的なメンバーに集まっていただいているからこそ裁量を任せられるというところもあり、レベルの高いメンバーの中で成長できることも魅力だと感じます。
——今本当に全国から素晴らしい方々にお集まりいただいて、組織としても90名を超えて成長し続けています。大学の空き部屋に4人で集まっていた頃から知る松山さんから見て、今のエムニの急成長はどう映りますか?
1期目でメンバーが70名を超えたんですが、正直ここまでのスピード感で大きくなるとは予想していなかったです。実際半年前に、半年後これくらいになるだろうなと思っていた想定から倍以上のスピードで拡大しています。
一番起点となるのが営業面、セールスが要になっていて、そこの最初の起点である下野さんがエンジンとなって急拡大させてきて、そしてその急拡大していく組織を裏で支えていける後藤もすごいなと思っています。
1年前に一緒にやってきた彼らが、ここまでもっていけるんだなと、シンプルに二人を尊敬していますね。
——エムニの経営陣は、何か問題が起きた時にボトルネックに対して人で変えようとせず、組織として、システムや運用を変えて対応しようとする風土が素晴らしいなと感じています。
皆さんしっかりやろうと、精一杯取り組んでくださっているのが前提として分かるので、そこでミスがあっても仕方ないというか、それを責めるというのはないですね。
それをまた別の人も含め、同じことを繰り返さないようシステムを見直すということで向き合おうと。
——そういった会社として立ち止まりたい時に、いつも頼りにされているのが松山さんなんですね。
それはすごくありがたいですね。二人には本当に感謝しています。
——これから松山さん自身が挑戦してみたいことは何ですか?
僕はバックグラウントとして自社開発の部分で関わっているので、受託と自分のサービスを持つこと、どちらも経営的な面でもメリットデメリットがあると考えています。
会社としても経営を安定させつつ、我々がこれまで受託という形で知見や経験を積んできたものを、自分がこれまでも開発部分に興味をもって関わってきたので、それをこれからどう会社に活かしていけるのか挑戦していきたいですね。
——それが二期目の更なる急成長の鍵になりそうですね。エムニのこれからの展望に期待感しかないです。
楽しみですね。
——最後に未来のメンバーへメッセージをお願いします。
安心して彼らを信じて、エムニという環境で、いろいろ挑戦して欲しいなと思っています。
失敗しても誰かを責めるような文化はないので、同じ方向を向いて働いていける人がいたらいいなと思います。
——素敵なお話を聞かせていただきありがとうございました。
▼下野代表の語る創業ストーリーはこちら
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■会社概要
会社名:株式会社エムニ
代表取締役CEO:下野祐太
本社オフィス:〒113-0033東京都文京区本郷6丁目25-14 宗文館ビル3階
京都オフィス:〒606-8307京都市左京区吉田上阿達町17番地 地域経済牽引拠点3階
事業内容:オーダーメイドAI開発、セキュアチャット開発、生成AIワークショップ
企業理念:「AIで働く環境を幸せに、世界にワクワクを」