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顧客至上主義の沼にハマる

直接取引顧客の崩壊していたシステムを再構築したことで
顧客の信頼を得たエムアンドエスは、次の直接顧客に巡り合うことになります。
SIer経由でSESタイプの仕事をしていた顧客から直接取引の提案を受けたのです。
最初は2、3名から始まって、信頼されたSEのもとプログラマの数を増やしていく、、、を繰り返して今は30名以上の社員がシステムに関わっています。

ココは直接取引だけどSESっぽい仕事からスタート。
現在は受託見積タイプも増えてきて
人数x単価で売上が固定的に見込めるタイプ
見積時のカンが外れたら大赤字の請負タイプ
の2つでリスクバランスをとっています。

ここのシステムは全国展開大型システムで
エムアンドエスは、その中の数個のシステムを担当しています。
連結している上流下流のシステムは他社が担当しているという感じです。
最近のシステムの難しさって、このシステム連携によってシームレスにデータを流すところと、複数プラットフォーム横断知識が必要になるところだと思うんです。東横線の横浜での遅延が東上線の川越まで影響するってやつです。こーゆうトラブルが増えました。

当然、自分のところだけ良ければOKなんて対応をしても抜本的な対応にはならないので他社の領分にも目を向けなくちゃいけない。20-30年も同じシステムをメンテしているとユーザーからの助けて!を見て見ぬふりをする事が難しくなってくる。。。

かくして、顧客サービスの沼にずぶずぶとハマっていく。

この
顧客(と自分)の利益 > 会社の利益

ってゆう働き方を軌道修正するのに膨大な時間がかかった。
無料サービスって、顧客は喜ぶ、自分は御礼を言われて満足となるが、
長い目で見ると、自分たちの作業の価値を下げちゃうので、”お客様のために”が度を超すと問題だよね。。。

個人が褒められる仕事の仕方から、会社や組織として褒められることを強みとする会社へ変わっていくことで派遣会社社員っぽい動きから脱却しようと藻掻いたのでした。

(つづく)

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