こんにちは!株式会社E.Nの採用チームです。
今回は、創業初期から参画し、現在は複数の事業部を統括する取締役・丹羽啓太さんにお話を伺いました。
丹羽さんは、学生時代に「起業家になりたい」という明確なビジョンを持ち、前職で営業からマーケティングまで幅広く経験した後、現代表・和田との共通の志で株式会社E.Nを立ち上げました。わずか3年で、広告事業の月商1,500万円、複数の新規事業を次々と立ち上げ、連結売上6億円を達成—これは、多くのベンチャー起業家が何年もかけて達成するマイルストーンです。
この記事では、学生時代から現在まで一貫して「事業を動かす」ことに向き合ってきた丹羽さんが、創業から今まで、どのように事業を形にしていったのか、何が彼を駆動させてきたのか を辿ります。
プロフィール
- 名前:丹羽啓太
- 年齢:27歳
- 役職:取締役(マーケティング事業部統括)
- 出身地:大阪府
経歴
- 大学3年生の時点で「お金を生む仕組み」に興味を持ち始める
- 学生時代はアパレル物販、フットサル場運営など、複数のビジネスを試行錯誤
- インターン→新卒として広告代理店に入社。営業、広告運用を経験
- 2023年1月、現代表・和田とともにPROJECT GROUPを創業
- 現在は、広告事業(月商1,500万円)、ASP事業(月商1,500万円)、デザイン事業など複数の事業部を統括
「お金を生む仕組み」への執着が、すべての始まり
――丹羽さん、そもそも起業を志したきっかけは何だったんですか?
大学3年生が転機ですね。その時に、当時は上場企業の役員になられてる方と出会ったんです。その方が創業したばかりの広告代理店で働く姿を見ていて、「自分も起業家になりたい」って思うようになりました。
それまでは、正直、起業という概念もあいまいでしたけど、その方の生き方を見てると「お金を生む仕組みを作ること」が、ものすごく面白く見えたんですよ。単なる営業じゃなく、自分のアイデアで利益構造を作って、それが回り始める。その瞬間の快感というか、興奮が、その時点から僕を支配したんだと思います。
――学生時代は何に時間を使ってたんですか?
アルバイトが大半ですね。高校までサッカーやってたので、フットサル場で働いたり、サッカーの指導をしたり。その中で、自分のアイデアで売上をどう上げるかを試行錯誤していました。
たとえば、フットサル場では「ジュニアスクールの交流試合をやれば、参加チームから参加費をもらえるし、自社のコートも埋まる」って仕組みを作ったり。アパレルでは受発注による物販をしてみたり。そこで利益を作ることができれば、と。
ぶっちゃけ、失敗も多かったです。当時の自分が思いついたビジネスアイデアの9割以上は、市場に合わなかったり、運営コストで赤字になったり。でも「これ、儲かるかな?」って常に考えてた。その時点で、すでに「事業を作る」ことに没頭してたんだと思います。
当時の自分にとって、バイト代をもらう喜びより、「自分のアイデアが実際に売上になる」という体験の方が、遥かに大きかったんですよ。
――その時代の失敗例は、何かありますか?
ありますね(笑)。当時、オンライン上で服を仕入れて、フリマアプリで転売するビジネスを試してたんです。最初は利益が出てたんですけど、競争が激しくなって、徐々に利益が薄くなっていった。結局、撤退しました。
でも、その経験から「市場が飽和したら、付加価値をどう作るか」「単なる物販じゃなく、ブランディングが必要」ってことを学びました。その学びが、後々のマーケティング観に影響してる気がします。
前職でのターニングポイント。「営業」から「事業設計」への転換
――前職はいつ入社されたんですか?
大学3年生のときにインターン生として入ったんです。当時はマーケティングのことをほぼ何も知りませんでした。正直、営業と広告運用の違いもわかってなかった。
でも、その方がどこに行くのかを見たくて。会食でも学生の身でほぼ全部ついて行きました。平日は基本、行動を一緒にしてました。営業の仕方、クライアント対応、事業の作り方。そういった全部を、言語化されていない状態で、でも確実に学んでいた気がします。
――「言語化されていない」というのが興味深いですね。
そうなんです。マニュアルもなければ、体系的な研修もなかった。だから、目の前で起きてることを、自分で解釈して、理解するしかなかったんですよ。
たとえば、営業の際に、クライアントが「それは難しい」って言ったときに、上司が「なぜそう言うのか」を聞き返す。その瞬間、僕は「あ、営業って、相手の潜在的なニーズを引き出す仕事なんだ」って気づくんです。
そういった小さな気づきが、毎日毎日積み重なって、営業センスが形成されていったんだと思います。
――その後、広告運用も経験してたんですね。
そうです。新規クライアント獲得の営業からスタートして、並行して広告運用も経験しました。前職には研修もマニュアルもほぼなかったので、基本は独学。わからなかったら聞く、ってスタイルでした。
でも、その経験が「自分で考える」ってスタンスを作ってくれたんだと思います。その後、自分がクライアントを持つようになると、デザイン制作とか、インフルエンサーマーケティングとか、「これで売上につながるなら何でも提案する」って感じになってましたね。
実際に形にできたものとしては、デザイン制作とインフルエンサーマーケティングがありました。ただの運用会社じゃなく、クライアントの売上を上げるなら何でもやる、っていう姿勢ですね。
――その時代で一番学んだことは何ですか?
「事業の全体像を見る力」ですね。
新人の営業マンは、とにかく「契約を取る」だけを考えがちです。でも、上司を見てると、「この契約は、その先の利益につながるのか」「クライアントの満足度は下がらないか」「継続案件になるのか」まで考えてるんです。
短期的な利益だけじゃなく、長期的なクライアント関係を設計する。その視点が、後々、自分が事業を立ち上げるときに、ものすごく役に立ちました。
「補完関係」と「共通の志」。創業の決め手
――そして現代表の和田さんとの出会いと。
そうですね。前職2年目の春、和田から「一緒に会社やらないか?」って誘われたんです。
実は、僕たちは学生時代に同じ時期に、同じ方と出会ってたんですよ。だから、ビジネスへの関心が湧いた背景が同じなんです。その共通点があったから、最初から「この人なら一緒にやれる」って感覚があったんですよね。
――その感覚は、どこから来たんですか?
正直に言うと、僕にあって代表にないもの、代表にあって僕にないもの がすごくかみ合う気がしたんです。
成長環境も、性格も、育ちも全く違う。でも、目指してる先は同じ。当時、同世代でもそこまで優れた人を見たことがなかったけど、代表を見てると「何か自分にないものを持ってる」って感じたんですよ。
僕は、営業と運用では優れてるかもしれません。でも、組織を作る力、人を引き付ける力、全体をリードする力—そういったものは、代表の方が持ってる。逆に、代表は、実務的な細部の詰めや、データドリブンな意思決定—そういったものは、僕の方が得意かもしれない。
その「足りない部分を補い合える関係」が、創業の決め手だったんですよ。
――当時の周囲の反応は?
良くも悪くも、周囲の知り合いの方からも「この2人の組み合わせなら面白いことできるんじゃないか」って後押しをもらったんです。信頼できる経営者の方から「丹羽さんと和田さんなら、何かできる」って言われたのは、ものすごく大きかったですね。
それが、迷いを払拭するのに十分だったんです。
創業初月から「営業会社」から「支援会社」へのシフト。初期の大変さ
――創業当初、何が一番大変でしたか?
クライアント開拓ですね。前職からクライアントを引き継ぐ手続きがスムーズにいかなくて、初月の売上を作るのに苦労しました。
実は、創業当初は営業会社だったんです。でも僕が加わることで、支援会社へのシフト を決めたんですよ。それによって、クライアント開拓に時間がかかることになったし、当時の人脈も乏しかったから、かなり苦労しました。
――でも、そのシフトが正解だったと?
そうですね。営業会社のままだと、結局、人海戦術になる。営業マンを何人も雇って、テレアポして、ドアノックして...。でも、その方法だと、単価も低いし、スケーラビリティがない。
でも、支援会社なら、クライアントの成長が弊社の成長につながる。その方が、より長期的な関係が作れるし、クライアント側も満足度が高い。今となって思えば、その決断は正解だったんですよ。
――オフィスも、最初は大変だったんですか?
(笑)大変でした。最初は、知人の経営者の一室を間借りしてたんです。それが、ようやく自分たちのオフィスを借りたのが、6畳ほどの一室。3人で仕事してました。
毎日、狭い空間で、朝から晩まで一緒にいました。叱ったり、励ましたり、紆余曲折してました。でも、その中で新規事業にも挑戦させてもらえて、ごくわずかながら売上も出た。その喜びを一緒に分かち合える環境だったんですよ。
今、きちんとしたオフィスで仕事してますけど、当時のあの6畳の空間があったからこそ、今の僕たちがある。感慨深いものがあります。
「新規獲得200件→1,000件超」。データ分析で新商品を次々と立ち上げ
――ここからが、丹羽さんのすごいところなんですが、具体的な実績を教えてください。
新商品の新規獲得立ち上げで、当初獲得件数が200件程度だったのを、3ヶ月で1,000件超に伸ばした案件があります。
美容商材が得意で、累計で数億円の広告運用経験があります。現在は、月商で見ると、広告運用が約1,500万円、ASP事業も約1,500万円、デザイン事業が約50万円。それらを複数クライアント抱えてやってますね。
――1,000件超に伸ばすまで、どんなプロセスがあったんですか?
まず、なぜ獲得が200件に留まっているのか、をデータで分解したんです。
- 広告のクリック率は十分か
- ランディングページの最適化の余地はないか
- クリエイティブのABテストは十分か
- 購買プロセスのどこで落ちているか
- 初回購入者が2回目に到達する率は
データを突き合わせると、実は ランディングページのコンバージョン率が低い ことが判明したんです。広告は回ってるけど、LPで落ちてる。つまり、集客の問題じゃなくて、クリエイティブ・ランディングページの問題だったんですよ。
――そこからどう改善していったんですか?
そこで、LPO(ランディングページ最適化)を本格的に始めました。複数パターンのLPをA/Bテストして、テストを回すサイクルを短くしたんですよ。
1週間に2パターン、LPを試作する。データを見て、どちらが成果が出てるか判断する。その方が成果の出てるパターンを採用して、さらに別の要素をテストする。その繰り返しですね。
3ヶ月間、このサイクルを回し続けた結果、CVRが大幅に改善されて、獲得件数も一気に伸びた。
――データの見方が違うんですね。
そうですね。多くの人は「広告を増やせば獲得が増える」って思いがちですけど、実はボトルネックが別の場所にあることがほとんどです。
まずは、「どこで何が起きてるか」をデータで可視化する。その上で、改善できるところから改善していく。そういった思考が、クライアント支援にも活きてるんだと思います。
複数事業の立ち上げ。「売上トップライン」と「リスク分散」を常に両軸で動く
――現在、複数の事業部を統括されてますけど、立ち上げのプロセスは?
WEB業界は本当に移り変わりが激しいんです。昨年まで順調だった事業も、一気に傾く可能性がある。だから、複数の事業軸を持つことが重要なんですよ。
広告事業が基軸ですけど、それに加えてASP事業、デザイン事業...。それぞれが異なるクライアント層、異なるビジネスモデルを持ってる。そうすることで、一つの事業が傾いても、他がカバーできる。
――新規事業の立ち上げで、一番気をつけてることは?
「クライアントの成長 = 弊社の成長」って信念ですね。自社の利益重視だけでなく、クライアント側の伸長に目を向けてる。
たとえば、新しいASP事業を立ち上げるときも、「どうやって弊社が利益を出すか」だけじゃなく、「クライアントが月々いくら利益を増やせるか」を最優先で考えるんですよ。
その結果として、クライアント満足度が上がって、長期的な関係につながる。そして、その長期関係が、自社の安定的な売上になっていく。そういった視点ですね。
現在の目標:年商4億円、そして5年後IPO達成
――今期の目標を教えてください。
チーム内の年商を4億円にすることですね。並行して、自社プロダクト事業も立ち上げて、初年度で約4,000万円の売上を目指しています。
長期的には、5年後の33歳でIPOを達成させて、連結売上100億円規模の会社にすること。それが、現在の明確な目標です。
――IPOを目指す理由は?
社会的なインパクトを最大化したいからですね。
個人でできる事業にも限界がある。でも、上場企業になることで、より多くの資本、より多くのメンバー、より多くのクライアントにリーチできる。その状態で、クライアントの成長を支援できたら、社会全体への影響も大きくなるんじゃないか、って思うんですよ。
学生時代から「事業を作りたい」って思ってきましたけど、今はそれが「事業を通じて、社会に価値を提供したい」って進化してるんだと思います。
職場環境について。「裁量権」と「一気通貫体験」
――このチームの良さはどこですか?
裁量権が圧倒的に多い。リスクがあまり伴わないものに関しては、代表の承諾を得る前から実行したりしてます(笑)。
あと、良くも悪くも作業の分断がないんで、一気通貫で各事業における能力を身につけることが可能です。営業から、企画から、運用から、分析から...。一人で複数の領域を経験できるんですよ。
特に、今後独立を志望するような人材にとっては、もってこいの環境だと思います。苦労することは前提として、その苦労の中で必要な全ての能力を学べる。
最後に。応募者へのメッセージ
――どんな人と一緒に働きたいですか?
物事を自分で考えられる人。自分の考えを発信できる人。成果主義で働きたい人。マーケティングの知識を身につけたい人。お金の稼ぎ方を若くして学びたい人。経営陣の近くで学びたい人。
そういった人たち、全員に来てほしいと思います。
――最後に、迷ってる候補者へ。
弊社は、本当に「考えて実行する」環境です。マニュアルもないし、答えもない。でも、その中で自分のビジネス感覚が磨かれる。
完璧じゃなくていいので、「事業を作ってみたい」「起業家のそばで学びたい」って思う人は、ぜひ話を聞きに来てください。
お金も学びも、若くして全力で手に入れられる環境があります。 僕がそうであったように、あなたも3年後、想像もしていない高さにいるかもしれません。
株式会社E.Nでは一緒に働く仲間を募集しています。丹羽さんのストーリーが気になったら、ぜひエントリーしてみてください!