櫻井さん
携帯の販売窓口のスタッフを経て、前職では病院での介護職を経験。nCSの訪問入浴事業にトータルで7年間在籍し、日々ご利用者さんの自宅への訪問を続けている。
ー学生時代は?
農業高校と専門学校で、造園や環境緑地などを専門にしていました。机で勉強するよりも、外で身体動かすことや自然も好きだったので。1社目に就職したのも携帯の販売窓口で、福祉や介護とは全くの無縁でした。
ー 介護業界を選んだ理由は?
祖母がデイサービスに通所していて、家にケアマネジャーさんが訪問してくれたときに、自分が職探し中の時期だったこともあって「櫻井さんは介護業界とか、向いているんじゃない?」と言ってくれたんです。
お正月のお雑煮のおもちを食べるときに、祖母に対して「つまりやすいよ。切ってあるからよく噛んでね。」といった声掛けをしている様子をケアマネジャーさんは見ていてくれたのかなと思います。それで介護の業界に興味を持ち、受けてみようかなと思ったのがきっかけです。
ー 前職でのお仕事は?
最初は、病院で派遣社員として介護職をしていました。機械をつかって患者さんのお風呂をお手伝いする仕事だったんですが、いかにも「流れ作業」という感じで、あまりやりがいは感じられなくて。一方研修で疾患についての知識や、シーツ交換、着脱の仕方などを学べたので、その点は今の訪問入浴事業でもいきていると思います。
ー nCSを選んだ理由は?
選考を受ける際に、現場を見学させてもらったんですが、その時のご利用者さんが皆さんすごくあったかいなと感じて。当時のスタッフさんがすごく信頼されており、入浴サービスに対して感謝している様子も伝わりました。病院では「ありがとう」と言われる機会もあまりなかったですし、nCSの訪問入浴は決して流れ作業などではなく、一人に対してじっくりと時間を使ってケアができる素敵なお仕事だと感じました。
ー 1日のスケジュールは?
最初に、当日の訪問ルートを確認してから、同行する看護師さんにご利用者さんの申し送りなどを行います。午前3件・午後5件の訪問件数で、日によって変動はあります。業界の中では平均程度か、少な目ではあるかなと思います。別の会社では、10件以上訪問されるという派遣の看護師さんのお話もありましたね。記録や事務作業は車の中でやれることはやって、帰社してからは備品の洗浄などをするといった流れです。
ー やりがいはどんなところに感じていらっしゃいますか?
人にとっての「お風呂」というものがいかに大切かを感じています。目的としては皮膚状態の観察や清潔の保持、といった部分ではあるのですが、言葉や身体の機能が低下していくなかでも、やっぱりお風呂にしっかり入れるというのはご利用者さんにとっても嬉しいことなのだなと感じます。「この状態になってもお風呂に入れて本当によかった」というお言葉も多くいただきます。入浴中はすごく気持ちよさそうに入っていただける方も多くて、表情もにこにこしてくださるんです。直に「ありがとう」と言って貰える仕事というのもなかなかないですし、利用者さんやご家族の感謝が伝わってきやすい仕事だという点もやりがいに繋がっています。
ー 仕事のうえで大変な部分などはありますか?
マニュアルはありますが、間取りや家具の位置が家によって違ったり、疾患や状態も異なるので、介助のコツや痛みを感じやすい部分なども覚える必要があります。そこは、何度か訪問するたびに関係性を築きながら覚えていけば大丈夫かなと思います。シフトの関係で、訪問するスタッフが毎回同じ、というのは難しいですが、全員がはじめましての人にならないようにはしています。一度訪問すると、固定で継続して担当することが多いです。
ー 利用者さんについて心に残ったエピソード
シフトの関係でしばらく訪問がなく久々に伺うお宅もありますが、顔では認識できなくても「あ、私のことを声で認識してくれているな」とわかるととてもうれしいですね。寝たきりで反応がほぼない状態の方でも、最後に聴力は残ると言われているので、目は閉じていてもにこっとしてくれたりもします。なので、入浴中は極力声をかけたりコミュニケーションを取るよう心掛けています。
ー nCSで働きやすさにつながっている部分と、チャレンジしていきたいことについても教えてください。
出勤時は8時30分頃なので、通勤ラッシュも避けやすいですね。仕事では中腰で作業をするので、一定体力は必要かなと思いますが、休日に散歩をしたりうまくリフレッシュしたりしています。シフトも休みはとりやすいので散歩をしたりしてリフレッシュの時間は設けています。資格取得については資格取得支援制度があるので、介護福祉士を取ろうかなと検討しているところです。スキルアップしながら、今後もこの仕事を頑張って続けて行きたいと思います。