毛利さん
前職でも訪問入浴事業を経験し、2015年にnCS入社。前職では関東の訪問入浴事業に関する複数拠点の立ち上げや管理職を経験。nCSでは訪問入浴のリーダー職からチーフを経て、練馬東店の所長に。以来複数の店舗の立ち上げにも携わり、現在管理者として管理業務と一部訪問も行っている。
ー 約10年ほどnCSに在籍されている毛利さん。もともと介護業界をお仕事として選ばれたのはどういったきっかけだったのでしょうか?
実は、大学では福祉分野で学んでいましたが、介護業界を選ぶつもりは一切なかったんです。というのも、授業の一環で、何のレクチャーもなく突然老人ホームに訪問することになって、食事介助をまかされたのですが、ご利用者さんがむせこんでしまって…その時、介護職に対しての恐怖心が芽生えてしまいました。その後、スポーツに関するリハビリの仕事がしたいと考え、専門学校へ通いました。そのときも実習があり、今度はリハビリデイサービスへ行くことになったのですが、自分の考えた運動プログラムでご利用者さんたちがすごくイキイキと楽しんでくださったのも凄く嬉しかったですし、何より職場に明るい雰囲気を感じられたんです。自分の好きなことも生かせるので面白い仕事だと感じましたし、介護業界への印象ががらっと変わりました。
ー そこから「訪問入浴」の分野に行きついたのはなぜでしょうか?
新卒1社目では、病院勤務が決まっていたのですが、ふたを開けてみると地方の一人暮らしにとってはかなり厳しいな、と感じるくらい給与の水準が低くて。卒業間近に内定辞退をし、かなり良い条件を提示してもらえた訪問入浴の会社に入社することにしました。当時は1日10~13件、訪問入浴のサービススタッフとして訪問していたんですが、1日の出会いの数がとにかく多く、年上の方と接する機会もとても多い仕事なので、勉強になるし、刺激になることもたくさんある仕事だなと感じました。
ー nCSを選んだ理由は?
一番の理由は、「運動のリハビリと訪問入浴がどちらも掛け合わさった事業である」、という部分です。実は前職の在籍時、nCSのリハビリ×訪問入浴の事業が立ち上がったと知ったときから「自分のやりたい運動リハビリと、訪問入浴のどちらもできる!」ということで、ずっと気になっていたんです。前職で一定の経験を積んでから転職したいと考え、その後折を見てnCSに迷わず応募したという経緯です。
ー 利用者さんについて心に残ったエピソードはありますか?
ご契約時から担当していたとある男性の利用者さんがいたのですが、一週間シフト都合で間が空くと「前回はなんでこなかったの~?」なんて冗談めいて声をかけてくれたりする優しい方でした。その後、ご本人の体調が悪化してしまい、お声かけに対しての反応がかなり薄くなっていきました。1~2か月ぶりくらいの訪問時には、「もしかすると僕のことがわからないかも…」と思ったのですが、ご本人から「毛利さん、来てくれたの?」と声をかけていただけたんです。「ああ、この状況でも築いていた絆や関係性は壊れないんだな」と感じて本当にうれしかったですね。
自分の異動で訪問ができなくなると伝えたときには、奥さまにも、ご本人も泣いて惜しんでくださいましたが、お亡くなりになる一週間前には、奇跡的にお会いする機会を設けて最後のご挨拶をすることができました。業務上、ご利用者さんとの別れは避けられないことではありますが、ご利用者さんの人生の最後に自分のことが少しでも心に残ってくれたのかなと思うと、忘れられないエピソードです。
ー 訪問入浴事業のやりがいは、どんな部分にありますか?
ご利用者さんや、ご家族から直接の「ありがとう」の感謝の言葉が一番のやりがいです。また、訪問入浴のチームは特に、3人でひとつのチームなのでお互いに助けあえるところも良さかなと思います。お一人に対してより手厚いケアができるというメリットもありますね。挨拶した時点からずっとお話されるかたもいますし、お風呂中寝てしまう方もいたりと様々ですが、スタッフの数が多いとそれだけ一人ひとりのニーズに合わせて対応ができると感じています。
もともと野球が好きで運動が趣味ということもあって、体力面については負担にはあまり感じていないです。現場のスタッフさんには18:30に退社できるよう促しているので、介護業界全体でみたときに一定の働きやすさはあるかなとも思います。
ー ここは難しいポイントだなと感じることはありますか?
ご利用者さんごとに疾患も異なりますし、身体状況が違うのは難しさとしてはあります。すべてマニュアル通りにやってもうまくはいかないので、訪問するたびにご意見や反応をいただいて、都度調整していくという感じです。あとは、もう何年も前になりますが、入社当時、自分が整理整頓が得意なタイプではなかったということもあり、入浴用の物品の片づけや準備について覚えるのが多少苦戦したかな、というのは覚えています(笑)。
ー nCSでの働き方、今後のチャレンジについて教えてください。
平均年齢がすごく若いなと感じます。同年代や後輩の興味がある人に声をかけるときもそのポイントは必ずお伝えしますね。会社全体の風通しのよさにもつながっていると思います。今後は、自分自身今の店舗の所長として運営形態をよりよくしていけるよう努力を続けながら、新しい店舗の立ち上げを任されているので、複数の店舗全体をとりまとめられるような存在になっていけるよう邁進していきたいと考えています。
<リハビリ訪問入獄nagomiに届いたお客さまからのお手紙の例>
ご利用者さんやご家族からの感謝のお気持ちや言葉が何よりのやりがいです。