こんにちは!株式会社SHIP デザイナーの中山です🎨
今回は、エンジニアリングマネージャーとして福岡オフィスで活躍する花崎さんにインタビューをしました!
花崎さんのプロフィールを始め、マネジメントについてや、海外拠点での活躍などを深堀りしてインタビューしました。
エンジニアのみなさん、必見の内容です!ぜひ最後までお楽しみください!
Q1.簡単な自己紹介をお願いします!
出身地:熊本
配属先:株式会社SHIP 福岡オフィス
職種:エンジニアリングマネージャー
趣味 / 特技:海外旅行とギター
これまでに訪れた国と地域は20ほどで、ベトナム在住時には日本人コミュニティでバンドを組んでギターを担当していました
バンド活動でギターを演奏中の花崎さん
貴重なオフショット写真をいただきました📷️
Q2.エンジニアリングマネージャーとして、普段どのような業務を担われていますか?
担当しているのは、主にWEBシステムの受託開発案件です。 PMとしては、以下のような業務を中心に行っています。
- 要員計画の立案
- スケジュール調整
- メンバー・タスク管理
- 仕様調整・要件整理
- クライアントとの窓口対応
- 設計・実装・テスト成果物のレビュー
こうした業務を通して、開発プロジェクト全体が滞りなく進むよう、全体最適を意識しながらマネジメントしています。
大規模チームをまとめながらプロジェクトをスムーズに進行させるための工夫はありますか?
「細かく管理しすぎないけれど、困る前に気づく」というバランスを大事にしています。
- 毎日の定例では、単なる進捗報告だけでなく、「この先詰まりそうなポイント」や「潜在的な課題」を早めにキャッチして、一緒に解決のアクションをとるようにしています
- 認識がズレそうな箇所は、口頭だけに頼らず、資料化して素早く同期コミュニケーション(MTGなど)を行うよう意識しています
- メンバーが増えるほど上流工程がボトルネックになりがちなので、任せられる部分はできるだけ各メンバーに委ね、自律的に動ける体制づくりを心がけています
Q3.海外拠点も含めたチームをまとめる立場として、どのような体制や役割分担で運営していますか?
現在は大きく2つのチームを構成しています。
もともとはエンハンスチームの管理が中心でしたが、最近は保守チームのマネジメントにも関わるようになってきています。
【エンハンスチーム】
・日本人:4名
・ITコミュニケーター:2名
・ベトナム人エンジニア:9名
【運用保守チーム】
・日本人:5名
・ネパール人エンジニア:1名
チームの役割分担はどのように行っているのでしょうか?
- 全体管理:日本人 1名
- チームリード:日本人 2名
- それ以外のメンバー:開発者(日本・ベトナム・ネパール)
以前は「設計はチームリードが担う」という体制でしたが、最近はAIの発展もあり、
ベトナムメンバーでも設計のハードルが下がってきたため、設計も含めて対応してもらうようになってきました。
そのため、チームリードは主にレビューや最終チェックを行う、いわゆる「最後の砦」のような役割を担っています。
開発者については、ベトナムメンバーも含めて設計〜結合テストまで一通り担当してもらっています。
オフショア開発というと「実装だけを任せる」イメージを持たれがちですが、設計者や専任テスターを別で置かなくても、今のメンバー構成で一気通貫の開発ができているのは、かなりチャレンジングであり、同時に大きな強みだと感じています。
Q3.離れた拠点のメンバーとの連携や品質管理はどのように行っていますか?
非同期コミュニケーションでは、次のような工夫をしています。
・チケット(タスク)は基本的に英語でメンバーが記載
・コミュニケーターによるサポート
・必要に応じてお客様側でもAI活用が許可されているため、AIツールを利用し、お互いに翻訳しながら英語・母国語を組み合わせてコミュニケーション
同期コミュニケーション(MTGなど)の場合は、コアな実装相談や仕様のすり合わせになることが多いため、基本的にはコミュニケーターを介しながら会話することを主としています。
一方で、ベトナムメンバーには英語が得意な人も多く、日本人側も自分の英語力で直接コミュニケーションをとっているメンバーもいます。
レビュー体制やテスト等の品質管理でどのような仕組みやプロセスを整えていますか?
エンハンス単位で少人数チームを組み、基本はメンバー同士の相互レビューを行っています。重要な機能や、お客様への展開前には、別途MTGを設定し、リードがコードや仕様をレビューします
そのうえで、レビューや判断がボトルネックにならないよう注意しつつ、難しい課題が出てきたときには「即答・即決」を心がけています。
必要に応じてお客様とも都度相談しながら、解決までのリードタイムを短くできるよう、体制面も含めて常に改善するよう意識しています。
今年開設したベトナム拠点では、会社の設立だけでなく、現地チームの立ち上げや運営にも深く関わってこられた花崎さん
新海外拠点としてスタートしたSHIP VIETNAMのオフィスの様子
🌐 https://vietnam.ship-inc.jp/
Q4.ベトナム拠点の立ち上げで感じたやりがいや課題を教えてください
正直、課題は本当に山ほどありました(笑)。
社長以外は誰も「海外で会社を立ち上げた経験がない」状態からのスタートだったので、不安もありましたが、無事に設立まで辿り着けたときの達成感はとても大きかったです。
今回は、
・日本・ベトナム双方のバックオフィス
・ベトナム人マネージャー
を中心としたチームで設立業務を進めました。
構成メンバーは皆若いのですが、それぞれが裁量を持ち、「自分ごと」として動き切ってくれたおかげで、なんとかここまで来られたと感じています。
文化や言語の違いを踏まえて工夫・意識していることはズバリ?
特別「これだけは」と決めていることは少ないのですが、
・相手の文化を尊重すること
・自分から現地コミュニティに溶け込んでいくこと
を大切にしています。
私自身、英語は得意というほどではなく、ベトナム語も話せません。だからこそ、「言葉が完璧でなくても一緒に働ける関係」を作ることに楽しさを感じています。
プロジェクトでは、デイリーMTGにベトナムメンバー全員に参加してもらい、コミュニケーターを挟みつつも、なるべく直接会話できる時間を確保しています。
現地出張の際は、町の雰囲気や人柄を肌で感じながら、「この国民性の中で、どんなコミュニケーションが心地よいか」をいつも考えています。
ベトナムの方々は、楽観的で明るい一方で、とても向上心が高くエネルギッシュです。一緒に働いていると、こちらも「もっと頑張ろう」と自然と思わせてもらえます。
Q5.SHIPで働くことでエンジニアとしてどのような経験が積めると思いますか?
SHIPの特徴としては、
・国際的なメンバー構成と開発体制
・AIを積極的に取り入れた柔軟な開発スタイル
が挙げられると思います。
社内にはAIを含めた開発全般に強い、非常にハイスキルなマネージャーも在籍しており、他社と比べてもモダンな技術や開発プロセスに触れられる機会が多い環境です。
案件規模も、大規模〜小規模まで幅広く、自分のスキルや志向に合わせて、伸ばしたい経験を積みやすいのも魅力だと感じています。
会社規模としては、グループ全体で約40名ほどですが、まだまだ成長途中のフェーズです。だからこそ、一人ひとりが裁量を持って行動できる余地が大きく、「組織づくり」にも主体的に関わっていけます。
Q6.ここまで読んでくれた方へ一言お願いします
国際的な経験、モダンな開発スキル、そして裁量を持ちながら組織をつくっていく経験。これからの時代、「コードが書けるだけ」では通用しなくなっていくと思っています。
自分の市場価値をどう高めていくかーー
その答えを、SHIPでは実践しながら掴みにいけます。
現状に少しでもモヤモヤを感じている方、「もっとチャレンジしたい」と思っている方にとっては、きっと面白い環境です。
ぜひカジュアル面談からでも構わないので、一度お話しできれば嬉しいです。気軽に応募してみてください。
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