こんにちは、mui Lab 採用チームです。mui Labでは現在、くらしに寄り添う次世代プロダクトの開発に挑戦するエンジニアを募集しています。
今回お話を伺ったのは、エンジニアの村上さんです。前職でメディアアート領域で開発をしていた村上さんは、「より多くの人の生活に関わるものをつくりたい」という思いから、mui Labへの入社を志しました。今回の記事では村上さんに、mui Lab 入社のきっかけと、働く魅力を聞きました。
テクノロジーセンター Software Engineer 村上 航輔 (Murakami Kosuke)
東京工業大学大学院 情報理工学院修士課程修了。ライフイズテック、ハニカムラボを経て、mui Labへジョイン。
Software Engineerとして、モバイルアプリを中心に、共同開発から自社開発まで幅広くエンジニア業務を担当。
プログラミングとメディアアートへの興味をきっかけに前職へ
——まずは、村上さんのキャリアについて教えてください。プログラミングにはいつ頃から興味を?
中高のときに参加した「Life is Tech!」というプログラミングスクールで、そのおもしろさに完全に魅了されました。
論理的な考えにもとづいて自分で手を動かすと、自分たちが普段使っているアプリケーションのようなものを作れてしまう。作ったものが動いているのを見て、すごく感動したのを覚えています。
ただ、そのスクールに参加したのは中学3年生と高校1年生の2回で、本格的にのめり込んだのは、大学2年生の時にそのLife is Tech!でインターンを始めてからです。プログラミングを学びたいという一心で、興味のある分野を突き詰められる東京工業大学(東工大)に進学しました。
——新卒では、メディアアートの領域に進まれたそうですね。
はい。大学院修了後、株式会社ハニカムラボ(以下、ハニカムラボ)に入社しました。ハニカムラボは「リアルタイム3D技術」と「インターネット技術」を掛け合わせることで今までに無い表現やワクワクする未来を創造する会社で、プロジェクションマッピングやARコンテンツなどを開発していました。
ハニカムラボを受けたのは、大学在籍時、「メディアアート」の分野に強い興味を持っていたから。メディアアートとは、テクノロジーを利用した芸術手法のことで、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)を用いたものです。
とあるアーティストのライブの中で、演出に使われているメディアアートに関心を持ち、自分もこんな、人の心を動かす非日常的な体験を創ってみたい。その想いが、ハニカムラボへの入社に繋がりました。
——ハニカムラボではどのような仕事を担当していましたか?
主にUnityやUnreal Engineといったゲームエンジンを使い、3DCGコンテンツを制作するエンジニアリングを担当していました。
特に印象に残っているのは、とあるテーマパークのプロジェクト。閉園後の森を舞台にしたARアトラクションで、私はARキャラクターや、参加者が使う専用アプリの開発などを担当しました。
ローンチ後、現地でアトラクションを体験しているお客さんの姿を見たのですが、お客さんがアトラクションを楽しみながら「おー!」と歓声を上げたり、嬉しそうな顔をしていたりするのがすごく記憶に残っています。「この画面、僕が作ったんです!」とつい言いたくなってしまうくらい嬉しくて(笑)、自分のつくったものが、誰かの特別な思い出の一部になっている。そのような体験をつくれたことが心に残っていますね。
「メディアアートのバックグラウンドを生かし、多くの人に触れてもらえるものをつくりたい」mui Lab入社のきっかけ
——前職での仕事にやりがいを感じる中で、なぜ転職を考え始めたのでしょうか?
ハニカムラボで携わっていたXR関連の仕事は非常に楽しくやりがいがありました。一方で、自分の開発していたものはイベントに絡めたものが多く、どうしても、イベントそのものの動員数が少ないと、自分が開発したものに触れてくださる人も少なくなってしまう環境でした。また、「非日常」の中で使っていただくものが多く、どうしてもイベントに出向いていただかなければ触れてもらえません。そのため、自分が開発したもので人々の生活が変わるという実感が持ちづらく、次第に「よりユーザーの生活に密接に関わったものを作っていきたい」と思うようになっていました。
そして、せっかく開発するのであれば、自分が携わってきたメディアアートのバックグラウンドをより生かせる会社がいい。そんな気持ちで、転職活動を始めました。
——数ある企業の中で、mui Labのどのような点に惹かれましたか?
大きく2つあります。1つはmuiボードの体験が非常に魅力的だったこと。自社プロダクトを持っている会社を中心に見ていたのですが、その中でもmui Labのオリジナリティや、プロダクトから感じられる会社の価値観のようなものが印象的で、おもしろいなと感じたのを覚えています。
もう1つは社内のカルチャーや働き方。スタートアップでありながら、大手企業で開発経験を積んできた方、グローバルメーカーで世界水準のプロダクトづくりをしてきた方など経験豊富な方が多かっただけでなく、落ち着いた雰囲気があった点もポイントでした。さらに、フルフレックスで、自分の生活に合わせた働き方ができそうな点にも惹かれました。
——最終的な入社の決め手は何だったのでしょうか?
実は、ヘルスケア系のアプリを開発する会社と最後まで悩んでいました。ただ、その会社のサービスも素晴らしかったのですが、市場には類似のサービスも存在する。どうしても「自分がその会社に入る強い動機」のようなものが見つけにくかったんですよね。
一方、mui Labが作っているのは、muiボード含めて世界中どこを探しても見当たらないようなプロダクトだと感じました。「この会社でしかできない開発がありそう」「これまでに想像できなかったようなものづくりに携わっていきたい」という自分の気持ちを強く感じ、入社を決めました。
——muiボードのどんな点に魅了されたのですか?
前職のメディアアートでは、人とテクノロジーがインタラクティブに関わることで、新しい体験を生み出すことを追求してきました。muiボードを見たとき、その経験を「日常」という、よりくらしに近いフィールドで活かせると感じました。
また、メディアアートで培ったLEDの演出スキルを応用すれば、触れたときの光の反応や情報の表れ方など、もっと繊細で新しいインタラクションがつくれるかもしれない...といろんなことが想像でき、ワクワクしました。
スタートアップの自由と、大企業のスケール感。mui Labで働く魅力
——村上さんのmui Labでの現在の役割を教えてください。
入社当初は、三菱地所と共同開発を進めているスマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」を担当しました。現在はそこから領域を広げ、muiボード第2世代の開発や、エネルギーマネジメント関連の新規プロジェクトなどにも携わっています。
——前職の受託開発の経験と比較して、mui Labでの開発業務はいかがでしょうか?
決定的な違いは、UI/UXデザインをmui Lab側から提供するところではないでしょうか。たとえば前職では、発注側が明確な目的を定め、デザイン会社がデザインを決め、その仕様に沿った開発を行っていました。
一方mui Labには、mui Labならではのデザイン観点を持っているクリエイティブディレクターやデザイナーが在籍していて、彼らがクライアントとの対話を重ね、ユーザー体験を深く洞察しながらデザインを提案します。そこの会話にエンジニアメンバーも入りながらプロジェクトを進めるので、単なる指示に従うのではなく、パートナーとして「新しい体験を共に創る」という『共創』のスタイルなんです。だからこそ、プロダクトに一貫した思想を宿らせることができる。この環境は、エンジニアとして非常に刺激的ですね。
——自社プロダクトの開発では、どのようなことに関わっていますか?
muiボードの開発では、モバイルアプリやWebアプリの改善などに関わっています。たとえば、既存のモバイルアプリを使う中で、「生活者のくらしの中で、こんな機能があるともっと便利だな」と気づき、それを提案し、実装まで一気通貫で担当した事例があります。モバイルアプリ側で先行して作った機能をWebアプリ側でも使用できるようにしようという動きもあり、その部分の実装、Webアプリへの移植のような部分にも携わりました。
また、現在進行中のエネルギーマネジメント領域の開発では、「ユーザーが意識せずとも、自然と電力が節約される」体験の実現を目指しています。まだ多くは語れませんが、自分の仕事がユーザーの利便性だけでなく、エネルギー問題のようなテーマに繋がっていることも、おもしろいです。
——mui Labに入社されて約1年。村上さんが感じる、mui Labで働く魅力について教えてください。
手を挙げたら何でも任せてくれ、着実にこなせば評価されるという点を一番の魅力に感じています。先ほどお話しした通り、私は入社当初は共同開発のプロダクト「HOMETACT」に関わっていました。でも、せっかく自社プロダクトを持つ会社にいるのだからそちらにも関わりたいと思い、入社半年ほど経ったタイミングで上長に相談してみたんです。すると「じゃあ、環境構築からやってみようか」という話をもらい、関わりやすいところから少しずつmuiボードの仕事に触れられるようになりました。
また、「HOMETACT」の経験自体も、私にとっては非常に大きなプロジェクトでした。
「HOMETACT」は三菱地所と一緒に進めているいわゆるBtoBtoCのサービスです。スタートアップ単独では難しい「多くのユーザーに日常的に使われる」という規模感のサービスを、三菱地所のような大企業との座組みで実現できる。ユーザーアンケートなどを通じて、自分の仕事が確かにくらしの一部になっていると実感できたときは、本当に嬉しかったですね。
「スタートアップらしい自由な提案」と「大企業との協業ならではのスケール感」。この両方を同時に味わえるのが、mui Labで働く大きなやりがいだと思います。
——会社の雰囲気はいかがですか?
mui Labで働く社員の多くがミッションに共感し、自らのこだわりや思いを持って働いている雰囲気があり、そんな空気が好きですね。「人と自然とテクノロジーの穏やかな調和によって心ゆたかなくらしと社会を創造する」。入社時からおもしろいミッションだと思っていましたが、入社してみると、実際にmui Labのメンバーが皆それをおもしろがり、大手企業、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを持った人が、楽しみながらその世界を目指していて、とても魅力的です。
mui Labはとても難しいことに挑戦していると思いますが、自分が関わったプロダクトが世の中のスタンダードになるって、とても貴重な経験ですよね。そこへの挑戦機会がある環境に身を置けるのは、幸せなことだと思っています。
——最後に、mui Labへの入社を考える方にメッセージをお願いいたします。
mui Labでは、スタートアップらしいスピード感や大きな裁量を持ちながら、大企業との共同開発のようなスケールの大きな仕事にも関わることができます。
また、「人と自然とテクノロジーの穏やかな調和」というテーマに共感して集まったメンバーが多く、皆が本気でおもしろがりながら開発をしています。そういう雰囲気の中で働けるのはとても刺激的ですし、自分の作ったものがユーザーの生活に届いている実感も得られるので、大きなやりがいがあります。
スタートアップで裁量を持って働きたいけれど、大手の規模感あるプロジェクトにも携わりたい――そんな両方を求めている方には、ぴったりの環境だと思います。