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【代表インタビュー】介護領域で10年働いて実感した業界課題を解決するために出した答えは「起業」だった

こんにちは、コーポレートの中澤です。
LINKを知るには代表の考えを知らなければ!ということで、今回は代表の水野にインタビューしました!!!

水野友喜プロフィール
1987年生まれ、岐阜出身。
専門学校で介護福祉士の資格を取得後、介護士として現場で働く。働いている中で知識の必要性や資格の重みを実感し日本福祉大学に入学、仕事と勉学を両立させ卒業と同時に社会福祉士の資格を取得。
その後現場から管理職へシフトし、マネジメント業務など幅広く介護領域での実務を経験。
2017年4月、株式会社LINKを設立。

ー 今日はよろしくお願いします。まずは、介護業界に興味を持ったきっかけを教えてください。
高3の時、色々な職種の方が学校へ来て話をしてくれる授業があったんですけど、その授業の中で医療ソーシャルワーカーの話を聞いたのがきっかけです。入院中の生活のことや治療の先のことまでを考える仕事だと知って、社会福祉士の資格を取ろうと思いました。

ー 学校の授業がきっかけだったんですね!私は授業あまり聞いてなかったので尊敬しますw ところで専門卒業後、働きながら大学卒業されたんですね。大変そう・・
そうですね、結構キツかったです・・と言いたいところですが楽しんで勉強してました笑。
勉強は基本的には、朝仕事に行く前にやってました。早起きも辛くはなかったし、ほとんどがオンデマンド授業だったのでとても楽しくて。自分に合ってたんだと思います。

ただスケジュール管理には苦労しましたね。テスト当日に忘れて遊びに出かけて、夜8時半頃に帰ってきてからテストのことに気が付き、締め切りまであと30分、なんてこともありました。


ー 計10年以上に渡って介護領域で仕事をしてきた水野さんが、起業を決意したのは何故でしょう?
現場で働いていて浮かび上がったのが、「人生最後の生活が、こんな生活でいいのか。」という疑問です。
介護施設は、例え外見が立派であっても、中では人の尊厳が踏みにじられているんじゃ、と疑わざるを得ない介護をしていると言えます。例えばトイレは決まった時間にしか行けない、お風呂は介護用イスを使うので真冬であっても膝下しか湯船に浸かれないなど。また働く環境も低賃金・人材不足であり、介護業界の抱える課題に悶々とする日々が続きました。

これは社会保険サービスに様々な制約があることに問題があるのですが、国の制度が変わるのをただ待つのではなく、自分で動こう!と、起業を決意しました。

ー社会的な課題を自分ごとにして動かれたんですね。起業当時から「イチロウ」サービスが念頭にあったんですか?
いえ、具体的なサービスは「Open Network Lab」というアクセラレータープログラムに参加した際にブラッシュアップされました。
プログラム参加時は”介護業界の課題を解決する”サービスのアイデアが出ては萎んで・・を繰り返してたんですが、残り3週間のタイミングで、「介護業界の課題は、人材不足であって低賃金の職業であること。解決すべきはそこではないか?」と、当時のプログラム責任者である猿川さんに言われました。
その言葉をきっかけに、介護保険という国のルールにのらず、品質の高いサービスを提供し、それに見合った料金をいただき、介護士へきちんと払うというビジネスプランが固まりました。
そうしてできたのが「イチロウ」です。

ーイチロウの由来が気になるとこですがそれはまた別の記事で・・
なるほど。「社会的な課題」があるのは明白だけど、どこをどう解決するかは色々なアプローチがありますよね。
起業からもうすぐ3年が経ちますが、当時のエピソードを聞かせてください。

今でこそ名古屋・東京の2拠点でスタッフも増えてきましたけど、起業当時はもちろん一人ぼっちでした笑。
イチロウのニーズを検証しながら事業を回し、事務作業も一人でやり、目の回るような日々でした。1人の力の限界を感じながらも、人を採用することが怖くてなかなか採用に踏み切れず・・。
そんなある日、同じ名古屋で活躍する名古屋大学発のPREVENTの萩原さんから「優秀な人材を採用した時の事業の伸び方はすごい!」という話を聞き、人材の採用を決意しました。

1ヶ月後にパートのスタッフさんを1人採用したんですけど、そこからあれよあれよと人が増え、スタッフの数に比例して売上も上がって行きました。
少しずつ自分の仕事を任せるようになり、日々を回すのではなく、未来のことを考えられるようになってきました。


ー個からチームに、ですね。今年はより採用に力を入れる予定だそうですが?
そうなんです。今、事業プランもある、需要もある、足りていないのがサービスを提供するための体制作り、つまり「人」です。
今後さらにLINKが大きくなるためのプランには人が不可欠です。やるべきことは明確なので、それを一緒に走ってくれる仲間を募っています。
東京オフィス・名古屋オフィス共に募集をしてますので、興味を持ってくれた方はぜひ連絡ください!

ー水野さん、ありがとうございました。また別のテーマでお話聞かせてください!

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