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▶目次
⑴慶應経済学部からコンサル、リクルートへ。
⑵「苦しい時間を一緒に過ごせた財産」。同じ方向を向いて前進した西岡代表との絆 。
⑶事業の「変化点」と「資産」を作る。自分に求められた真の役割 。
⑷技術力と謙虚さを兼ね備えた組織。新しい挑戦を恐れない仲間を求めて。
「建設業は今、ここ数年で一大産業へと急成長したキャッシュレス市場の、まさに普及『前夜』によく似たフェーズにあると感じています。国が『2029年から建築確認申請のBIMデータ審査を本格化する』という明確な方針を示している。この大きな変化の“兆し”を、本物の“うねり”に変えていく。その仕掛けができる今こそ、挑戦の絶好機なんです」
そう語るのは、建設テック企業ONESTRUCTIONで事業開発責任者(VP of Business Development)を務める柴田陽介さん。慶應義塾大学経済学部を卒業後、NTTデータ経営研究所で先端技術を活用した大企業のDX・新規事業創出を支援。その後リクルートへ転じ、7年半にわたりモバイル決済・送金サービスのゼロからの立ち上げ、そして責任者としてその急成長を牽引してきました。
キャッシュレス市場の黎明期を当事者として経験し、「変化点」を仕掛け事業をドライブさせてきた柴田さん。国が示すマイルストーンによって業界変革の機運が高まる建設業界で、彼は今、ONESTRUCTIONと共にどのような未来を描き、未来への「資産」を築こうとしているのか。その新たな挑戦と、業界変革にかける熱い思いを伺いました。
慶應経済学部からコンサルファーム、リクルートへ。
まずは経歴を教えていただけますか?
慶應義塾大学経済学部を卒業後、新卒でNTTデータ経営研究所というコンサルティングファームに入社しました。ちょうどディープラーニングなどが注目され始めた時期で、大企業や官公庁向けに、デジタル技術を活用した新規事業の創出支援、AI活用戦略の策定、データ活用に関するPoC(概念実証)などに携わっていました。こうした新規事業や先端技術領域のコンサルティングに約2年半従事した後、2017年10月にリクルートへ入社しました。
リクルートでは、7年半にわたり一つの新規事業(金融決済系)の立ち上げから拡大までを一貫して担当しました。三菱UFJ銀行様とのジョイントベンチャー設立・資金調達に始まり、資金移動業ライセンスを取得した後、モバイル決済・送金サービスのプロダクト立ち上げ、その後の事業開発・グロース、関連サービスの展開などを推進。最終的には責任者として、自身で立ち上げたサービスの更なる拡大に注力していました。
ONESTRUCTIONには今年の4月(2025年4月)に正式にジョインしましたが、3月から業務委託として関わり始めていました。実は、代表の西岡とはリクルート時代の同僚であり「戦友」とも呼べる間柄で、同じチームで3年ほど共に働いた経験があります。
これまでの各社での具体的な業務について教えていただけますか?
まずNTTデータ経営研究所では、主に大企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援に注力していました。例えば、企業が保有する独自データを活用したPoCからAI・データ利活用の全社ロードマップ策定までを一気通貫で支援したり、大企業の既存アセットを活用したデジタル新規事業の創出をお手伝いしたり。これらは当時のコンサルティング業界で非常に注目されていた経営課題であり、その最前線で経験を積めたことは大きかったです。また、官公庁向けのプロジェクトとして、特定産業の海外展開戦略や新たな産業創出のあり方といった、よりマクロな政策検討にも関与しました。
リクルートでの金融決済事業は、まさにゼロからの挑戦でした。前述のJV設立やライセンス取得といった事業基盤の構築から始め、プロダクト開発においては、PayPayをイメージしていただくと分かりやすいですが、モバイル決済サービス「エアウォレット/COIN+」を世に送り出し、その後の決済領域におけるグロース戦略を一貫してリードしました。
当時の市場環境は極めて競争が激しく、例えば「競合のように巨額の資金を投下できない制約の中で、独自のポジションをどう確立し、顧客価値を最大化するか」「(当時の)リクルート経営陣が求める極めて高い事業成長目標を、限られた時間内にどう達成するか」「どの領域で、どのようにProduct-Market Fit(PMF)を実現していくのか」など、向き合うべき問いは常に最高難易度レベルでした。
しかし、これら極めて困難な課題に日々向き合い、プレッシャーの中で一つ一つ乗り越えていくプロセスを通じて、まさに急速に立ち上がる市場の最前線で事業開発を推進するという、他では決して得られない、代え難い(かえがたい)経験を積むことができたと感じています。
そして現在所属するONESTRUCTIONでは、事業開発責任者(VP of Business Development)として、複数の新規事業立ち上げを同時並行で進めています。お客様との対話を通じて事業の輪郭を明確にしながら、業界内でのアライアンス構築、必要に応じた行政への働きかけなど、活動は多岐にわたります。新しい事業をゼロから立ち上げ、成長軌道に乗せ、さらに会社の提供価値や事業ポートフォリオを多様化させていくことが、私の現在の重要な役割です。
これまでのキャリアが現職にどう活きていますか?
コンサルタントとして多様な産業や政策レベルの課題解決に俯瞰的に関わった経験と、リクルートで自ら事業をゼロから立ち上げドライブさせた経験、この両輪があるからこそ、現在ONESTRUCTIONで求められている「事業を創造し、同時に産業全体の変革を推進する」という複合的なミッションに、自身の経験が非常にフィットしていると感じています。
特に、リクルート時代に、法改正や新技術の登場によってQR決済という新しい市場が生まれ、それが急速に社会実装されていく変革の真っ只中を当事者として経験できたことは、非常に大きいです。まさに今、国土交通省主導によるルール変更やAI等の新技術導入によって、建設業界全体が大きく変わろうとしている――ONESTRUCTIONが対峙するこのフェーズは、当時の経験と重なる部分が多くあります。
規制や技術の変化を捉えて未知の市場を開拓し、試行錯誤しながら新しいスタンダードを築き上げていく、というプロセスを一度深く経験していることは、現在の役割を遂行する上での大きな強みになっていると確信しています。
「一緒に過ごした苦しい時間こそ共通の財産」。「事業の成功」という同じ方向を向いて前進した西岡代表との絆
ONESTRUCTIONへの入社経緯について教えてください。
入社の経緯は、まず代表の西岡との過去の繋がりからお話しさせてください。以前、私がリクルートでモバイル決済・送金サービスの立ち上げを担当していた際、私のチームに西岡が後からメンバーとして加わったのが最初の出会いです。
当時、サービス加盟店で使う「このお店で使えます」といったステッカーや販促物を制作し、それを全国の数十万の加盟店に配布するという大規模なオペレーションの構築を彼に任せたのが、具体的な仕事での最初の関わりでした。その後、私が責任者、彼がプロダクトマネージャーという立場で、文字通り二人三脚で事業開発と拡大を推進しました。
特に強く印象に残っているのは、サービスが軌道に乗るまでの苦しい時期を共に乗り越えた経験です。困難な時こそ人の本質が見えるものですが、西岡はそうした状況でも常に前を向き、「コト」の本質に向き合い続ける建設的なスタンスを崩しませんでした。振り返ると、私自身が何度も心が折れそうになった時、彼のその姿勢に何度も救われたと感じています。そうした苦しい中でも互いに意見をぶつけながらも決して仲違いせず、「事業の成功」という一つの目標に向かって進めた経験は、私にとって大きな財産です。
西岡がONESTRUCTIONに専念するためにリクルートを先に退職した時も、「またいつか一緒に仕事ができたらいいな」という思いはありました。ちょうどその頃、私自身も同じ事業に7年半携わった後、次の挑戦を模索し始めていたタイミングでした。
その後、西岡と再会し、対話を重ねる中で、ある強いシンパシーを覚えました。それは、私がリクルートで体験した「まさにこれからキャッシュレス決済が急速に普及するぞ」という市場の黎明期(れいめいき)の熱気やタイミングと、現在ONESTRUCTIONが対峙している建設業界の状況が、構造的に非常によく似ていると感じたからです。
うまく言葉にするのは難しいのですが、新しい産業が生まれ、大きな変化の波が訪れる、まさにその“前夜”のような空気感。建設業界にもその予兆はすでに見え始めており、ONESTRUCTIONがその変革の中心にいる、と直感しました。そして同時に、次は日本国内だけでなく、世界を舞台に新しい産業変革を起こすチャレンジがしたい、という思いが自分の中で強く湧き上がり、ONESTRUCTIONへの入社を決意しました。
事業の「変化点」と「資産」を作る。自分に求められた真の役割 。
現在の役職と具体的な業務内容を教えてください。
現在は事業開発責任者(VP of Business Development)として、大きく2つの役割を担っていると認識しています。1つ目は「会社や事業の“変化点”を作ること」、2つ目は「会社や事業の“資産”を増やすこと」です。
まず「変化点を作る」というのは、事業が安定して伸びている(線形成長している)状態から、成長曲線の角度をグッと引き上げ、非連続な成長を生み出す起点(きてん)を作るということです。そのために必要であれば、新しい事業を複数同時に立ち上げたり、既存事業の売上を飛躍的に伸ばすための大胆な施策を企画・実行したりと、あらゆる手段を講じます。
事業開発の機能がない組織でも事業は成長しますが、それは多くの場合、既存路線の延長線上になりがちです。事業開発の本質的な役割は、まさにその成長の角度を意図的に変える“転換点”を仕掛けることにあると考えています。
一方で「資産を増やす」というのは、単に短期的な売上を追い求めるのではなく、将来にわたって持続的な成長を生み出すための「事業基盤」や「仕組み」といった資産を戦略的に構築していくことです。例えば、多様な企業との強固なパートナーシップを築いたり、拡張性・汎用性の高いシステムやオペレーションを開発したりすること。これらは目先の売上だけでなく、未来の成長を支える重要な「資産」になると考えています。
ONESTRUCTIONが社会にとって価値ある会社として未来に残り、発展していくためには、日々の事業活動を通じて、単なる売上という結果だけでなく、そのプロセスにおいてどのような質・種類の資産を積み上げられたか」という視点を常に持ち、こだわり続けることが不可欠だと考えています。
入社して印象的だったエピソードを教えてください。
ONESTRUCTIONは現在20名程度の組織ながら、「日本初」や「世界最速」といった前例のない挑戦を次々と実現する技術力に目覚ましいものがあります。
特に印象的なのは、「日本初」「世界最速」を目指すことが、単なる目標や目的ではなく、組織に深く根付いたマインドセットとなっている点です。わずか20名という組織規模でありながら、国内で技術的に誰も成し遂げていないことを実現し、同時に世界と足並みを揃えて最速で新しい取り組みを生み出す技術力に、率直に驚嘆しました。
しかし、その原動力は決して功名心からくるものではなく、「建設業界の変革をリードしたい」という強い信念にあります。「日本初」「世界最速」は、あくまでその変革を目指した結果として生まれるものなのです。そうした壮大な目標を掲げながらも、決して奢ることのない謙虚さもまた、ONESTRUCTIONのユニークなカルチャーだと感じています。
「日本初が当たり前」という言葉だけを聞けば、傲慢な印象を受けるかもしれません。しかし、その真意は、業界変革への強い思いであり、その過程で必然的に「日本初」や「世界最速」という成果が生まれていると理解しています。
一方で、自身が建設業界の出身ではないので、業界知見が乏しかったことは、役割を全うする上で苦労した点です。。ドメイン知識がない中で、業界の動向や自社の技術などをキャッチアップしていくのは容易ではありませんでした。しかし、幸いなことに、社内には業界や技術に精通した人材が多くいます。彼らから積極的に学び、自分自身の解像度を高めていくことができる環境は、非常に心強く感じています。
ONESTRUCTIONで働く魅力は何でしょうか?
ONESTRUCTIONで働く最大の魅力は、まさに変革期を迎えている建設業界の、その中心で当事者として関われることだと思います。
特に、2029年という明確なマイルストーンが設定されている点は非常に大きいです。この年から建築確認申請におけるBIMデータでの審査が本格化します。現在主流の紙ベースから、2026年以降はデータ作成も並行する移行期間を経て、2029年には完全にBIMデータ審査へと移行する――この変革のスケジュールは、国土交通省によって明確に示されています。
これは、例えば過去にキャッシュレス決済の普及で国が「2025年までに普及率40%」といった具体的な目標を掲げて政策を推進した動きと似ています。同様に、建設業界においても国が変革の方向性とスケジュールを明確に定めたことで、今後の市場の活性化や変化を後押しする環境が整いつつあると感じています。
2025年現在、BIM先進国であるシンガポールやイギリスなどと比較すると、日本のBIM普及状況や建設会社の活用レベルは、正直に言ってまだこれからという段階です。一方で、2029年の完全移行までにはまだ4年間の時間があります。だからこそ、この期間にしっかりと準備を進め、新しいプロジェクトや事業を開発していけるというのは、この領域に挑戦する上で非常に恵まれたタイミングだと考えています。
加えて、私たちONESTRUCTION自身の立ち位置もユニークです。特定のベンダー製品や業務環境に依存せず、オープンなデータ連携を可能にするプロダクトを提供することで、業界の中で中立的なポジションを確立しています。
さらに、業界団体や行政とも深く連携し、多くの企業を巻き込みながら産業全体の変革をリードしようとしていること。この点は、他の多くの建設テック企業にはない、当社ならではの強みだと自負しています。
技術力と謙虚さを兼ね備えた組織。新しい挑戦を恐れない仲間を求めて
会社としてどのような将来像を描いていますか?
将来像として、大きく2つの目標を掲げています。
1つ目は、「グローバル市場で認知される、日本を代表する建設テクノロジーカンパニーになること」です。世界No.1のシェア獲得を至上命題とするのではなく、世界的に見ても「日本の建設テックならONESTRUCTION」と名前が挙がるような、先進的で影響力のある企業として認識される存在を目指しています。
そして2つ目は、「建設業界の皆様と共に、業界全体の変革を実現していくこと」です。私たちが目指すのは、外部から一方的に業界を変革することではありません。むしろ、業界内部には「もっと良くしたい」と強く願っている方々がたくさんいらっしゃるのに、様々な要因でそれが叶えられていない現状がある、と私たちは捉えています。
だからこそ、変革の主役はあくまで建設業界で働く皆様ご自身だと考えています。私たちは、その皆様が「本当に実現したいこと」を達成するための技術やサービスを提供する、最高のパートナーであり、サポーターでありたい。そのような立場で業界の発展に貢献していくことが、私たちのもう一つの重要な目標です。
柴田さんが働くうえで大切にしていることは?
私が個人的に大事にしている価値観は、「成功そのものを最終目標とせず、『コト』に向き合う」ということです。
挑戦する過程では、一時的に成功しても、その後壁にぶつかったり、うまくいかなくなったりするのは自然なことですよね。ですから、『絶対に成功したいから頑張る』という結果への執着を持つよりは、「成功か失敗か」と「自分自身の幸福度」は切り離して考えるようにしています。
結果がどうであれ、自分が「やりたい」と情熱を持って取り組めていること、そのプロセス自体に価値があり、そこに幸せを感じられると思っています。
目先の成果に一喜一憂せず、挑戦し続けること自体を楽しむ。――この姿勢で、日々の事業や目の前の『コト』に向き合うことを、私自身は大切にしています。
どのような人材がONESTRUCTIONに向いていますか?
新しいことに挑戦したい、正解がわからなくても手探りで進めてみよう、という意欲のある方が向いていると思います。特定のスキルセットよりも、そうしたマインドセットを重視していますね。
会社や事業自体が常に日進月歩で変化し続ける状況ですので、ご自身も変化を恐れずに新しい挑戦を楽しめる方が活躍できる環境です。こうした変化が大きいフェーズでは、「まずはやってみよう」という前向きな姿勢が、ご自身の成長にも会社の推進力にも繋がると考えています。
建設業界の知識や経験は必須ではありません。私自身も建設業界未経験で入社しましたが、周囲のサポートを得ながらキャッチアップできる環境が整っています。もちろん、未経験の分野に飛び込むことに不安はあると思います。それでも「挑戦してみたい」という気持ちを、私たちは何よりも大切にしたいと考えています。
私たちは今、まさに急成長フェーズに入ろうとしています。このタイミングだからこそ、一人ひとりの挑戦や成果が会社全体に与える影響は非常に大きいです。その手応えを感じながら、私たちと一緒に成長していける方をお待ちしています。
本日はありがとうございました!
ありがとうございました!
まさに「変革前夜」の様相を呈する建設業界。BIM本格導入という国の後押しも受け、歴史的な転換点を迎えています。
この重要な局面において、ONESTRUCTIONは卓越した技術力とオープンなデータ連携基盤を武器に、業界全体のデジタルシフトを力強く推進していきます。
変革の中心で、その推進力となる「当事者」として活躍できる、またとない機会がここにあります。
このダイナミックな変化の最前線で、共に新しい価値を創造していきませんか。皆様からの多くのご応募をお待ちしております!