私たち G-gen は、Google Cloud 専業インテグレーターであり、Google Cloud プレミアパートナーです。「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」をビジョンに、Google Cloud のプロフェッショナルとしてお客様に伴走し、お客様のビジネスの成功に寄与することを目指しています。
「Google Cloud 専業」と聞くと、高度な専門性が求められハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。しかし G-gen には、異なる分野から転職し第一線で活躍しているエンジニアが多く在籍しています。
今回は、ハードウェアエンジニアからクラウドエンジニアへ転身した芝尾さんと、中途採用を担当する人事・額賀による対談を通じて、異職種からクラウドエンジニアへと踏み出したリアルなプロセス、そして G-gen だからこそ実現できる成長環境に迫ります。
【プロフィール】
芝尾 秀人:クラウドソリューション部 デジタルワークプレイス課所属。大手通貨処理機メーカーにて、硬貨識別機の光学技術開発を担当し、リーダーとして開発を牽引。 2024 年に G-gen へ入社し、1 か月後にはアーキテクトとして案件に参画。現在は生成 AI 関連プロジェクトを中心に、プロジェクトマネージャー兼アーキテクトとして活躍している。
額賀 俊輔:人事課所属。新卒で日系大手 SIer に入社し、クラウドソリューションの法人営業を経験。その後、大手人材紹介企業にて約 11 年間、IT エンジニアやエグゼクティブ層の転職・採用支援に携わる。2025 年に G-gen へ参画し、現在は中途採用を中心に担当している。
「今ある武器で戦う」──異分野からクラウドエンジニアへ踏み出した理由
額賀:芝尾さんは、なぜハードウェアエンジニアからクラウドエンジニアへキャリアチェンジしようと思われたのでしょうか?
芝尾:新卒からずっと大手通貨処理機メーカーで技術開発に携わってきたのですが「そろそろ外の世界も見てみたいな」と思ったのがきっかけです。当初は、これまで経験してきた光学分野での転職を考えていたもののなかなか希望に合う求人が見つからなくて。それなら、思い切ってまったく違うことに挑戦してみようと考えました。
あらためてこれまでのキャリアを振り返ってみると、前職は電気設計で入社したはずなのに、メカ設計、組み込みソフト、アルゴリズム開発まで幅広く経験していて。「実は、特定の領域にあまりこだわってこなかったんだな」と気づいたんです。ソフトウェアエンジニアへの転身も「何とかなるんじゃないか」という感覚が大きかったですね。
額賀:芝尾さんのように、Google Cloud とは異なる分野を経験したうえで当社に入社し活躍している方はたくさんいますよね。G-gen は Google Cloud 専業の会社ですが、バックグラウンドに関係なく、技術者としての思考力や物事を構造化する力がしっかりしていれば、十分に活躍できる環境があると感じています。
ちなみに、芝尾さんはこれまでのエンジニアとしてのキャリアの中で、どのような価値観を大切にしてきたのでしょうか?
芝尾:「手持ちの武器が揃うことはない」という考え方ですね。武器が万全に揃ってから戦うのではなく、今ある武器でどう戦うかを考え、戦いながら武器を増やしていく。その姿勢を大切にしてきました。
前職で培ったのは「いろいろな分野に積極的にチャレンジすること」と「やったことがないからやらない」という言い訳をしないことです。キャッチアップすればできるはずだ、と自分に言い聞かせながら、まずは手を動かす。処理の流れを頭の中でシミュレーションし、仮説を立てて実行する。間違っていたら素直に受け入れて、次に進む――このサイクルを回すことを常に意識しています。
額賀:まさに、そのオーナーシップを持つ姿勢こそが G-gen で活躍できる大きな要素ですよね。
「あえて生成 AI を使わない」という決断。アーキテクトとして向き合う、技術トレンドと本質
額賀:G-gen に入社後は、どのようなキャリアを歩まれてきたのでしょうか?
芝尾:(現所属の)クラウドデベロッパー課に配属され、入社から 1 か月ほどでアーキテクトとして案件に関わるようになりました。
前職では、 0 から 1 を生み出す技術開発が中心でした。一方で、転職にあたっては 1 を 10 へとスケールさせるフェーズ、つまりビジネス視点で既存の技術や仕組みを広げていく経験もしてみたいと考えていたんです。その意味でも、自分の希望に沿ったポジションを任せてもらえたと感じています。
額賀:エンジニアとアーキテクトの違いについては、どう感じていますか?
芝尾: エンジニアと比べると一番大きな違いは、お客様とのコミュニケーションハブとしての役割だと思います。特に生成 AI 関連の案件では「生成 AI なら何でもできる」という期待からご相談いただくことが少なくありません。そこから「できること・できないこと」を整理し制約を踏まえたうえで、どこまで要望に応えられるのかをお客様と一緒に考えていきます。
額賀: 実際の案件だと、どんな場面で「整理」が必要になると感じましたか?
芝尾: 例えば「過去のデータを学習させて、生成 AI でシミュレーションデータを作りたい」というご相談をいただいた時のことです。一見流行りの生成 AI 案件に見えますが、ヒアリングを重ねるとお客様の真の課題は「過去のデータが散在していて検索できないこと」だと分かったんです。
額賀: なるほど。そこで「とりあえず生成 AI を入れましょう」とはならなかったわけですね。
芝尾: はい。生成 AI は不確実性も伴います。確実な検索性が求められる今回のケースでは、既存の Web アプリ技術でデータベースを検索する仕組みを作るほうがコストも精度も最適だと判断しました。 結果として生成 AI は使いませんでしたが、お客様には非常に満足していただけました。「最先端技術を使うこと」ではなく「課題を解決すること」が私たちのゴールですから。
額賀: その判断ができることこそ、まさにアーキテクトですよね。技術ありきではなく、顧客の成功を第一に考える G-gen らしさが詰まったエピソードだと思います。
成長を後押しする、G-gen ならではの環境と文化
額賀:G-gen ならではの環境で、成長につながった点はありますか?
芝尾:一番はコミュニケーション文化ですね。規模が大きくない分誰に聞いても親身に答えてくれますし、役職や立場に関係なくフラットな意見をもらえます。自分に足りない部分を周囲が自然と補ってくれる環境だと思います。
また、フルリモートでテキスト中心のコミュニケーションなので「何が分からないのか」を自分の中で整理してから質問する必要があります。そのプロセス自体が思考のトレーニングになっていて、結果的に理解が深まっている実感がありますね。
額賀:少数精鋭で、 3 〜 4 人規模のプロジェクトが多いのも特徴ですよね。案件のアサインについても、トップダウンで決まるのではなく「やりたい人」が手を挙げられる文化がありますよね。
芝尾:そうですね。手が挙がらなかった場合でも課長が声をかけてくれますし、挑戦の機会は多いと感じます。
額賀:評価制度も特徴的ですよね。OKR(目標管理のフレームワーク)をベースにした、自分がやりたいことの目標設定など会社からの目標もありますが、それとは別に自分で掲げた目標に向けて取り組める仕組みがありますよね。
芝尾:たしかに、Google Cloud の資格取得を目指す人もいれば外部セミナーの登壇や情報発信に挑戦する人もいて、本当に人それぞれです。
額賀:技術領域についても細かく縛りすぎていないので、セキュリティ、ネットワーク、データなどクラウドの中で多様なキャリアパスを描くことができます。目指す方向性を明確にできる分、成長もしやすく評価にもつながりやすい環境ですよね。
芝尾:あとは、挑戦に対してまず「ナイストライ」と伝え合う文化があるのも特徴的です。失敗を責めるのではなく、次にどう活かすかを考える。その姿勢が社内に根付いています。また、技術ありきではなく、常に「顧客にとって最適かどうか」を考える点も、共通した価値観だと感じています。
額賀:制度面では、資格取得支援や書籍購入補助なども整っていますし、各分野にエキスパートがいるため、日常的に学び合える環境がありますよね。制度以外の部分で、何か取り組まれていることはありますか?
芝尾:定期的な勉強会を開催しています。週に 1 回ほど、他のアーキテクトがどのような思想で設計したのか、現場でどんな課題があったのかを共有しあう時間があります。強制や受け身ではなく自発的に知見を持ち寄る場なので、毎回新しい発見や学びが多いですね。
異分野からでも活躍できる。その可能性を信じてほしい
額賀:最後に、当社に興味をお持ちのみなさんへメッセージをいただけますか?
芝尾:Google Cloud 専業ベンダーと聞くと、敷居が高そうな印象を持たれる方も多いのではないでしょうか。ただ、ハードウェア出身の私自身が入社後にキャッチアップし今こうしてアーキテクトとして働けていることを考えると、過度に構える必要はないと感じています。
技術に興味があり新しいものに触れることを楽しめる方であれば、きっと力を発揮できる環境だと思います。
額賀:ありがとうございます。私たちが求めているのは、顧客ときちんと対話しながら課題を捉え、オーナーシップを持って自ら学び、アウトプットし続けられる方です。顧客視点を大切にしながら成長したい方にとって、G-gen はとても良い環境だと思います。
芝尾さんのように、異なる分野からでも基礎的な思考力や探究心があれば十分に活躍していただけます。この記事を通して、そんな可能性を少しでも感じていただけたら嬉しいですね。