「レースに負けて、現場に勝った。」― 勝負の舞台は水上から売り場へ。―
第1章:選手になれず、現場に立った日◆ 競艇を夢見た少年時代子どもの頃から「若くして稼ぎたい」という気持ちが強かった僕にとって、競艇選手という職業はとても魅力的でした。身長が低い方が有利だと聞き、これは自分に向いてるかもしれないと、本気で目指すことにしました。試験も受けて、将来を描いていました。でも、結果は不合格。夢が叶わなかった瞬間は正直きつかったです。でもその時、「じゃあ次はどうするか?」と考えられたのは、たこ一でバイトをしていた経験があったからです。夢が閉ざされた瞬間に、新たな道が自然と浮かび上がってきたんです。◆ 正社員になったきっかけたこ一でのアルバイトは1年半ほどやっていまし...