こんにちは。
株式会社LINCREAD(リンクリード)代表の西田です。
「三重県って、WEBの会社全然なくない?」
これは、昔の自分が本気で思っていたことです。
就活をしていた頃も、
25歳で会社を辞めて愛知から三重に戻ってきた時も、
WEBの仕事なんて、ほとんど選択肢がありませんでした。
ITやWEBには可能性がある。
それは分かっていたのに、
「それを仕事にできる場所」が、地元にはなかった。
だから当時の自分は、
「面白いことをやりたかったら、都会に出るしかない」
そう思い込んでいました。
WEBは、地方でも“本当は”戦える
会社を立ち上げ、WEBの世界で仕事をしてきて、
今ははっきり言えます。
WEBは場所に縛られない。
本当は地方でも十分すぎるほど活躍できる。
でも問題は一つだけで、
「活躍できる会社・環境が圧倒的に少ない」
ただそれだけなんです。
チャンスがないから、挑戦できない。
挑戦できないから、可能性が閉じていく。
これは昔の自分が、まさに感じていたことでした。
LINCREADの周りに、面白い人が集まる場所をつくりたい
だから今、僕にははっきりしたビジョンがあります。
三重県というか、この江戸橋駅周辺に”小さなシリコンバレー”をつくること。
LINCREADを中心に、
- 自社で働いてくれる人
- 事業をつくる側に回りたい人
- 仲間と何かを立ち上げたい人
- 一緒にJVした人
- 業務委託さんや取引先さん
形はなんでもいい。
「LINCREADと何かしら関わった人たちのネットワーク」を、
この場所につくりたいと思っています。
つまり、江戸橋をスタートアップの聖地にしたい。
元LINCREADメンバーが隣にビルでAIの会社をつくってたり、
会社の2階でsaasやECの会社が立ち上がっている。
ふらっと集まれば、
「なんか面白そうなこと始まりそうだよね」
そんな会話が自然に生まれる。
それって、最高にワクワクしませんか?
そういった環境が身近にあることが認知されれば、
中高生や大学生たちがこの場所を目指すきっかけにもなる。
なぜ、うちの会社に来ると成長につながるのか
この構想を実現するうえで、
自社で大切にしている軸があります。
それが、マーケティングです。
もっと噛み砕くと、
「どうやってモノを売るか」
「どうやって、必要な人にちゃんと届けるか」
この力です。
最近は、
「AIでデザイナーの仕事がなくなる」
「プログラマーはいらなくなる」
そんな話もよく聞きます。
でも、僕はまったく逆だと思っています。
AIは“奪う”んじゃなく、“加速させる”
確かに、
ただ言われたものを作るだけの人は、
これから厳しくなるかもしれません。
でもその一方で、
良いものをつくる作業自体は、AIが一気に肩代わりしてくれる時代に入りました。
これは、革命だと思っています。
今はもう、一般の人でも
プロレベルの制作物をつくれるフェーズに来ている。
問題は、
それを「どうやってお金や成果につなげるか」を知らない人が
圧倒的に多いことです。
「売り方」を知っている人は、強い
どんなに良いものをつくっても、
売り方を知らなければ世の中には届きません。
逆に言えば、
売り方を知っていれば、武器はいくらでもつくれる。
LINCREADでは、
- 広告運用(リサーチ/仮説設計/配信/改善)
- LP・記事・クリエイティブ企画(AIも活用)
- 数値分析(CVR改善、KPI設計、検証)
- 仕組み化(再現性づくり、勝ちパターンの言語化)
こうしたマーケティングの現場に、日常的に触れます。
これは、
ただの作業スキルではなく、ビジネスの根幹そのものです。
だから、スタートアップにつながる
マーケティングを理解すると、
- 何が求められているか分かる
- どうすれば売れるかが見える
- 小さく始めて、大きく伸ばせる
この感覚が身につきます。
つまり、
「作れる人」から「事業をつくれる人」へ近づいていく。
これは、
将来スタートアップをしたい人にとっても、
自分の市場価値を高めたい人にとっても、
圧倒的なアドバンテージになります。
三重大学があり、若い人が多いこの街だからこそ
事務所のある江戸橋駅周辺には、三重大学があります。
学生も多く、若いエネルギーがある。
ここで、
「地方でも、こんな挑戦ができるんだ」
「都会に行かなくても、可能性は広げられるんだ」
「自分の未来、ちょっと面白くできそうだな」
そう思える環境をつくりたい。
LINCREADの近くにいれば、何かが始まる。
そんな場所にしたいんです。
子どもたちに「三重って何もない」と思わせたくない
もう一つ、この想いの根っこにあるのが、家族です。
僕には、3人の子どもがいます。
この子たちが大きくなったとき、
自分と同じように
「三重県って、なんもないよな」
そう思ってほしくない。
むしろ、
「三重って、意外と面白いことできるよね」
「ここからでも、挑戦できるよね」
そう思える未来を、
大人の責任としてつくりたいと思っています。
LINCREADは、ゴールじゃなく“ハブ”でありたい
LINCREADは、
一生ここにいなきゃいけない会社じゃなくていい。
ここで力をつけて、
外に出て、また別の形で関わる。
そんな循環が生まれる会社でありたい。
楽な環境ではありません。
数字から逃げられる会社でもありません。
でも、
本気で向き合った人の可能性を広げる場所にはできます。
それをやり切る覚悟は、
代表として、僕が持ち続けます。
最後に
長々とお付き合いありがとうございました。
この記事を読んで、
- 地方でも本気で挑戦したい人
- WEBやITで、自分の可能性を広げたい人
- 「会社をつくる側」に回りたい人
そんな人が一人でも増えたら、嬉しいです。
江戸橋駅から、
小さなシリコンバレーを一緒につくりましょう。