株式会社LINCREADのライターの出口です!
本日は、クリエイティブチームで漫画制作を担当している「高林千紗さん」にインタビューをしました。
大学卒業後、未経験でこの業界に飛び込んだ高林さんのお話をご紹介していきたいと思います。
とにかく絵を描くことが好きな子供時代。大学は、スキを活かして「服飾デザイン系」の学校へ
――どんな子ども時代・学生時代を過ごしていましたか?
物心ついた頃から絵を描くことが好きで、外へ遊びに行くよりも家の中で絵を描いていることの方が多かったですね。
中学の頃、道徳の授業で「将来どんな仕事に就きたいか?」という問いかけには「自分の好きなことや得意なことを仕事にしたい!」と答えていたものの…
イラストレーターは超狭き門だし、絵を仕事に出来るなんて当時は全く思っていませんでした。
ただ、"好きなことを仕事に"という思いは根底にあったので、大学は当時興味があった服飾デザイン系の学校へ進学。そこでも服のデザインをする時に絵を描いていたり、絵に関することは続けていました。
挫折した公務員試験。そんな中で出会った、「好きなことを仕事にする」ということ
――LINCREADに入社したキッカケは?
服飾系の大学に進学したものの…アパレル業界の事を学んだり業界の裏側を知るうちに、自分には向いていないのでは?と感じるように。これからの進路を思い悩むようになりました。
どうするべきか悩んでいましたが…親からの助言もあり、就職活動は公務員を目指して試験を受けることに。しかし、試験にはなかなか合格できず、結果は全落ち。3月になっても就職先が決まっていないという絶望的な状況に。
周りはどんどん就職先が決まり焦りを抱える中…母が見つけてきてくれたのが株式会社LINCREADの求人票でした。
そこには「イラストレーター募集」と書かれた文字。
それを見た時、「三重にもこんなクリエイティブな仕事があるの?」と衝撃を受けました。こういった仕事は都会にしか無い、と思いこんでいたので…。そして、"自分が大好きなイラストを仕事に出来るかも"という可能性。
母からも「公務員だけに囚われず、自分のスキな事を仕事にしてみたら?」と背中を押してもらったのをキッカケに、LINCREADの面接を受け、そのまま入社する運びとなりました。
――挫折した経験が、人生の大きな転機になったんですね。未経験でこの業界に飛び込んでみてどうでしたか?
そうですね。「好きなことを仕事にする」とはいっても…最初は戸惑いの連続でした。絵を描く事は好きでも、ずっとアナログで趣味絵を描いてきただけだったので、知識も何もない状態。
- 漫画の描き方
- デジタルツールの使い方
- 商品を売るためのマーケティングの知識
などなど…手探りで何もわからない状態でしたが、先にイラストの仕事をしていた先輩や代表の西田に色々なことを教わりながら、少しずつ色んな事を覚えていきました。
自分の得意なことで、人の心を動かす仕事へ
入社してからは漫画制作やイラストの業務だけでなく、動画での広告制作にも携わっています。
漫画と動画では、制作の手順は全く違いますが…どちらにも共通して大切にしていることは「ユーザーの感情を動かす」ということ。
人が物を買う時って、あれこれした理屈よりも、結局は「欲しい!」という直感的な理由だと思うんですよね。
だからこそ「その感情をどう動かすか」という意識は、動画や漫画に限らず常に持っています。
特に、漫画ではエンタメ要素をとても意識していて、ただ情報を伝えるだけでなく、「続きが気になる」「つい読んでしまう」そんな漫画づくりを心がけています。
ユーザーに楽しんでもらいつつ、しっかり売り上げにもつながる。そんな漫画を作り続けていきたいなと思います。
ーー高林さんがこの仕事をする中で、やりがいや楽しさを感じている部分があれば教えてください。
色々ありますが、やっぱり一番は、自分が考えて作ったものの結果が、ダイレクトで「数字で」返ってくることですね(笑)
「これは絶対にいける!!」と思って自信満々で出したものが全然ダメだったり、逆に、スピード重視で作った結果が思いのほか良かったり……。
予想通りにいかないことも多いですが、そこがまた広告の面白いところだなと思います。
他にも、実際に商品を購入してくれるユーザーの顔が見えるわけでもないので、「ここを修正したらもっとよくなるかな?」と思いながら改善を繰り返し、それが利益に繋がったときは、なんだか想いが通じたみたいでとても嬉しくなります。
特に動画は、配信を始めてから結果が出るまでがとても速いので、色々試せて楽しいなって思いますね。あとはシンプルに、自分の特技を活かせていることが、やっぱり一番うれしいです!
「スキを仕事に」地元の会社でつかんだ夢と、これから。
ーーでは、高林さんのこれからの目標やVisionを教えてください。
最近では、AIを活用した漫画制作に力を入れています。
AIを取り入れることによって、自分では思いつかなかったようなストーリーが作れたり、苦手な構図をAIが代わりに描いてくれたり……と、よりクオリティやスピード感を高められるようになってきました。
ただ、AIの進化は本当に目まぐるしくて……日々、新しい情報がどんどん入ってきます。
まだまだ使いこなせていない部分も多いので、時代の波に乗り遅れないよう学び続けながら、今後はもっとAIを“仕事の相棒”のような存在にしていけたらいいなと思っています。
そして、よりユーザーの心に刺さるような、売り上げに繋がる漫画をこれからも生み出していきたいです!
ーーでは最後に、LINCREADで働くことに向いている方はどんな方だと思いますか?
「地元でクリエイティブな仕事がしたい人」や、「好きなことを仕事にして成長していきたい人」には、とても合っている環境だと思います。
私自身も未経験からのスタートでしたが、やってみて、失敗して、考えて、また挑戦する。そういう試行錯誤を楽しめる人なら、きっとやりがいを感じられると思います。
あとは、結果が数字で見える仕事なので、「どうすればもっと良くなるんだろう?」と前向きに考えられる人や、自分の表現で誰かの心を動かしたい、という気持ちがある人にはとても楽しい環境だと思います!
ぜひ、私たちと一緒に楽しく働きましょう♪