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「福祉観のバイアスをなくしたいという想いに共感しました」~ITから接客、そして“命に関わる仕事”である介護の世界へ~

<インタビュー社員プロフィール>

髙橋 美聖(たかはし みさと)。介護士。現在は、一般社団法人水澤が運営する訪問介護事業所「ケアベースこうのすけ」で事務に従事。


Q.介護のお仕事に携わるようになった経緯を教えてください。


新卒で入社したIT企業でCAD設計をしていましたが、激務で身体を壊して退職。趣味でダンスをしていたこともあり、テーマパークのダンサーオーディションを受けました。

残念ながら落ちてしまいましたが、再度チャレンジしてみようと考え、それまでの間テーマパークにあるホテルのキャストとして働くことになりました。

そんなとき、カンボジアでのボランティア活動に関わる機会があったんです。恵まれているとはいえない現地の暮らしぶりに触れ、貧しいからこその子どもたちの生きる力やたくましさに胸を打たれました。

そして日本に戻り、テーマパークでの仕事を再開するやいなや、自分のいる場所に違和感を覚えるようになってしまって……。カンボジアとテーマパークでのお仕事は、ある意味真逆の世界ですよね。なんというか、ズレを感じてしまったんです。

そんな思いからやがて、命に関わる仕事がしたいと考えるようになり、介護の世界へと飛び込みました。


―未経験で介護の世界に飛び込んだという形でしょうか?

はい、未経験・無資格でした。

最初は入院病棟で看護助手(派遣社員)として働き、ここでの1年間で介護の基本を習得した後、障害者施設に移りました。

そこでは日中活動を利用者様と一緒に行う「生活介護」を初めて経験したのですが、家にいるときと施設に来ているときでは利用者様の様子が違うらしいと気づき、こちらから利用者様宅に伺う訪問介護へとシフトすることにしました。

人手不足によるハードな毎日にまた体調を崩し、一旦介護から離れましたが、半年くらいで体調が良くなってきたので「ケアベースこうのすけ」で働き始めて今に至ります。


Q.「ケアベースこうのすけ」をどのようにして知ったのですか?

共通の知人を通じて知りました。そのときはこちらに余裕がなくて関われなかったのですが、体調が戻ったタイミングで連絡を取り、ちょうど募集していた事務職にアルバイトとして就きました。

事務的なことが回っていない状態にあったので、それを整えるところから始めて、今年春からは正社員として働いています。


―ここで働くことにした決め手は何でしたか?

自身も介護士である代表の水澤が、利用者様との間に信頼関係をしっかりと築いている様子を見て「この人なら信頼できる」と感じたことと、彼の福祉観に共感できたことですね。

世の中には、福祉というものに対する思い込みがどうしても存在します。

たとえば、過去に自閉症の子どもと接する機会があったのですが、その子の描く絵が素晴らしいんです。ルーブル美術館に展示されたこともあったと聞きました。でも、もしもそうした素晴らしい絵が一般の美術館ではなく福祉展に出展されていたとしたら、その瞬間に、福祉というものへの偏見というかバイアスがかかってしまうと思うのです。

そういった「世の中の福祉観を超えていきたい」という水澤の想いに共鳴しました。


Q.「ケアベースこうのすけ」で行っているのは重度訪問介護とのことですが、普通の介護とはどういった違いがあるのでしょうか?


高齢者介護は主に子が親を介護しますが、重度訪問介護では障害者である子どもを親御さんが介護するケースが大半です。求められるものも自ずと異なってきます。

また、「ケアベースこうのすけ」の利用者様の多くは、24時間支援を必要とするALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者さんです。終日サポートするので、利用者様と介護者との間に、一般的な介護の場合以上の強固な信頼関係を築くことが求められます。


Q.事務所をバックヤードで支える立場からの目線で、介護の職場に必要なこと、大切なことは何だと思いますか?


まず大事なのは、ヘルパーさんが安心して働き続けられる環境であることではないでしょうか。具体的には、お給料とか、健康診断を受けられるかとかいったことです。

それから、ヘルパー自身が健康であることが大前提なので、ちゃんとお休みが取れて、心身ともにリフレッシュできる環境であること。私自身が体調を崩した経験があるだけに、この意識は強いです。

そのほかに、ステップアップしていくことは介護の仕事でも重要ですから、ヘルパーとして力をつけていける環境が望ましいです。

ダブルワークでやっている人も多いので、他の仕事との折り合いのつけやすさも大切かなと思います。


Q.高橋さん個人として、また、「ケアベースこうのすけ」として、今後こうしていきたいという展望はありますか?

先ほど挙げた介護の職場に大切なことというのは、要するに事務所がちゃんとしているかどうかだと思いますので、事務担当として事務所をもっと整えていきたいですね。

また、利用者様のパートナーとなり得る人材を育成していきたいとも考えています。

代表の水澤とは、利用者様とヘルパーとの間のやり取りだけではなく、利用者様が外に向かって広い繋がりを持てるように、利用者様が情報発信できる場を作りたいねと話しています。


Q.どういった方と一緒に働きたいと思いますか?

生まれつき障害のある方もいらっしゃれば、病気や事故で障害者となった方もいらっしゃいます。そういったいろいろな状況の利用者様たちと楽しく過ごしていこう、お世話するというよりは一緒に生活していこうと思えるような方でしょうか。

それから、ALSの患者さんは喉や舌の筋肉を動かせず、話すことができない場合がほとんどですので、会話以外でのコミュニケーションとなる点に抵抗のない方ですね。


Q.最後に、求職者へのメッセージをお願いします。


とにかく自分には無理と思わないでほしいですね。たとえエキスパートであったとしても常に新しい学びや経験があるのが重度訪問介護ですので、やってみたい、やってみようという気持ちが大事です。

「ケアベースこうのすけ」を、楽しみながら一緒に作り上げていける方が来てくださったら、とても嬉しいです。



訪問介護スタッフ(経験不問)
できることが、できなくなる人に、あなたができること。
一般社団法人水澤が運営する訪問介護事業所『ケアベースこうのすけ』。 手がけているのは重度訪問介護をはじめとする障害福祉サービス。 東京都内をカバーしています。 利用者様のほとんどは、重度の肢体不自由者。 誰かの助けを、常に必要とされている方です。 食事、入浴、排せつ。調理、掃除、洗濯。 家事のお手伝いも含めて、生活全般を援助。 外出するための移動中の介護も行ないます。 なかには意思の疎通がむずかしい人がいます。 1回の訪問につき、お世話をするのは8時間程度。 夜勤となれば12時間。長ければ14時間。 長く一緒に過ごします。 話すことすら思うままにいかない利用者様から、 「ありがとう」の言葉をもらえることは、ほぼありません。 それでも、やる意味がある。やるだけの価値はある。 そんなお仕事です。なぜだと思いますか?
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