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【社員紹介 vol.2】利用者目線のプロダクト開発を!エンジニア・下谷勇祐

みなさん、こんにちは!リハサクの学生インターン、富永響です。

今回は社員紹介第2弾として、弊社のエンジニアをご紹介したいと思います!
リハサクのサービスを具現化するエンジニアの記念すべき第1号は下谷勇祐(しもたにゆうすけ)さんです!

元々大企業で働いていた下谷さんはなぜスタートアップに転職したのか、リハサクのエンジニアの魅力は何なのか、根掘り葉掘り聞いてきました!!

SIerからWebエンジニアへ、下谷勇祐

(まずは、自己紹介と経歴をお願いします!

みなさん、はじめまして。webエンジニアの下谷勇祐です!フロントエンドからインフラまで担当しています。

私は大学卒業後に、大手IT企業に入社し、6年間エンジニアとして勤め、2019年1月にリハサクに入社しました。

(なぜエンジニアになろうと思ったんですか?

就職活動を始めるまでは、エンジニアになろうと思ったことはありませんでした。(笑)

きっかけは、税務署で確定申告の申請をサポートする短期アルバイトを経験したことでした。元々、大学時代は公務員になろうと考えており、民間への就職は検討しておらず、黙々と試験に向けた準備を取り組んでいました。就職活動が始まる前に、公務員として働く現場を体験しようと、税務署へのアルバイトを申し込みました。

そこで目の当たりにしたのが、電子申告・納税システムの利用者数が年齢層によって大きく違うことでした。書面での申請は時間がかかることから、システム利用のご案内をさせていただいたのですが、大半の高齢者の方には利用されず、書面での申請を希望されました。

理由を伺ったところ、以前利用したときに操作方法が理解できなかったことなどから、操作に対する恐怖心を感じていることが分かりました。同じシステムでも利用者の目線によって捉え方が違うことをそのときに初めて実感しました。

大学時代に1度もプログラミングに触れたことがなかったのですが、この経験から利用者の目線に立ったサービスの設計・開発をしてみたいという気持ちが芽生え始めました。そこからエンジニアになるために民間企業への就職を目指し始め、縁あって官公庁向けのシステム開発業務を行っている会社に採用してもらいました。

希望していた、官公庁・金融機関担当のエンジニアに!

(次に就職してからのお話を聞かせてください!

入社後は、会社の研修制度が充実しており、未経験の自分にとっては毎日新たなことを勉強させてもらいました。また研修後には、実務経験が無い中でも、主体性を持って行動することが出来る現場に配属してもらったので、日々の業務を通じてエンジニアスキルを習得することができました。

また、前職では新規開発案件や、数十年稼働しているサービスの運用保守など様々なプロジェクトを経験させてもらいました。運用保守プロジェクトでは、サービスの不具合が与える影響度を身をもって経験し、納品物の品質やリスクヘッジの重要性を意識するようになりました。

                                   前職時代の写真(一番左)

(エンジニアとしてのスキルが磨かれていく中で、なぜ転職しようと思ったんですか?

エンジニアとして名乗っていけるだろうかという不安から転職しようと思いました。

6年間のキャリアの中で、主に既存のプロダクト開発に携わり、顧客のニーズをあまり意識することなく、目の前で要望されたものを成し遂げていけば顧客が求めている価値を提供できている環境でした。しかし私としては、顧客の潜在ニーズからひも解いてプロダクトを開発する、利用者目線の設計・開発経験を積みたいと思っていました。
要するに、前職ではプロジェクトが大規模で、私の仕事としては部分的な参画が多かったため、ゼロベースから作り出すスキルを培いたいと思うようになったんです。

(どのようにリハサクを知り、入社したのですか?

これは本当に偶然が重なりました!

2018年に膝前十字靱帯断裂といった全治約1年の大怪我をしてしまい、人生で初めての手術を受けました。術後に長期間のリハビリをしていく中で、自宅で行うリハビリ方法が分からないといった、利用者目線の課題を抱くようになったんです。

リハビリは時間の流れとともにできることが徐々に多様化すると自分の中で分かりました。具体的には、術後直後は動かせる部分が限られているので、自宅で何をすれば良いのかが、先生の簡単な指示で理解できました。しかし術後から時間が経つにつれて、運動指示を紙で渡してくれる時もあれば渡してくれない時もあり、自宅で何をすればよいか分からなくなりました。

そして場面が大きく変わって、エンジニアの勉強会に参加しました。そこに代表取締役の近藤が出席していたんです。その懇親会で近藤と話す機会があり、私はリハビリ期間中だったので、リハビリのアドバイスなどをしてもらったりしました。そして近藤から自宅でのリハビリを活性化させて理学療法士の業務効率化を目指していることなど、リハビリに対しての課題を解決していきたいビジョンを教えてもらいました。

私は長い間リハビリを経験し、課題意識を持っていたのでなおさら興味が沸き、何より理学療法士の先生が患者目線でしっかり課題意識を持っていることに感銘を受けたんです。私が大切にしている利用者目線につながるような感じがし、入社しようと思いましたね。

「利用者目線」これが私の目指す姿

(現在はどのような仕事を担当しているんですか?

エンジニアとして、業務要件の定義から設計、デザイン設計、開発、テスト、リリース業務、保守運用と、ゼロイチベースから1→10のブラッシュアップまで、全てを担当しています。

また社員数が正社員が2人、業務委託が3人という規模感なので、基本的に社員が保守・運用、業務要件の定義、設計・開発を行い、業務委託の人に業務要件の定義・設計を固めた上で開発をお願いしています。

(入社してから困難だったことは何ですか?

自社プロダクトの初期リリースが困難でした。私はゼロから利用者目線に立って開発をしたいと思って転職をしたものの、0ベースで開発してリリースをすることは全てが未知の経験でした。前職では細分化され、任された部分を開発していれば評価されていたので、正直全体像を把握していなくてもなんとかやっていけました。しかし今回は全体像をきちんと把握して開発しなくてはリリースできないものだし、当時エンジニアが正社員1名、業務委託1名の体制でしたので、私が先導して進めていく必要もありました。

また、社内に知見が少ない環境下でしたので、外部の勉強会への参加機会を増やして、知見を持った方へ相談させていただく場を増やしていきました。

正直トラブルも多かったのですが、なんとか乗り越えて、利用者からの感謝の声をいただけたことに、喜びや達成感を抱くことができました。

(リハサクの魅力は何ですか?

社員が魅力的であり、強みだと思っています。

特に現場出身者(医療従事者)で営業部隊を形成している点が強いと思います。現場を経験しているからこそ、患者目線の課題を温度感を落とさずに、エンジニアチームやマーケティングチームに伝えてくれます。もし「自分は営業専門です」という人ならば、現場感が欠けてしまい、医療従事者の深層心理をこぼしてしまうような気がするのですが、弊社の営業は医療経験者だからこそ、接骨院や整骨院の先生との信頼関係が築きやすく、深層心理を組み上げてくれていると思います。

また社員全員が顧客目線で、協創を意識しています。

リハサクがあるから医療従事者が必要なくなるのではなくて、リハサクがあるからこそ医療従事者の市場価値をあげていくことを前提としています。そして患者に価値を提供し、リハサクの価値を上げていくという風に、医療従事者・患者・リハサクの三方良しを目指しています。

(もっと社員メンバーのことを教えてください!

社員は2つのマインドセットを皆持ち合わせていると思います。

1つは勉強熱心という点です。
今までなかったスキルを身に付けようという気持ちが皆強いです。また自分が学んで良かったものは積極的に社内で共有し合っています。さらに営業担当が動画編集をイチから学んだりと、全然関係ない分野からバイタリティが高いので、いつも刺激をもらっています。

もう1つが自分ごと化という点です。
営業だから営業、エンジニアだからエンジニアのことしか考えませんというようなことは決してなく、職種の垣根なく課題を共有したり、意見を出し合っています。利用者目線を皆が意識しているからこそ、違う部署の問題であってもその部署の視点に立つことで、課題解決やプロダクトのブラッシュアップに尽力しています。

(会社の文化について教えてください!

チャレンジして失敗することは何も問題はない、挑戦することを大切にしている組織です。

しっかりした根拠があれば、結果がでなくても、チャレンジは認められますし、失敗したらメンバー全員が、改善点を考えてくれます。

挑戦を重んじる文化は、会社の行動指針にも含まれており、会社の行動指針が社員にきちんと浸透しているのだなといつも感心します。

(入社してから成長を実感したことはありますか?

プロダクト利用者の背景を理解し、顕在的ニーズより、潜在的ニーズを考えながら開発できている点です。

前職では顧客が望んでいるものを形にする、いわば正解のあるプロダクトを開発していました。そのためどのように使われるかを考慮に入れず、エンドユーザーのことを考えないまま開発をしていました。
しかしいまは潜在ニーズを満たすサービス開発をしています。さらにそのサービスを介して、施設と患者に今までなかった価値の実現を目指して開発をしています。
そのため正解ありきの開発ではなく、現場の求めている課題は何なのかを意識しながら、開発に従事しています。


(今後のビジョンを教えて下さい!

リハビリ業界に、リハサクがマストなサービスとして浸透するようにプロダクトを作り上げていきたいと思っています。

現状ではリハサクのプロダクトが施設の業務フローにまだまだ落とし込めていないので、完成にはほど遠いです。

社内メンバーや医療従事者と協力しながら、施設、患者ともにリハサクを利用することが当たり前の世界を目指し、医療業界の発展や社会に対して貢献していきたいです。

(最後に読者の方にメッセージをお願いします!

まだまだリハサク自身がプロダクトとして未完成で、これから積み上げていきたい機能は山ほどあります!
一緒に利用者目線・患者目線に立ち、どういうサービスや機能があれば、利用者や患者に今より高い価値を提供できるのかを考え、一緒に創り上げていくエンジニアの方と働きたいと思っています。ゲームチェンジャーとして一緒に働きましょう!!

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