「もし、あなたの今の人生を、この先も永遠に繰り返すとしたら、それでも『はい』と言えますか?」
これは19世紀の哲学者・ニーチェが唱えた「永劫回帰」という考え方です。
私はこの言葉を知ったとき、思わず立ち止まりました。
「今の働き方を、この先も選び続けたいと思えるだろうか。」
「今日のこの選択を、何度人生をやり直しても選びたいと思えるだろうか。」
この問いは、仕事だけの話ではありません。
誰と付き合うのか。
どんな環境で働くのか。
何に時間を使うのか。
毎日の何気ない選択すべてに向けられている問いだと思っています。
私はこれまで、自分の人生を変えたいと思って、たくさんの選択をしてきました。
美容部員として働いたこと。
営業に挑戦したこと。
海外へ飛び出したこと。
ワーキングホリデーでカナダへ行ったこと。
そして、生涯一度しか取得できないニュージーランドのワーキングホリデービザを、あえて手放したこと。
その瞬間は、不安もありました。
でも今振り返ると、どの選択も「やってよかった」と心から思えます。
一方で、過去には「なんとなく」で選んでいた時期もありました。
周りがそうしているから。
安定しているから。
とりあえず今はこれでいいか。
そんなふうに流されて選んでいた頃は、毎日がただ過ぎていくだけでした。
だから今は、何かを選ぶときに自分へ問いかけています。
「なぜ、それを選ぶのか。」
「なぜ、それをやらないのか。」
「本当はどんな人生を送りたいのか。」
同じ1時間でも、目的を持って過ごす人と、何となく過ごす人では、積み重なるものが大きく変わると思います。
だから私は、どうせ時間を使うなら、自分が成長できることに使いたい。
そして、その経験や知識が誰かの役に立つなら、それ以上に価値のある時間の使い方はないと思っています。
今の私が仕事を選ぶ基準は、給与や肩書きだけではありません。
「この環境は、何度人生をやり直しても選びたい場所なのか。」
「この経験は、未来の自分が『やってよかった』と思えるものなのか。」
その基準で選ぶようになりました。
人生は、日々の選択の積み重ねです。
目先の楽さではなく、未来の自分が感謝できる選択をする。
今日の選択を、何度繰り返しても後悔しないと思えるように。
私はこれからも、そんな基準で人生を選び続けたいと思います。
あなたは今の選択を、何度人生をやり直しても選びたいと思えますか?