一生ものと暮らす喜びを届けたい──代表・杉山
私は 「家具は“買い替える消耗品”ではなく、人生を共に歩むもの」 と考えています。昭和2年の創業期から続く屋号〈亀屋〉へ原点回帰したのも、「ながく、ながく、心地よく。」 という想いをストレートに伝えるためでした。生活に寄り添い、彩りのある毎日を提供する末永く愛される一品を届けること──それが私たちの使命です。
なぜ“高級家具”なのか
安価で大量に流通する家具は便利ですが、数年と使い続けるうちに必ずガタが来ます。家具は本来、耐久消費財ですので、十年、二十年と車の次くらいに長く使うもの。だからこそ、一生ものを選ぶ価値があります。家具と共に年齢を重ね、思い出を増やしていく。飲食はその場限り、服を十年同じように着る人も稀ですが、家具だけは暮らしの中心で長い時間を共にします。私はそこにこそ投資すべきだと確信していますし、ぜひそんな家具と巡り合って欲しいと思っています。
セレクトショップとしてのこだわり
店に並ぶのは、各ブランドのストーリーや品質、ブランドごとに異なる商品の特性を深く理解したうえで、お客様に体験していただきたいと思った商品だけ。「同じ価格帯の商品をズラッと並べても、お客様はただ迷うだけ」 と悟ってからは、徹底的に絞り込みました。
十年後、二十年後の暮らしに彩りを与える、それが私たちの提案する価値です。だからこそ仕入れ基準も「利益率の高いモノ」ではなく「お客様に価値を感じてもらえるモノ」の一点にこだわります。
店頭ではスタッフではなく“コンシェルジュ”として、お住まいの間取り・生活導線・家族構成を細かく伺います。マットレスは二十種類以上を一緒に寝比べ、体圧分散や寝姿勢の反応を読み取りながら最適解を提示。「今日買うつもりはなかったけれど買ってしまった」──そんな声をいただけるのは、価格を超えた納得感があるからです。「ありがとう」と言われる達成感は、数字以上のモチベーションになります。
購入後のフォローに関しては、メーカー保証に加え、必要とあらば私たち営業が直接伺います。 お客様に最後まで伴走し、寄り添っていきたいと考えています。
小売から創り手へ──挑戦
当社は約100年にわたり、お客様に寄り添った提案を行なってきました。同時に、お聞きしたお客様のお声(ニーズ)は多岐にわたります。そこで既製品では応えきれない声を形にするため、“欲しいのに世にない”家具をマーケットインで企画、国産工房と組んでプライベートブランド(PB)を立ち上げています。
日本の製造業はプロダクトアウトが根強く、工場が「作りたいモノ」を優先しがちです。だからこそ小売の私たちが間に入り、顧客視点と職人の橋渡しをする必要があると考えています。
そして、PBで得た粗利は次の挑戦へ再投資し、継続的な革新を生み出します。
また他にもDX支援やマーケティング支援など、家具事業以外の事業の立ち上げも行い、様々なジャンルで挑戦しています。
当事者意識とチャレンジ精神を持つ仲間を
一緒に働きたいと思うのは、「お客様も気づいていない潜在的なニーズや生活の状況や住環境などをコミュニケーションを通じて理解し、感動いただける提案力」を磨きたいと思う人。営業でもバックオフィスでも、仕事を自分ごと(当事者意識)として捉え、未知の領域に一緒に挑戦できる人です。
評価制度やMBOにはバリューを組み込み、行動と成果を正当に還元します。家具小売=低賃金という古いイメージを覆し、給与水準を業界平均以上へ引き上げることも私のミッションです。
おわりに
私は“高級家具”という言葉を、「高価格」ではなく「高い体験価値」の代名詞にしたいと考えています。10年後、20年後も、「自分が選んだ家具やモノ」を使いたい。そんな未来に共感するあなたに仲間になってほしいと考えています。
すこしでもご興味をお持ちいただけましたら、「話を聞きに行きたい」をクリックいただき、オンラインでお話しするお時間をいただけますと嬉しいです。