こんにちは、髙橋です。
前回の記事では、なぜ私たちが東京と仙台の二拠点経営を選んでいるのか、その「陣形」についてお話ししました。今回はもう少し踏み込んで、その陣形の最前線に立つ"営業"という職種について書いてみたいと思います。
採用サイトやスタッフ紹介ページをご覧いただいた方は気づかれたかもしれませんが、当社では営業職を「Account Executive(アカウント・エグゼクティブ/以下AE)」と呼んでいます。
「ただの横文字でカッコつけているだけでしょ?」と思われるかもしれません。しかし、これは私たちが営業という仕事をどう定義しているか、そしてどんな人と働きたいかを表す、譲れないこだわりです。
目次
▍"営業"という言葉に、私が抱いていた違和感
▍Account Executiveの本来の意味
▍デザポケのAEがやっている、3つの仕事
1. クライアントの事業課題を「翻訳」する
2. 社内のクリエイターと「協働」する
3. 納品後も、事業に「並走」する
▍こんな20〜30代の方に来てほしい
▍最後に
▍"営業"という言葉に、私が抱いていた違和感
私はもともとデザイナー出身です。クリエイティブの現場から経営側に回ったとき、広告業界の"営業"という仕事を客観的に眺めて、強烈な違和感を覚えました。
「とにかく数字を取ってくる人」 「クライアントの言うことを制作に丸投げする人」 「金額交渉だけする人」
もちろん全ての営業職がそうではありません。でも、"営業"という日本語が背負わされているイメージは、どうしてもこの辺りに偏りがちです。そして、そのイメージのままだと、本当にお客様の役に立つ仕事はできない。これが私の確信でした。
クライアントが本当に欲しいのは、見積もりを持ってきてくれる人ではなく、自社の事業課題を一緒に考え、最適な解決策を持ってきてくれるパートナーです。
▍Account Executiveの本来の意味
Account Executiveというのは、もともと欧米の広告業界で使われてきた職種名です。直訳すれば「顧客担当役員」。要するに、「クライアント(アカウント)に対して、責任を持って事業を動かす(エグゼキュートする)人」という意味合いを持っています。
御用聞きではなく、売り込みでもない。 クライアントの事業成長に対して、当事者として責任を持つ存在。
私たちが目指しているのは、まさにこの定義です。社内では肩書きを揃え、新人にも入社初日からこの呼称を使ってもらっています。「Account Executiveなのだから、その仕事をしよう」と、言葉が役割を引き上げてくれるからです。
▍デザポケのAEがやっている、3つの仕事
具体的に、当社のAEは日々どんな仕事をしているのか。大きく3つに分けられます。
1. クライアントの事業課題を「翻訳」する
クライアントが最初に持ってくるのは、たいてい「チラシを作りたい」「採用パンフが欲しい」といった具体的な発注の形です。
しかしAEの本当の仕事は、その奥にある"本当の課題"を掘り起こすことから始まります。「なぜチラシなのか」「誰に届けたいのか」「その先で何を起こしたいのか」。お客様自身もまだ言葉にできていない課題を、対話を通じて翻訳していく。これがAEの一番の腕の見せどころです。
2. 社内のクリエイターと「協働」する
翻訳した課題を、今度は社内のデザイナーやアートディレクターに渡します。ここで「お客様がこう言ってました」とそのまま伝えるだけのAEは、当社にはいません。
なぜなら、課題の本質を一番理解しているのはAE自身だからです。「このお客様にはこういう背景があって、だからこの表現が効くはずだ」と、クリエイターと同じ目線で議論できること。私自身がデザイナー出身ということもあり、クリエイティブを"理解して動かせる"AEを育てることには、社をあげて力を入れています。
3. 納品後も、事業に「並走」する
広告物は納品して終わりではありません。むしろ、納品してからが本番です。
「このチラシで反応はどうだったか」「次は何を仕掛けるか」「今期の事業計画にどう貢献できるか」。AEはクライアントの事業に長期で並走し、年間を通じてプロモーション全体を設計する役割を担います。大手企業様や全国規模のクライアント様と長くお取引させていただけているのは、この並走を地道に続けてきた結果です。
▍こんな20〜30代の方に来てほしい
ここまで読んでくださった方なら、すでにお分かりかと思います。私たちが探しているのは、こんな方です。
- 数字を追いかけることを前向きに捉えつつ、その先にあるクライアントの事業成長まで本気で考えたい方
- クライアントの事業そのものに踏み込んで、課題の本質から提案したい方
- クリエイティブやデザインに関心があり、作り手と同じ目線で語れるようになりたい方
- 20代・30代のうちに、大手・全国規模のクライアントを相手に提案できる経験を積みたい方
広告・印刷・デザイン・販促などの業界で営業経験がある方を歓迎します。もちろん、数字も追いかけていただきます。ただし当社が大切にしているのは、目先の数字を積むためにお客様に余計なものを売る発想ではなく、クライアントの事業に並走することで結果として中長期の取引が積み上がっていく、という考え方です。AEの仕事を真っ当に続ければ、数字は自然とついてくる。これが当社の基本姿勢です。
▍最後に
"営業"という言葉から逃げているのではありません。むしろ、営業という仕事を、もっと誇れるものにしたい。そのためにAccount Executiveという呼び方を選び、それに見合う仕事のやり方を社内で磨き続けています。
「面白そうだな」「自分のキャリアと重なるかもしれない」と少しでも感じてくださった方。まずはカジュアルにお話しさせてください。
東京でも、仙台でも、オンラインでも構いません。あなたとお会いできるのを、楽しみにしています。