「エンタメ業界」と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか。
華やかなステージの裏側にある、一握りのプロだけの世界。そんな印象から、挑戦を躊躇している人も多いかもしれません。
そんな中、オリグレスで今、最前線を走っているのは、未経験からこの世界に飛び込んだ若手社員たちです。それぞれ異なるバックグラウンドを持ちながら、自分なりの形でエンタメと向き合っています。
今回は、20代社員4名による座談会を通じて、入社のきっかけから日々の仕事のリアル、そしてこれから描く未来までを率直に語ってもらいました。
“好き”を仕事にするとはどういうことなのか。オリグレスで働く、そのリアルをお届けします。
キャリアはバラバラ。でも行き着いたのは同じ場所だった
――まずは、オリグレスに入社した経緯と現在の仕事内容について教えてください。
星野:私はアニメや漫画が大好きで、「いつか仕事として関わりたい」という想いをずっと持っていました。その中で、オリグレスの「リアルの場(体験)をつくる」という点に惹かれ、入社を決めました。
現在は企画・運用チームで、イベントを事故なく成功させるための現場責任者としてディレクションを担当しています。会議で『ワンピース』や『ストリートファイター』といった名前が日常的に飛び交う環境に、今でも胸が高鳴りますね(笑)。
瀬尾:ちなみに、前職はどんな仕事だったんですか?
星野:テレビ通販の会社で食品系の企画と分析を担当していました。おせちや福袋、バレンタイン商材など、季節ごとの商品が中心だったので、今とは180度違いますね。
瀬尾:僕の前職はソフトウェア会社でECマーケティングを担当していました。ただ、どうしてもエンタメの仕事がやりたくて、さらに商品企画にも挑戦したいという気持ちが捨てきれなかったんです。
現在は、自社オンラインショップの立ち上げや、グループ会社の経営統合(PMI)、営業数値の改善などを担当しています。以前扱っていたのはパソコン用ソフトという“無形商材”だったので、今のようにキャラクターグッズという“モノ”を扱うのは、勝手が違って毎日が新鮮ですね。
星野:前職の経験が活きていると感じる場面はありますか?
瀬尾:オンラインショップの立ち上げは、本来なら開発やデザインを外注する工程も、今は自分で形にできているので、「この経験があってよかった」と感じる場面は多いです。
古川:私は……所属は一応コーポレートなのですが、自分でも肩書きがはっきりしていなくて(笑)。
瀬尾:確かに、今なにをやってるか一言で説明しづらいですよね。
古川:そうなんです。実態は事業企画に近く、新規事業の立案や営業、アライアンス、M&A関連まで幅広く動いています。前職は広告代理店でSNS運用などのデジタルマーケティングを担当していましたが、画面越しだけじゃなくリアルの場で人が感動する瞬間に関わりたいと思ったのが転職のきっかけです。
今は企画職として、メンバーと「このIPでこんなことができたら面白い!」とアイデアを膨らませる時間が、何より楽しいですね。
内藤:僕は前職の商社時代、フランスの「ジャパンエキスポ」を訪れた際、海外での日本アニメの影響力の大きさに衝撃を受けたんです。それがきっかけでエンタメ業界を志しました。
現在は「レジャフェス」の営業を担当しています。入社してまだ4ヶ月ですが、最前線でお客様と向き合える今の環境に、大きなやりがいを感じています。
古川:内藤さんは、このメンバーの中では唯一前職と同じ営業職での転職ですよね。
内藤:そうですね。ただ、前職とは商材も営業スタイルもガラッと変わりました。でも、その違いそのものが、今はすごく面白いです。
任されるスピードと、広がる役割。フラットな空気が生む熱量
――入社してみて感じたギャップや、社内の雰囲気について教えてください。
星野:とにかく「任せてもらえるスピード感」が想像以上でした。
未経験での入社だったので、最初は雑用から始まる覚悟だったんですが、入社直後からグッズのデザイン案や指示書の作成を任せてもらえて。「やりたいなら、やっていいよ」と背中を押してくれる機会が多く、チャンスはそこら中にある環境だと感じています。
古川:本当にそうですよね。職種という枠が良い意味でなくて、自分の役割がどんどん広がっていく感覚があります。
瀬尾:入社して驚いたのは、「ここまで幅広く任されるんだ」という点ですね。
オンラインショップの立ち上げを一人で進めていたと思えば、次はM&Aに関わる経営統合(PMI)のプロジェクトに入ったり。さらに最近は年末調整の事務局まで担当することになって、「される側」から「回す側」になるとは思っていませんでした(笑)。
でも、そうやって職種の枠を超えて「なんでも挑戦させてくれる」のが、オリグレスの面白さだと感じています。
内藤:私はコミュニケーションの「密度」に驚きました。
「ちょっといい?」と気軽に声をかけ合って、その場でディスカッションが始まることも多くて。上下関係よりも「一緒に成長していこう」という空気感が強いですね。
――そのフラットな雰囲気は、仕事以外の場でも同じですか?
瀬尾:変わらないですね。むしろ福利厚生をフル活用して遊んでます(笑)。この前も、Slackで話題になった謎解きイベントに、「エンタメ補助」や、自社サービスの「レジャパス」を使って、みんなで行ってきました。
古川:パートナー企業さんからイベントにお誘いいただく機会も多いですね。アイドルのライブやお笑いライブなど、誰を誘っても「行きたい!」と全力で楽しんでくれるのは、この会社ならではだと思います。
星野:ランチタイムも自然と誰かと一緒に食べることが多いですね。固定のグループじゃなく、その場にいるメンバーで行くことが多いので、部署を超えたコミュニケーションが生まれやすいです。
古川:もちろん一人で過ごしたい人は尊重されますが、全体的にはみんなでワイワイした雰囲気だと思います。
瀬尾:デスク周りにも個性が出ていますよね。ぬいぐるみやフィギュア、キャラクターグッズを置いている人も多くて。
古川:ポケモンやちいかわなど、それぞれ好きなキャラクターがあって、Slackでもスタンプが飛び交っています(笑)。
『宇宙兄弟』に救われ、FPSゲームで国境を越えた——それぞれの原点
――皆さんがエンタメに目覚めたきっかけや、思い入れのある作品について教えてください。
星野:私が大人になってから読んで、特に影響を受けた漫画は『宇宙兄弟』です。自分の苗字が「星野」というのもあるんですけど(笑)、小さい頃から宇宙に興味があって、親に天文施設に連れて行ってもらっていたこともあり、勝手に宇宙に親近感を感じていて。
古川:説得力がありますね(笑)。
星野:主人公がとにかくポジティブで、どんな壁にぶつかっても前向きに考えるんです。ちょうど就職活動で悩んでいた時期に読んでいたこともあって、「自分もこういう生き方ができる環境で働きたい」と強く思うようになりました。それ以来、迷ったときは「自分がワクワクする方を選ぶ」という基準を大事にしています。
瀬尾:私は特定の作品というより、「主人公の隣にいる存在」に惹かれることが多いです。『ワンピース』のゾロのように、いざというときにチームを引き締めるポジションというか。前に出るよりも、全体を見て支える役割に憧れがありますね。
内藤:確かに、そういうポジションの人って印象に残りますよね。チームとしてうまくいくかどうかの鍵を握っている存在というか。
古川:私はどちらかというと、リアルな体験型のエンタメが好きです。小学生の時に誕生日プレゼントで劇団四季の観劇をお願いして。あの会場の一体感や、音と振動が肌に伝わる感覚に圧倒されたのが原体験ですね。
瀬尾:今でも舞台やライブにはよく行かれるんですか?
古川:月1ペースで行きます。数年前にはニューヨークで本場のブロードウェイも体験しました。デジタルも面白いけれど、やっぱり「その場にしかない熱量」を作りたい。それがオリグレスに入った決め手でもあります。
内藤:僕は、実はアニメや漫画にはあまり触れてこなかったんですが、学生時代は『PUBG』や『CS:GO』といったFPSゲームにハマっていました。オンラインで韓国や中国のプレイヤーとチームを組むことが多かったんですよ。
瀬尾:韓国のオフライン大会にも出場したことがあるんですよね?
内藤:はい。会場は数百人規模で、歓声や実況が飛び交う中でプレイするんですが、言葉は片言でも、同じ瞬間に一緒に盛り上がれるのがすごく楽しくて。「エンタメって、言葉や国境を越えてつながれるんだ」と実感した体験でした。
自分は入賞こそできなかったんですが(笑)、あの一体感は忘れられません。
私たちが10年後に叶えたい、エンタメの新しいカタチ
――最後に、皆さんの今後の目標を教えてください。
星野:私は漫画が本当に好きなんです。ただ、今の時代はコンテンツの消費スピードが速すぎて、瞬間的に盛り上がっても、数年後には忘れられてしまうのが寂しくて。
だからこそ、ただ「消費される」だけではなく、オフラインイベントなどを通じて、一生忘れられない体験をつくりたいと思っています。その人の記憶に長く残り続けるような瞬間を届けたいですね。
例えば、100歳になっても「来年のイベントが楽しみだから元気でいよう」と思ってもらえるような、人生の支えになるエンタメをつくれたらと思っています。
古川:私は、地方のエンタメをもっと盛り上げていきたいです。出身が青森なのですが、地元に住んでいたときはライブやイベントが少なくて、エンタメに触れる機会自体が限られていました。だからこそ、東京だけでなく地方にも胸が高鳴る体験を届けたいです。
東京以外の地域で伝統文化と新しいテクノロジーを融合させた、その土地ならではのエンタメを仕掛けていきたいですね。「レジャフェス」の地方展開などを通じて試行錯誤しながら、いつか地元の青森にもしっかり貢献できたらと考えています。
瀬尾:そもそもエンタメに関わりたいと思った理由は、「人を笑顔にできるものっていいな」と感じたからです。辛いときでも、少し笑えるだけで前向きになれる。そういう“生きる糧”になるようなものがあるって、すごく価値のあることだと思っていて。
一方で、「楽しい」だけではなく、きちんとビジネスとして成立させることも重要だと考えています。売上や数字をつくる力も含めて、自分の力を高めていきたいです。10年後も、エンタメとマーケティングの両方に関わり続けていたいと思っています。
内藤:僕は、まだ正直そこまで明確なビジョンがあるわけではないんですが(笑)、10年後にはこれまでお世話になった方や、これから出会う人たちに恩返しができる存在でありたいと思っています。
エンタメのジャンルにはこだわっていなくて、アニメでもゲームでも、リアルな体験でもいい。自分が関わった仕事を通じて、「やりきった」と胸を張って言えるような人生にしたいですね。今はまだ模索中ですが、日本に何かしら価値を残せる仕事ができたらと思っています。