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【プロフィール】大学卒業後、株式会社マイナビに入社。大学・短大・専門学校の学生募集支援を行う進学情報事業部で営業や企画運営を経験し、課長・部長を歴任。2019年よりASEANのスタートアップへの出資やM&Aを担当。2022年より株式会社ハイブリッドテクノロジーズへ入社。現在、執行役員として投資、M&Aを担当。
今回は執行役員として投資、M&Aを担当されている濱本さんにお話を伺いました!
ー濱本さんはどのような幼少期でしたか?今されている経営などに繋がることに小さいころから興味があったのでしょうか?
小さい頃は平凡で、勉強はそこそこでした。小学校の頃は空手と野球をやっていたので、平日は毎日塾や空手に通い、土日は野球をしていました。
高校までずっと野球をやっていたので、大学進学の際、高校教師になり野球を教えたいと思い、そうなれそうな大学に進学しました。しかし、大学時代にインセンティブ制の営業のアルバイトをして、20歳の時から管理職レベルの給料を稼いでいました。ここで稼ぐことの面白さを学んだことから、ビジネスマンとしてお金を稼ぐほうが楽しそうだと思うようになりました。
ーそうだったのですね!新卒の際の会社はどうやって選んだのですか?
将来的に起業をしたいと思っていたので、起業するにはお金、マネジメント、人脈が重要だと思い、この3つが学べる会社を基準にし、株式会社マイナビに決めました。
当時のマイナビは拡大期だったので、早い段階でチームマネジメントが経験できるのではないかと思いました。
また、人材業ですと商談相手は社長が多いと思ったのも決め手でした。
しかし、最初に配属された部署は大学向けに営業をする部署で、マイナビの本流部署の人材営業ではなかったため、自分のマイナビ人生は終わったと思いました。(笑)
新卒同期150名いる内の5名だけが、その大学向けに営業する部署に配属されたのです。
ーそのようなスタートだったんですね!(笑)
そこから課長、部長とすごいスピードで出世コースに進みましたよね!
幸いにもすごく人に恵まれたのが大きいです。
また、配属された大学向けの営業部署は真面目で、言われたことをきっちりやるタイプの方が多く、自分みたいなタイプは珍しかったと思います。僕は新しいことが好きなので、メディアの企画、新しいプロモーション、テレビCMなどを提案していました。
こうやっていく内に結果がどんどん出て、入社してから毎年、社内表彰制度で表彰され、25歳で課長、27歳で部長とどちらも当時史上最年少で任されました。
ー27歳で部長を任されるのはすごいですね!営業から経営企画に異動し、投資やM&Aに携わるようになったのはどのような経緯があるのですか?
当時、マイナビは非常に成長していたのですが、既存事業の拡大や新規事業の強化、海外展開等自分なりに課題を感じていて、ゼロイチでの立ち上げよりも投資やM&Aを通じて会社を成長させていきたいと考えてました。また、営業やマネジメントで結果を残せたので、新しい分野にチャレンジしたいと思い、社内公募で手を上げて、グループ経営統括部に異動しASEANのスタートアップへの出資やM&Aを担当しました。
ここでの商談相手は東南アジアや東アジアの起業家や投資家で、欧米のトップ大学を卒業し、世界的に有名な金融機関やコンサルティング会社で働いていた方などだったので、本当に学ぶことがとても多かったです。
3年間で9社への投資、M&Aを2社することができましたが、買収した会社をどう伸ばしていくかまでコミットしたいと思うようになったのが転職を考えるきっかけとなりました。
投資やM&Aをして終わりではなく、その後1つの会社のビジネスをどう伸ばしていくか深く関わりたいと思いました。
ーそうだったのですね。転職する際、どのような軸で動いていましたか?
転職の軸はなるべく小さな組織で、自分の力がどれだけ経営に寄与できそうかを重視しました。
テック系のスタートアップやPEファンドなど色々な会社を見ていました。
実はPEファンドからも内定を頂いていて、最後まで迷いました。そちらの内定は年収も高く、既にアサインされる案件も決まっており、2年後これくらいの時価総額で上場し、これくらいインセンティブがもらえると決まっていました。しかし、レールが敷かれた道を歩くのはどうなんだろうと思い、お断りしました。
ーそのような良いオファーを断ってハイブリッドテクノロジーズに入社してくれたのは嬉しいです!
ハイブリッドテクノロジーズへ入社する決め手は何でしたか?
マイナビ時代にベトナムのオフショア会社に投資したことがきっかけで、このビジネスに興味を持ちました。
また、当時から感じていた日本のエンジニア不足の社会課題を解決できると思ったからです。
日本のスタートアップの課題はアイデアはあるけどエンジニアが少ないため、スピード感をもって開発できないことだと思います。
この課題を解決するには、①エンジニアを0→1で育てる ②エンジニアの生産性を上げる③海外人材の活用だと思い、僕は3つ目の海外人材の活用がスピード感を必要とするスタートアップにとって最も重要だと考えていました。
そのためにハイブリッドテクノロジーズでCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)を立ち上げ、日本のスタートアップにお金とエンジニアリソースを提供できる仕組みを作りたいと考えていました。
ハイブリッドテクノロジーズではこれからCVCを立ち上げる段階だったので、0から組織をつくり上げる経験ができ、且つ自分の力で会社の経営に大きく寄与できると考えたからです。
ーそうだったのですね!やはり濱本さんは新しいことが好きで、自分で道を切り開くタイプなのですね!
改めて現在どのようなお仕事をされていますか?
メインはHybrid Technologies Capital(CVC)とM&Aの業務です。経営企画部では他にもPRやマーケティング、予実管理等の業務も担当してます。
Hybrid Technologies CapitalとM&Aの業務はベンチャー企業を探し、その企業のビジネスが伸びそうかどうか調査し、企業が持っているプロダクトが弊社で開発できるかどうか営業部と調整を行います。
これまで立ち上げて約半年で7社の企業に出資できました。
ー立ち上げからすごい勢いで出資ができていますね!
今後取り組みたいことはいかがでしょうか?
競合に比べて足りないピースはたくさんあると思っています。
その弊社に足りない部分を補完していくために、採用するべきか、M&Aが必要なのか将来の経営計画をもとに取り組んでいきたいです。
またビジネスを考えられる人材を増やしていけば、トップクラスのコンサルティング会社になれるのではないかと思います!
ー本日は素敵なお話ありがとうございました!