レベニューマネジメントとダイナミックプライシング | 技術について
レベニューマネジメントとダイナミックプライシングの関係を解説!!みなさんこんにちは!ダイナミックプラス株式会社採用担当の時田です。今回はダイナミックプライシングとレベニューマネジメントの関係につ...
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みなさんこんにちは!ダイナミックプラス株式会社採用担当の時田です。
今回はダイナミックプラス株式会社が提供している2つのサービス、「レベニューマネジメントツール」と「ダイナミックプライシングシステム」の違いについて2回にわたって解説します。
※本記事はダイナミックプラス株式会社HPからの転載です。
ダイナミックプラシングとレベニューマネジメントの関係については↓の記事で解説していますので興味のある方はご確認ください!
レベニューマネジメントツールとダイナミックプライシングシステムの違いは2つあります。
1つ目は「重視する予測」、2つ目は「需要予測の活用範囲」です。
今回の記事では、1つ目の違い「重視する予測」の違いについて説明致します。
さらに、この違いによって生まれるサービスの適用領域の違いについても解説します。
最初にダイナミックプライシングシステムが「重視する予測」について説明します。
ダイナミックプライシングシステムは「需要変化の予測」を重視したサービスです。
ダイナミックプライシングは、そもそも「需要と供給の状況に合わせて価格を柔軟に変動させる仕組み」です。
価格を変動させるために必要なのが「需要変化の予測」です。
弊社ダイナミックプライシングシステムでは、図1のグレー部の予測、消費者の感じる価値からの「需要そのものの予測」も行ってはいますが、より「需要変化の予測」を重視しています。
「需要変化の予測」を重視するダイナミックプライシングシステムに対して、レベニューマネジメントツールは「需要そのものの予測」を重視します。
レベニューマネジメントは、そもそも「収益最大化のために、需要予測を通じて適切な販売管理を行うこと」です。
販売管理を行うために必要なのが、販売開始前の「需要そのものの予測」です。
よって、レベニューマネジメントツールでは「需要変化の予測」ではなく、その前段階の「需要そのものの予測」を重視し、行っています。
レベニューマネジメントツールでは「需要そのものの予測」を、ダイナミックプライシングシステムでは「需要変化の予測」を重視していました。
この違いからレベニューマネジメントツールは、ダイナミックプライシングシステムに比べ導入できる商材(製品・サービス)の範囲が広いです。
ダイナミックプライシステムは、価格の変更が前提となっています。
よって、ダイナミックプライシングシステムは販売期間が長く、需要の変化への対応が求められる商材(製品・サービス)が主な対象です。
例として、スポーツの試合観戦チケットがあげられます。
ある試合日のチケットは、数ヶ月前から購入できるので、販売期間が長いです。
また、直近の順位によって需要は大きく変化します。
一方レベニューマネジメントツールでは、価格の変更という前提はありません。
よって、どんな商材(製品・サービス)にも対応が可能です。
例えば飲食店や小売店でもレベニューマネジメントツールは導入可能です。
街の八百屋さんのある日の売り上げ予測も、レベニューマネジメントツールでは対応しています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回の記事では、2つ目の違い「需要予測の活用範囲」の違いについて解説します。