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未来の研究職希望者注目!"核融合"が持つ∞の可能性を紹介させてください。

こんにちは!Helical Fusion採用担当です。

本日は、田口さんと共にHeical Fusionを創業した共同創業者であり、主に研究開発を担当されている宮澤さんにインタビューを実施してまいりました。

宮澤さんが実際に取り組まれている業務内容や、これから開発に携わっていただける将来のメンバーに向けて「具体的にどういったことを行うのか」などのお話を中心に伺いました。

“スタートアップで研究開発に携わりたい方”、”核融合ってなんか難しそうだけど少しでも関心を寄せていただいた方”は必見です!是非最後までご覧ください!

Helical Fusion 共同創業者 宮澤さんのプロフィール

東京大学大学院工学系研究科システム量子工学専攻出身。以来25年にわたって核融合開発をはじめとする研究に注力している。2021年10月に田口さんと共に株式会社Helical Fusionを共同創業し、世界初のヘリカル型核融合炉の実装に向けて日々研究・開発を進めている。

ー早速インタビューを実施させていただきます!現在、研究開発担当としてご活躍されている宮澤さんですが、普段携わっている業務内容はどのようなものなのですか?

私は核融合に関するありとあらゆる研究や、核融合炉の開発部分を担当しています。

これまで将来を見据えて核融合炉の実装に向けておおまかなプロセスは形作ってきましたが、まだまだ仮説部分が多いことが現状です。これからは実証部分をメインに携わっていくつもりで日々研究開発に取り組んでいます。

ー現在、若手(新卒、第二新卒)の研究開発を募集していますが、将来参画するメンバーに向けて、お任せする予定の業務内容をお伺いしたいです。

参画するプロジェクトにもよりますが、一例として紹介させていただくと

・共同研究相手先の方との打ち合わせ

・上記研究に関連する先行研究や特許などの調査

・必要な機器の設計から、メーカーを策定して実際に製作

上記が主な業務内容になります。

なるほど。中には在学中全く異なる分野の研究をなされていた方が、核融合炉開発のプロジェクトに参画するパターンもあるかと思われますが、そういった方々に向けてフォローアップなどは用意されていますか?

フォローアップとしては主に2つご用意しています。

1つ目は核融合の道を究めた人材による基礎知識の補填です。

弊社では大学院教員の経験者が在籍しています。核融合という分野の基礎部分を学んでいただく過程で、同時に手を動かしながら開発に携わっていただく形を考えています。

2つ目は自主学習の時間を設けさせていただくことです。

1週間ごとスパンを決め、何かしらの学びをまとめたものを提出していただき、発表していただき、成果物に対してフィードバックを行います。

大学院生が実際に研究室での教授のサポートを行うような取り組みを想像していただくとわかりやすいと思います。

理系学生の多くは核融合の分野において未経験であることがほとんどだと思います。実際に「核融合って何?」「核融合とか難しそう」といったイメージを持っている方が多いかと思いますが、そういった方々へ有識者による学びのサポートを提供できたらとは考えています。

ー働き方についてはいかがですか?

就業形態については、基本的にフルリモートです。

居住地に強い制限はありませんが、短期・長期の出張が発生したり、実際に岐阜の研究所や各方面の大学に出向いて開発を行うこともあるので、関東圏内・岐阜県・愛知県在住だと働きやすいかもしれません。また、特に関わりの大きい岐阜県土岐市の核融合科学研究所の近くに住んでいただけると、いろいろと動きやすくなりますので、何なら引っ越しても良いという方は大歓迎です。

ー次に宮澤さんが研究開発担当として携わっていく中で、「事業の魅力」、「研究チームの魅力」について感じた部分をお伺いしたいです。

事業の魅力は、人類がまだ実現できていない『核融合エネルギーの社会実装』に携われることです。

このエネルギーを社会実装できれば、『紛争』、『地球温暖化』、『エネルギー資源の枯渇』等の世界で問題視されている深刻な課題を解決することが出来ると思っています。

私たちの取り組みが加速化していくことで、人と人が争うことなく地球と共存できる世界を創っていけると思うとワクワクしますね。

研究チームの魅力は、弊社の研究チームとして開発を行っていく上で自由に意見交換が行えるところですね。

弊社のメンバーだけにとどまらず、大学などの研究機関に属する研究者とも研究開発を行う機会があるため、チーム一丸となって一つの目標に向かって取り組むことができます。

なので多方面で活躍されている方々との交流もあり、風通しの良い空気感で開発に携わることができるかなと。

ー宮澤さんから見て、共に働くメンバーに求める理想像などは何かありますか?

求める理想像は、

・怖がらずにガンガン意見を発信したり、アイデアを創出できる方

・言われたことをこなすだけでなくあるプラスαで物事を考え、行動に移してくれる方

の2つが理想ですね。

会社としてはこれから事業を拡大していくフェーズなので、上記のような方が開発に携わっていただけたら弊社の開発環境はより良い方向へと成長すると思っています。

ー会社の今後の展望として考えていることは何かございますか?

直近の目標は2、3年以内に核融合炉の実現に必要な個別技術を実証すること、その後これらを統合していく計画です。長期的なスパンとしては、2034年に世界初の核融合炉を完成させるべく、日々開発に勤しんでいます。

ー最後にこれから一緒に働いてくれるメンバーに向けてお願いします!

私は24時間365日通じて常に核融合の可能性について考えていますが、これを実現するためには最近の知識を詰め込んだ若い人の柔らかい考え方と元気がまだまだ必要です。

これは私の持論ですが、「核融合炉の実装のカギを握るのは私たちなんじゃないか。私たちが諦めたら、人類は核融合炉の社会実装を実現できない。」と確信しています。誰も成し遂げたことのない夢ある事業の実現まであと一歩のところまで来ています。

”核融合”という壮大な分野にご興味を持っていただいた方、私たちが目指すビジョンにご興味いただけた方は、核融合が持つありとあらゆる無限大の可能性を改めてお話させてください!

ー宮澤さん、本日は貴重なお話ありがとうございました!
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