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介護現場でシフト作成の苦労を経験お客様の悩みがわかることを強みにしたい

2022年7月に入社した屋雄大(おく・ゆうだい)さんは、新卒からの4年間、介護の仕事に従事していました。慢性的な人手不足のなかで勤務シフト作成に苦労した経験が、Shiftmationを広く知ってほしいという入社動機につながったと言います。これまでの歩みと入社の経緯、セールスチームでの仕事内容や今後の目標などついて語ってくれました。


Shiftmationがあったら良かったな、が入社のきっかけ

━━アクシバースを知ったきっかけから教えてください。

屋さん 2022年5月に前職を辞めて、Wantedlyで求人情報を探すなかでアクシバースを見つけました。勤務シフトを自動作成するプロダクトの開発とサービスを展開している事業内容を見て、すごく興味が沸いて、人事の小野さんにコンタクトを取りました。

━━興味が沸いたというのは?

屋さん 大学を出て4年間、介護の仕事をしていたときに、職員やパートさんの勤務シフトを毎月作っていたんです。その時にこういうサービスを使っていたら作成に苦労しなかっただろうな、このサービスで助かる事業者は多いはずだと、自分の経験とサービスを重ねて想像できたことが、興味をひかれた理由ですね。

━━シフト作成に苦労されたのですね。

屋さん 特別養護老人ホームや有料老人ホーム、グループホームなど様々な介護施設を運営する会社に正社員として就職して、半年から1年間隔で各施設を回って働いていました。勤務シフトの作成はグループホームのフロアリーダーになったときに経験しました。最初は1フロアで働く9名分だったのですが、最終的に建物全体の3フロア18名のシフトを頼まれてしまって、エクセルを使った作成に毎月15時間くらいかけていました。

介護業界は慢性的な人手不足で、27名の入所者を18名でお世話するのも大変なうえに、職員が辞めて欠員が出たり、シフトの完成間際になって勤務希望を変更したいという人が現れたり。皆さんの希望をすべて反映させたいと思うと、手作業で修正を重ねることになるので、どうしても時間がかかってしまう。月平均で10回ほど夜勤をしていましたが、夜勤明けに残業してシフトを作っていましたね。

━━かなりハードな勤務ですね。

屋さん 結局、介護職を辞めたのも体力的にきつかったことが理由でした。人手が足らずに忙しく働くなかで、勤務シフトを手作業で作成することがどれだけ負担かは、体験からよくわかります。

医療と福祉領域の3回の転職が今につながる

━━新卒で介護職を選ばれたのは、大学で社会福祉などを学ばれていたからですか。

屋さん いえ、政治経済学部でした(笑)。「どうして介護なの」と友人などからよく聞かれました。実家で一緒に暮らしていた祖父が、デイサービスやショートステイといった介護サービスを使っていたので身近な職業でしたし、介護は究極の対人サービスだなと思って、これは自分に合っているんじゃないかと漠然とした思いから、飛び込んでみました。



━━アクシバースに入るまで、ほかに何社か経験されたのでしょうか。

屋さん 介護の次に障害者雇用支援の仕事に就きました。国が定めた法定雇用率に対応して、企業は一定数の障害者を雇用する義務があります。そうした障害をもった社員の方が働く場を提供する会社に2年半ほど勤めました。具体的には、屋内農園を運営していたのですが、栽培作業や、障害のタイプに応じたサポートの仕方などを企業担当者に指導する仕事でした。その後、看護師や保健師など医療系人材の紹介会社に転職してインサイドセールスの仕事を経験し、アクシバースが4社目になります。

━━高齢者、障害者、医療従事者に携わる、いずれも対人の仕事ですね。

屋さん そうですね。振り返ると医療と福祉に従事してきましたね。介護と障害者支援に必要なことは何だろうと考えたとき、医療の助けだと思いました。それで看護師や保健師、助産師の転職をサポートする前職を選びました。そこから見えてきたのは看護師の人材不足と忙しさでした。介護も看護の現場もシフトで動いている職場です。そうした人たちを実務面でサポートできて、自分の経験が活かせる仕事として、アクシバースにたどり着いたような気がします。

お客様の最初の窓口「インサイドセールス」という仕事

━━アクシバースでの仕事内容を教えてください。

屋さん 現在5名いるセールスチームで、インサイドセールスを担当しています。Shiftmationについてお問い合わせをいただいたお客様に対して、困りごとやご要望をヒアリングし、商談の場を設定するまでが今の中心の仕事です。入社当初は電話慣れするために、過去にお問い合わせがありながら何らかの理由で見送られたお客様に電話やメールでアプローチしていました。最近は新規のお問い合わせに対応したり、どうしたらお客様とお打合せの時間をいただけるか、セールスチームの先輩やマーケティング担当者と連携して施策を考えたりもしています。お客様にとっての最初の接点がインサイドセールスになるので、電話での言葉遣いや興味をもってもらえるトーク力を先輩に教わりながら業務にあたっているところです。

━━入社してまだ3カ月ですが、仕事への手ごたえを感じたことはありますか。

屋さん あります。これは本当に運が良かったと思えるケースですが、ある業界最大手のフランチャイズチェーンの会社様からの問い合わせ対応をしました。担当者の方がシフト作成に困っていると率直に話してくださって、「お困りの点はこういうところですか」「ここも改善できるといいですね」といった私からの問いかけに、「そうなんです」「そこです」と、どんどんどんどん言葉のキャッチボールが進んで商談の設定につながりました。悩まれている状況を理解して話が展開できたのは、自分が介護現場でシフト作成に苦労したからで、その経験が活かされたと思えたできごとでした。うれしかったですし、自信にもなりました。

わからないことをすぐに聞ける社内の雰囲気

━━働き始めて感じるアクシバースの良い点はどんなところでしょうか。

屋さん 良いなと感じているのは、社員の皆さんがつくりだす会社の雰囲気です。わからないことをすぐに聞ける環境があって、いつも助けてくれます。また、セールスチーム5名が一体となって仕事に取り組む意識がすごく強いので、仕事がやりやすいです。これからさらに人数が増えても、今のこの雰囲気を保っていけるようにしたいと思っています。

━━事業拡大に伴って毎月のように社員が増えていますが、会社の成長を実感しますか。

屋さん 7月に入った私の後に3名入社しました。成長は日々実感します。インサイドセールス担当の私がアポイントを取って商談を設定し、フィールドセールスの担当者が商談して導入につなげる。それが売上に直結するので、会社の成長が自分の働きと強く結びついています。仕事に熱が入りますし、モチベーション高く取り組めています。

奥さまの奥ではない「屋」の名字で得したこと

━━少し話題を変えて、唐突ですが、屋さんって珍しい名字ですよね。

屋さん よく言われます。「おく」って言うと、奥さまの奥を思い浮かべる方が多いので。私も31年の人生で家族や親戚以外で同じ名字の人にお会いしたことはないです。屋姓を少し調べたことがありますが、関西方面に少しいて、あとは父親の郷里の鹿児島県の徳之島にいます。珍しい名前で得することは、1回で覚えてもらえることですね。

━━お話を伺いながら、しっかりとされた方だなという印象を持ちましたが、自分ではどんな性格、キャラクターだと思いますか。

屋さん 幼少期からそうですが、落ち着いていると周りから言われてきました。高校、大学から社会人とだんだんに、自分で言うのもなんですが、その落ち着きに磨きがかかったなと感じます(笑)。小学校から高校までサッカーをやっていたので活発な面もあるのですが、落ち着いているということは自分の持ち味として、ポジティブに捉えています。



━━今後、アクシバースで取り組みたいことや目標を教えてください。

屋さん インサイドセールスとして、お客様にアクシバースやShiftmationのサービスを知っていただき、触れていただけるように1社でも多くアプローチし、商談設定につなげること、これが直近の目標です。そしてこの先、社歴を重ねていくなかで、Shiftmationのことは何でも知っている存在になって、これから入ってくる後輩社員に頼りにされる人になりたいと思います。また、専任でインサイドセールスに就いたのは私が初めてなので、この業務を引っ張っていける人材になりたいですね。

━━最後にアクシバースに興味をもたれた方へのメッセージをお願いします。

屋さん 会社の成長を支えているのは自分たちだと実感できる環境下で働けます。個人の裁量で動けることが多く、仕事を通じて自己成長を望む人に、ぜひ来ていただきたいと思います。

屋さんの仕事への思いは伝わりましたか。この記事を読まれて、株式会社アクシバースの仕事内容や働き方に興味を持たれた方、勤務シフト自動作成サービス「Shiftmation」事業の拡大や、その先の展開を一緒に取り組んでみたいと思われた皆さまのエントリーを、社員一同お待ちしております。

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