Intent ExchangeはAmsterdam Drone Week 2024にデジタル地上リスク評価システムを展示しました。

Amsterdam Drone Week（以下、ADW）はドローン関連の国際展示会です。毎年、春にオランダのアムステルダムで開催しています。まず、会場に足を踏み入れて驚いたことは、会場のかっこよさでした。展示会場に向かう通路も同様に暗く、青い照明で、ドローンの風切り音を流しており、近未来感を感じさせるものでした。

出展者の内訳をみると大半がドローンメーカーで、各社の機体が並べられていました。小型飛行機のような機体が多かったです。

今回、Intent ExchangeはNEDO ReAMoプロジェクトのメンバーとして、デジタル地上リスク評価システムのデモ展示をしました。これは、ドローンの飛行計画を立てる際、万が一の制御不能で地上に落下する際の安全性の評価を支援する技術になります。

地上リスク評価は、JARUS SORAという国際標準でその評価手法が定められております。現在、この評価はマニュアルオペレーションで行われており、ドローン運航者に評価プロセスを実施する負担が大きなものとなっているだけでなく、航空規制当局にとってもその評価が十分であるかを確認することも負担になっています。そこで、本技術は、その評価をデジタル化する技術になります。

本ブースには、欧州の規制当局の方々が多く来ていただけました。ちょうどJARUS SORAで、上記の課題に対して、地上リスク評価を支援するサービスプロバイダーというロールも議論され始めていることもあり、高い関心を集めることができました。

Intent Exchangeはこのデジタル地上リスク評価サービスの事業化に向けて、急ピッチで開発を推進しております。

このような新しい空のインフラに関わる技術や事業を一緒に進めていただける方を募集しております。ぜひ、お待ちしております。