いつもカメレオンWantedlyをご覧いただきありがとうございます。本日は谷口龍希さんにインタビューさせていただきます、よろしくお願いします!
まずは簡単にご経歴を伺いたいのですが、学生時代のことを聞いてもよろしいですか?
はい。東京の世田谷区で育ち、大学は早稲田大学に進学しました。
半導体について研究していて、研究室では太陽光電池の効率化について試行錯誤する日々でした。
同大学院にも進み、学会発表なども行うようなザ・理系の学生生活だったと思います。
最初に勤めたのはどんな会社でしたか?
自分が初めて勤めた会社は車の”ブレーキ”を作る会社でした。
両親からは大学で学んだことを活かしなさいとも勧められたりもしたんですが、結果入社したのは全く違う分野の業界だったんです。
実はその会社ではもともと選考を進めていなくて、過去にインターンで行ったことがあったんです。
当時人事担当だった方に就活について相談したら、うちに来ないかってたまたま誘われました。
車の部品審査の中でも最上位の厳しさを誇るのがタイヤとブレーキ(命にかかわるため)。
本当に大切なものを扱っているんだというやりがいと、製品が目に見えてわかる仕事をしようという当時の気持ち。
その二つの理由で最終的にその企業に入社を決めました。
ただ、きっかけとしては本当に人のご縁でしたね。
その後、CADを使って機械設計、外部への委託。CO2削減のための効率化。
マザー工場のモデルをアメリカやインド、中国、インドネシア、ドイツなどに横展開する事業など。
様々な経験をしてきました。
3年くらいのタイミングで新しい会社へステップアップしたと聞いていますが、どのような経緯だったんでしょうか?
実は2年目くらいのころから、本業とは別に副業を自分でもやっていました。
きっかけは自分の恩師でもある1人のフリーランスの先輩女性からの紹介です。
一番初めはよくある”せどり”から始めました。結構がっつりやっていたんですが、
4か月目で月商が100万円くらいになり、そこそこの結果は出るようになりました。
それがしばらく続いて、講師の側でも少しずつ呼ばれるようになりました。
その実績の甲斐あって、副業のコンサル会社の社長からヘッドハンティングされる形で転職をしました。
ベンチャー企業の取締役というポジションでしたから、今までとはまったく違う環境でしたね。
今まで世間一般から見ればすごく順調な経歴だったと思いますが、抵抗はなかったんでしょうか?
もともと事業、副業などにも興味はあったんですか?
昔から事業を自分で行ったりすることへの興味はありました。
父親が自営業で内装の仕事をしているんですが、家族3兄弟の全学費を払ってくれていたんです。
学生のころはそこまで感じることもありませんでした。
しかし、社会人になってからそのことに対する感謝と純粋にすごいなと思う気持ちがありました。
だから自分もそういう風になろうという思ったのだと思います。
現在はカメレオンにジョインしてしばらくたちますが、
どのような気持ちで仕事に取り組んでいますか?
一番は”信頼関係”だと思っています。
私たちのサービスはあまり人には言えないような悩みを持っている方でも、自分の将来についてしっかり向き合える場を作ることだと思っています。
・転職したけど年収が不満だ
・非正規雇用で将来に不安がある
・副業ってどうしたらいい?
・人間関係に悩んでいる
・実際働いてみたら思っていたのと違った
様々な悩みが人にはありますが、安心感を持って伴走できるパートナーが必ず必要です。
その後押しをできたのが自分であったときはうれしく思いますね。
キャリアに悩んでいる方に伝えたいことなどはありますか?
例えばなんですが、いきなり転職して年収50万円上げたいです!っていう目先の利益より、ぜひ10年先の未来にも目を向けてほしいなと思っています。
終身雇用が崩れてきているこの時代、そして選択肢が多くなっているからこそ、
自分をアピールできる力。自分の素材(能力)。伝える力。
それぞれをどのように揃えていくか、考えられたらいいと思います。
普段キャリアに悩む人たちに感じているのは、知ればできることが実はたくさんあるということです。
転職一つでも仕事の種類、面接方法、相談相手、年収の相場、
求人がどこで見つかるのか、業界の将来性など。
情報を取りに行けば意外と視野が広がることがあるんです。
知識を増やすことでできることは格段に多くなりますし、決して難しいことではありません。
私もすべてを知っているわけではありませんが、
皆さんに気付きを届けられるよう、日々研鑽を積んでいきます!