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メルカリ創業期を経験したPMが感じるHOKUTOの可能性

こんにちは。株式会社HOKUTOの採用広報の徳永です。

今回は、HOKUTOでPM(プロダクトマネージャー)を務める山本久智さんにお話を伺いました。メルカリ社で創業から7年半PMとして活躍し、2021年1月にHOKUTOに正式にジョインした山本さん。日本を代表するプロダクトに長年携わった山本さんは、どういう理由で次のステージにHOKUTOを選ばれたのかをお聞きしました!HOKUTOの話はもちろん、キャリア選択の考え方など、参考になるお話がたくさんあるので、ぜひご覧ください。

一からのプロダクトづくりに再チャレンジ

ー本日はよろしくお願いします。まず最初に自己紹介をお願いします。

株式会社HOKUTOのPMの山本です。前職はメルカリで、2013年の創業から7年半在籍しました。昨年の10月からHOKUTOと関わり始め、今年の1月に正式にジョインしました。

ー山本さんの前職のお話からお聞きしたいです。メルカリに入った背景を教えていただけますか?

2013年当時、僕は大学院生でした。原子力を専攻していたのですが、学業と並行して先輩が起業した会社でエンジニアとして働いていたんです。エンジニアの仕事がとても楽しくて、「今はここに熱中したい」と思い大学院を休学して、夢中でアプリを作っていました。エンジニアの仕事は肌に合っていたようで日々成長を実感できてとても楽しかったです。ただ、大きく事業を成長させるには至らず、このままでいいのかと悩むようになりました。そんな時に山田進太郎さんの「会社立ち上げるのでエンジニア募集します」というFacebookの投稿を見て、すぐに応募しました。

大学院での研究も全く捨てたわけではなかったので、最初の1年はAndroidエンジニアのインターンとして、学業と並行してメルカリにコミットしていました。就職活動もしていたのですが、「このままメルカリでやっていきたい、入るなら早いほうがいい」と思い、最終的には大学院をやめて、より事業成長に責任を持つPMとして入社しました。

ーメルカリではどのような仕事をされていたのですか?

合計で7年半もいたので、本当に多岐に渡ります。PMとしては、配送サービスの立ち上げやUS版アプリの検索機能の改善、ID共通基盤の構築などに携わりました。その後はメルペイの立ち上げを行ったり、横断的なプロジェクトマネジメントやあと払いサービスを担当したり、面白いプロジェクトをたくさん経験できて本当に刺激的でしたね。プロダクトづくりに全職種がコミットしていて、素晴らしい環境でした。

メルカリ時代の山本(右から2番目)

ーそんな環境をなぜ出ようと思ったんですか?

まず、最初からずっとメルカリにいるつもりはなかったんです。創業期から在籍しているとはいえ、メルカリは代表の山田さんをはじめ優秀な経営メンバーが中心となって作り上げたもので、「自分はその一端を担っているに過ぎない」という考えをずっと持っていて。大学院時代の会社で事業づくりをうまくできなかった経験もあって、一からのプロダクトづくりにもう一度チャレンジしたいという想いを持っていました。自分自身が後から振り返って「これは自分が作った」と言えるような、世の中に大きなインパクトを残せるプロダクトを作りたかった。そう思い、メルカリでの1つの大きなプロジェクトがひと段落したタイミングで、メルカリを退社し転職活動をすることにしたんです。

この人たちとならどんな逆境でも乗り越えられる

ーHOKUTOとはどのように出会ったんですか?

メルカリの最終出社を終え、有給消化期間でしばらく時間ができたので、様々な会社に話を聞きに行きました。メルカリの卒業生やVC(ベンチャーキャピタル)の方に繋いでもらい、30社以上は話を聞いたと思います。

そんな中、あるVCの方に紹介してもらったのがHOKUTOでした。オンラインで代表の五十嵐と話し、非常に話が盛り上がったんです。元々医療業界に興味を持っていて、個人的に勉強していたこともあって、HOKUTOの課題感や事業の展望など、様々なことを話しました。オンラインでは飽き足らないとなり、五十嵐がその日に北海道から僕が住む東京に飛んできたのはびっくりしましたね(笑)。東京の焼肉屋で、取締役の山下も合流し、3人でHOKUTOの事業について議論したのを覚えています。

ーHOKUTOのどういう点に惹かれたんですか?

次にどこで働くかを考えるうえで、「自分がチームに大きく貢献できそうなイメージが湧くか」「心からやりがいを感じられるプロダクトか」「一緒にやるメンバーは最高か」の3つを基準に置いていました。HOKUTOはこの3つの基準を満たしていて、決め手がたくさんあったので、やらない理由がなかったですね。

ー基準がわかりやすいです。1つひとつ具体的にどう感じたのか教えていただけますか?

一番重要視していたのが、「自分が事業を伸ばすうえで貢献できるイメージを持てるか」でした。HOKUTOには非常に勢いのある情熱的な代表、自分が今まで話してきた中でトップレベルで頭のキレる取締役がいます。ただ2人とも20代中盤と若く、プロダクトづくりの経験は会社としても足りていなかった。すでに医学部生や医師に愛されていたプロダクトをもっと大きくしていく、ここに自分のメルカリでのプロダクトづくりの経験が大きく活きると確信しました。

次に「心からやりがいを感じ自分自身がワクワクするプロダクトなのか」。いかにテンション高くプロダクトづくりにコミットできるかはPMとして一番重要な要素かもしれません。課題の大きい日本の医療分野に貢献するという事業のインパクトはもちろんわかっているんですが、興味があるだけで現場を全く知らない自分でいいのか、とは正直悩んだ時期もありました。ただ、入社前に20人の現役医師の方にヒアリングをさせてもらってユーザーペインを深く感じられましたし、肌感は掴めたんです。メルカリ時代のプロダクトづくりとあまり変わらない印象を持ちました。

そして、「一緒にやるメンバーは最高か」。自分の中で最初の2つを優先度を高くして考えていましたが、最終的な決め手になったのはここかもしれません。今まで多くの優秀な方とお仕事をさせていただきましたが、五十嵐と山下と行う議論は、今まで経験したことのない楽しさでした。この人たちとなら、どんなに事業が逆境でも乗り越えられる、そう確信しています。

五十嵐山下との最初に話した夜、そして入社までの関わりで、僕が大事にしている3つの基準をHOKUTOは満たしていることが確信できたので、正式ジョインを決めました。

ーHOKUTOは山本さんの判断基準を全て満たしていたのですね。ありがとうございます。最後に、今後の意気込みとこの記事を読んでいる方々へのメッセージをお願いします。

僕は、一歩先に見えていることをちゃんと作り込むのが得意です。なので、まずは一歩二歩先に見えているものを作り切りたい。それを繰り返して、30万人いる日本中の医師に日々使ってもらえるプロダクト、最終的には世界中の医療従事者に愛されるものを作っていきたいです。HOKUTOは、医療というインパクトの大きい領域に存在する深い課題を解決できるなかなかないプロダクトだと思っていて、ここから更に進化させられると確信しています。

まだまだ生まれたてのプロダクトを育てていきたい方、最終的には世界規模で患者を救うという壮大なミッションに挑戦してみたい方は、ぜひ一度お話しましょう。先ほどお話した僕なりの判断基準と似たような軸を持って転職活動をしている方にとって、HOKUTOはもってこいの環境だと思います。ぜひ飛び込んでみてください!

ーありがとうございました!

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