AIの進化によって、営業DXや業務のあり方そのものが大きく変わろうとしている今、プレゼンテーションの世界でもパラダイムシフトが起きています。そんな中、私たちLOOVもまた、事業の進化に合わせて次の一歩を踏み出します。今の自分たちを、今の言葉で伝え直す。そのための決断が、今回のリブランディングでした。
Video Agent「LOOV」はこのたび、「TALKsmith」へ生まれ変わります。
一見すると、それは「名前が変わる」「ロゴが変わる」という話に見えるかもしれません。ですが、私たちにとって今回のリブランディングは、単なる表現の刷新ではありません。
それは、今までの延長線上にある小さなアップデートではなく、事業の進化をきちんと今の言葉で伝えるための決断です。
私たちがPurposeとして掲げる、「人にしかできない仕事をアップデートする」という考え方に照らしても、今の事業を今の言葉で伝えなおす必要がありました。顧客に届けたい価値。これから向かいたい方向。プレゼンテーションという領域で、私たちがどんな体験をつくっていきたいのか。そうした輪郭が、以前の名前だけでは表しきれなくなっていました。
今回は代表の内田へのインタビューをもとに、なぜ今、「LOOV」は「TALKsmith」へ変わるのか。そこにどんな意思があるのかを、あらためて言葉にしてみたいと思います。
「TALKsmith」新ロゴ
目次
- なぜ今、名前とロゴを変えるのか
- これまでの「LOOV」では表しきれなくなっていたもの
- TALKsmith という名前に込めた意味
- ロゴ変更で表現したかったこと
- 何が変わり、何が変わらないのか
- TALKsmithが目指す未来
- 変化を、きちんと伝わる形にするために
なぜ今、名前とロゴを変えるのか
今回のリブランディングの出発点は、とてもシンプルです。
「今のプロダクトが、今の名前で正しく伝えられていない」ーーまず、そこに向き合うことでした。
これまで「LOOV」という名前は、多くの方に親しんでいただいてきました。一方で、もともとは社名に由来する名前でもあり、プロダクトそのものの価値や役割を、これから先の事業フェーズまで含めて十分に表現できているかというと、そうではない部分もありました。
さらに、プロダクト自体も大きく進化してきました。初期の「LOOV」は、録画したプレゼンテーションを分岐させながら届ける仕組みから始まっています。しかし今、私たちが目指しているのはそこにとどまりません。
営業、CS、人事、採用。あらゆる“伝える仕事”の現場で起きているのは、「同じ説明の繰り返し」による説明疲れや属人的な伝達、そして非効率です。
毎回同じ説明を繰り返す。相手によって伝え方を変えたいのに時間が足りない。良い提案資料があっても、良いプレゼンテーションになるとは限らない。こうした課題は、業種や職種を超えて確かに存在しています。
私たちは、この課題に対して単なる「ツール」を提供したかったわけではありません。
対話やプレゼンテーションを最適化し、伝える体験そのものを磨き上げることに本気で取り組んできました。
だからこそ、今の事業と、これから向かう先にふさわしい名前が必要だったのです。
これまでの「LOOV」では表しきれなくなっていたもの
以前の「LOOV」をひとことで表すなら、「録画したプレゼン動画を再生・分岐できるプロダクト」だったかもしれません。もちろん、それ自体に価値はありましたし、そこから得た学びが今の私たちの土台になっています。
ただ、現在の私たちが提供している価値は、そこから大きく広がっています。
AIがシナリオづくりを支援し、伝え方の設計をサポートし、相手や状況に応じてより適切なプレゼンテーション体験の設計を支援していく。私たちは、単なるプレゼン動画の領域を超えて、顧客との対話・案内・プレゼンテーションを担うプロダクトへと進化してきました。
ここで大事なのは、「何の情報を渡すか」ではなく、相手にどう伝えるかです。
資料を共有することと、プレゼンテーションとして相手に届けることは、似ているようでまったく違います。情報があるだけでは、相手の理解や納得にはつながらない。たとえば、順番、文脈、語り口、見せ方、タイミング。そうした要素すべてが揃ってはじめて、伝える体験は成立します。
私たちが向き合ってきたのは、まさにこの領域です。
だからこそ、これまでの「LOOV」という表現では、現在地も未来も表しきれなくなっていました。
TALKsmith という名前に込めた意味
新しい名前である「TALKsmith」の“Smith”には、技術を磨き上げる職人、匠という意味があります。
これは、単に印象の良い単語を選んだわけではありません。
相手や状況に合わせた最適な対話を設計し、磨き上げていく。その思想をまっすぐ表す名前として、この名前が選ばれました。
私たちが目指したいのは、伝える行為を雑に自動化することではありません。
プレゼンテーションという営みそのものを、より良く、より自然に、より成果につながる形へと最適化していくことです。
営業なら、商談前後の説明や提案の質を高めること。
CSなら、オンボーディングや活用促進をよりスムーズにすること。
人事や採用なら、候補者や新入社員への情報をより迷いなく届けること。
つまり「TALKsmith」は、“伝える仕事”に関わるあらゆる現場で、より良いプレゼンテーションを支えるインフラになることを表現した名前でもあります。
ロゴ変更で表現したかったこと
今回、変わったのは名前だけではありません。ロゴもまた、私たちの意志を外に伝える大切な要素です。
新しいシンボルマークには、単なるデザイン変更以上の意味があります。私たちがこれから目指していくのは、プレゼンテーションの現場において、自然に使われ、自然に想起される存在になることです。
いわば、“ビジネスを支えるインフラ”のような存在感です。
資料、動画、プレゼン、提案。そのどこかにこのシンボルがあることで、「これは、伝える体験をちゃんと設計しているものだ」と感じてもらえる。多くを語らずとも、ブランドとして意味を持つ。そんな未来を見据えて、ロゴも再設計しました。
見た目の変更に見えるかもしれませんが、そこにあるのは、事業の解像度が上がったからこその意思決定です。
何が変わり、何が変わらないのか
今回のリブランディングで、変わるものは明確です。
名前、ロゴ、そして事業の現在地を伝えるための言葉が変わります。
一方で、会社名はこれまで通り「株式会社LOOV」のままです。
私たちが掲げるPurpose「人にしかできない仕事をアップデートする」や、その原点にある価値観は決して変わりません。
それは、LOOVが創業以来向き合ってきた、「価値をきちんと届ける」という姿勢です。
テクノロジーを使うこと自体が目的ではありません。AIも、プレゼン動画も、デジタルヒューマンも、すべては相手に正しく伝わる体験をつくるための手段です。
私たちは、単に人の仕事を置き換えたいわけではありません。
目指しているのは、プレゼンテーションを最適化し、伝える体験を磨き上げることで、人が「判断」「創造」「共感」といった本当に向き合うべき対話に集中できる未来をつくることです。
その結果として、説明にかかる工数が減ることもあるでしょう。運用が楽になることもあるでしょう。チームの誰が対応しても、一定以上の品質で伝えられるようになることもあるでしょう。
ただ、私たちが目指しているのは、それだけにとどまりません。
伝えるべき価値が、きちんと伝わる状態をつくること。
そこに、私たちの挑戦があります。
TALKsmithが目指す未来
TALKsmithは、単なる名称変更では終わりません。
これは、これからの事業構想を見据えた再定義でもあります。
私たちは今後、プレゼンテーションという業務領域そのものを、さらに広く捉えていきます。出会いの場面、本番のプレゼン、そしてその後のフォローアップまで。伝える仕事には、まだまだ最適化できる余地があります。
たとえば、オンライン商談のあと、すぐに相手の課題に合わせたフォローアップのVideo Agentが整っている。必要な情報が整理され、伝える順番も設計され、次の行動につながりやすい形で届けられている。そんな体験は、営業だけでなく、CSにおけるオンボーディングや、採用・人事の現場など、あらゆるシーンで大きな価値を持つはずです。
TALKsmithは、その真ん中にある存在として進化していきます。
私たちが本気で目指しているのは、より良いプレゼンを一部のハイパフォーマーのスキルに閉じ込めるのではなく、誰もが使えるインフラにしていくことです。
それは簡単な挑戦ではありませんが、私たちにとって取り組むべき本質的なテーマだと考えています。
変化を、きちんと伝わる形にするために
リブランディングは、過去を否定するためのものではありません。
これまで積み上げてきた価値を土台にしながら、今の事業と、これからの未来を、より正確に、よりまっすぐ伝えるための決断です。
LOOVという名前のもとで育ってきた思想や価値観は、これからも私たちの中にあります。そのうえで、プロダクトとしての役割を、いまの言葉で言い直す必要があった。だから、TALKsmithへ変わります。
名前を変えることは、決して簡単なことではありません。
でも今このタイミングだからこそ、自分たちの輪郭を自分たちの言葉で描き直す意味がある。私たちはそう考えました。
TALKsmithとして、ここからまた新しいスタートを切ります。
ぜひ、私たちの新しいブランドと、進化し続けるプロダクトを見ていただけたらうれしいです。