こんにちは!
今回は、LOOVの開発組織をご紹介します!
そこで、当社のCTOである笠井さんに組織やスタンスについて色々と聞いていきたいと思います!
株式会社LOOV 取締役CTO 笠井 美弦(かさい みつる)
LOOVでは年間300以上の開発チケットを回しながら、 プロダクトの一貫性と品質を守り続けています。
その裏側にあるのは、 “分業しすぎない思想”と“ほぼ全員フルスタック”という体制とのこと。それでは、インタビューをはじめていきます!
目次
- ――LOOVの開発組織の特徴を一言で言うと?
- ――年間300以上の開発を回していると。
- ――フルスタック体制がどう影響しているのでしょうか?
- ① 思考が分断されない
- ② 仕様の粒度が揃う
- ③ 開発スピードが落ちない
- ――でもフルスタックだと専門性が浅くなる懸念は?
- ――分業しすぎない文化とも繋がっていますね。
- ――コードレビューはどう機能していますか?
- ――スピードとのバランスは?
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――LOOVの開発組織の特徴を一言で言うと?
笠井:
一言で言うと、「エンジニアを“実装者”にしない組織」です。
仕様を渡されて、作って、レビューを通して終わり。
そういう構造にしてしまうと、エンジニアは単なる“手を動かす人”になります。
LOOVでは違います。
- 課題定義に入り
- 機能設計に入り
- UX議論に入り
- 実装し
- 改善まで追う
エンジニアは、プロダクト全体に責任を持つ立場なのです。このマインドセットを最も大切にしています。
――年間300以上の開発を回していると。
笠井:
はい。新機能、改善、UIアップデートなど含めて 年間300以上のチケットを回しています。
でも重要なのは「量」ではなく、「質」だと思っています。
チケットが増えると、一般的には以下のような状態になります。
・優先順位が曖昧になる
・設計思想がブレる
・フロントとバックが噛み合わなくなる
・負債が積み上がる
私たちがそれを防げているのは、 フルスタック体制が大きいと思います。
――フルスタック体制がどう影響しているのでしょうか?
笠井:
LOOVの開発メンバーは、ほとんどがフルスタックです。
フロントだけ、バックだけ、インフラだけ、という分業ではありません。
これが何を生むかというと、
① 思考が分断されない
UIの議論をするときも、 「これバックエンドきついから無理」 みたいな壁ができにくいんです。自分で両方見えるから、最適解を探しにいける。
② 仕様の粒度が揃う
バックエンド視点だけで設計されたAPIも、フロント視点だけで作られたUIも、どちらも後で歪みが出ます。一方で私たちの場合は、
・データ構造
・API設計
・状態管理
・表示ロジック
・UXフロー
まで一気通貫で考える。だから一貫性が崩れにくいのです。
③ 開発スピードが落ちない
分業が進むと、 「フロント待ち」「バック待ち」が発生します。
LOOVでは、
・仕様理解
・実装
・軽い修正
・調整
を一人で完結するケースが多いんです。これが、年間300件の開発を回せる理由の一つです。
――でもフルスタックだと専門性が浅くなる懸念は?
笠井:
そこは誤解されがちですね。
フルスタック=何でも屋、ではありません。
LOOVでは、
・フロントの設計思想
・バックエンドの責務設計
・データ設計
・パフォーマンス
・可読性
それらの全てに基準があります。
フルスタックというのは 「全部やる」ではなく、全体を理解したうえで、必要な状況に応じて最適な責務を切れることだと思っています。
――分業しすぎない文化とも繋がっていますね。
笠井:
完全に繋がっています。分業しすぎると、UXはデザイナー、仕様はPM、実装はエンジニアと責任が分断されます。
でもLOOVでは、時にエンジニアがUXを語るし、デザイナーも技術制約を理解する。フルスタックだからこそ、 「仕様だからやる」は通用しない。
常に それ、本当に最適?が議論される。
一見、面倒に思えますが、それが品質を守っているのです。
――コードレビューはどう機能していますか?
笠井:
レビューは“動くか”の確認ではありません。
- 設計は妥当か
- 将来の変更に耐えるか
- データ構造は適切か
- UIとの整合性は取れているか
フルスタックだからこそ、レビューも多角的になります。
バックだけ見る、フロントだけ見る、ではなく、プロダクト全体としての整合性を見る。多くの数をこなしているので、レビュー基準を下げた瞬間に崩壊してしまうのです。
――スピードとのバランスは?
笠井:
僕らが優先しているのは、単純に早く出すことではなく、お客様のissueを解決することです。
開発後にUXの確認で違和感があれば作り直す事もありますし、スコープを見直す場合もあります。
一方で、出来る限りお客様に早くデリバリーする事もとても大切にしています。
このバランス感覚がとても重要だと考えています。
――どんなエンジニアに来てほしいですか?
笠井:
私たちが共に働きたいと考えているのは以下のような方です。
・フロントもバックも触りたい
・プロダクト全体を理解したい
・UXも技術も両方考えたい
・大量の改善を壊さず回す設計に興味がある
・単なる「実装だけ」では物足りない
逆に、
・役割が固定されていたほうが安心な人
・与えられた仕様だけやりたい人
・議論を避けたい人
という方は、ちょっと合わないかもしれません。
LOOVは、プロダクトや機能の最適解を個々人がしっかり考えて実装するということが当たり前の組織です。
――最後に。
笠井:
LOOVは決して大きな組織ではありません。
でも、
- 顧客起点で課題を掘り
- 実装前に思考を終わらせ
- 分業しすぎず
- フルスタックで一貫して設計し
- 年間300以上の開発を回し続ける
この基本スタンスを大切にしています。エンジニアを単なる作業者にしない。プロダクトを一緒に進化させる。これに共感いただける方と一緒に働きたいですね!
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