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OpenStreetの黎明期を知る男、プロダクトマネジメントの極意と魅力を語る!

みなさんこんにちは!人事総務の後藤です。

今回は、ソリューション開発課長としてUI/UXデザイナー岩田さん(※)を始め才能豊かなメンバー達をまとめている小﨑大悟さんにお話を伺いました。

※岩田さんのインタビュー記事はこちらをご覧ください。

アプリから紙媒体まで!UI/UXデザイナーが語る、シェアサイクルサービスならではの仕事の魅力とは? | OpenStreet株式会社
みなさんこんにちは!新入社員の後藤です。2022年5月からOpenStreetのインタビュー記事を担当することになりました。新入社員としての目線から、様々なことをお伝えできればいいなと思っています。どうぞよろしくお願いします! 今回は、アプリのインターフェイスからHELLO ...
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OpenStreetの黎明期から現在に至るまで在籍されている小﨑さんならではの、当社におけるプロダクトマネジメントの面白さや極意についてのお話は必見です!
ぜひ最後までお読みください。

部署の垣根を越えて乗り越える団結力はOpenStreetの素晴らしいところ

――ソフトバンクからの転籍でOpenStreetに入社されたと伺いました。
  OpenStreetに入社されたきっかけを教えてください。

OpenStreetに出向したのは、まだ立ち上げ1年未満の時でした。この時期であれば、自分の仕事がそれを使う人にどのように届いているかの「手触り感」があるだろうと思ったので、OpenStreetへの出向を選択しました。
その考えは実際に当たっていて、自転車が使える場所がどんどん増えていったり、アプリの使いにくいとお叱りいただいた部分を改善したりと、HELLO CYCLINGというサービスが何かしら成長していることを日々実感しています。
このシェアサイクルをはじめとしたシェアモビリティサービスが、新しい交通インフラとして認知浸透していくのを見守りつつ推進したいという思いから、ソフトバンクからそのまま転籍をしました。

――スタート時期からOpenStreetを支えてくださっている小﨑さんから見て、OpenStreetの良さはどういうところにあるとお考えでしょうか?

部署の垣根を超えた団結力はOpenStreetの良さの一つだと考えています。
具体的には、お客様から新たな要望をいただいたときや、トラブルが発生してしまった場合、担当部門だけではなく会社全体として全力で対応し、乗り越えるという点ですかね。

他の会社であれば、もっと解決までに時間がかかるであろう事柄を、部署間の協力によって短い時間で対応することができてきたのは、素晴らしいことだと思います。

また、サービス愛がある方が多いのもOpenStreetの良いところですね。 休日でも自社サービスを個人的に利用する方が多かったり、競合の情報にもアンテナを張っている方が多く、サービスをよりよくするための議論も自然と活発に行われています。

――小﨑さんにとって、OpenStreetの黎明期からの5年間で最も大きな変化はどのようなものでしょうか?

当たり前ではありますが、「人」と「サービス」が増えたことでしょうか。
私が入社した当時は、たった5人でした。ステーションの数も10か所くらいしかありませんでした。
それが今ではステーション数は約4,900か所に及んでいます。(※)

※2022年5月時点

60名を超えている今は「会社として立派になったなぁ」としみじみ思います。
もちろんまだまだ発展途上ではあるのですが、人数が少なかった入社当初はやれることに限界がありました。そこから規模が拡大されたからこそ、エンジニアチームもでき、マーケティングチームもできたりと、かつては挑戦できなかったことに挑戦できているのは感慨深いですね。
それが今、ユーザーの方たちに良いサービスとして還元できているのが、何よりうれしく思っています。

大事なのは、いただいた課題をそのまま遂行するのではなく、切り分けて明確にすること

――現在、ソリューション開発課の課長を担っている小﨑さんですが、その仕事内容を教えてください。

シンプルに言うと、現在展開しているサービスに対して、課題を発見し、その改善を行うこと、です。
実際にシェアサイクルを使っていただいているお客様やパートナー企業様から、社内の担当を通して課題を共有いただきます。
大事なのは、いただいた課題にそのまま向き合うのではなく、切り分けて明確にしたうえで、対応手段を考えるということです。
既存機能を改修する必要があることもあれば、改修は必要ではなく運用でカバーできることもあります。
課題感と解決策のバランス、また社内リソースも鑑みて、最も適した策を選択し推進していくということが大事だと考えています。

――今現在取り組まれている案件について、詳しく教えてください。

新しいサービスや機能を今まさに開発しているところですが、残念ながらまだ発表はできないので、リリースされたらその時にお話しますね。本当に楽しみなサービスがあるんですよ。

最近サービスが始まったもので言うと、高松市の案件は非常に新しいことに挑戦しています。
この高松市のレンタサイクルは精算機付きのゲートがついている駐輪場にステーションを置く、という新しい試みでした。
HELLO CYCLINGのユーザーであれば、お金を支払うことなくアプリ上でQRコードを発行し、それをゲートの読取機にかざすことでゲートを通りぬけることができます。
HELLO CYCLINGアプリから社外の製品に連動するという部分が新しいポイントです。

――ソリューション開発課には才能豊かなクリエイターさんをはじめ様々な方がお揃いですが、そのチームをマネジメントする楽しさと難しさを教えてください。

楽しさで言うと、様々な意見を統合しながら、その意見を元にアプリの機能に落とし込んでいくことですね。 同じ課題に対しても、導き出す解決策は人によって異なるので、いろいろな視点を踏まえた上で、よりよい改善案が実行されたときは非常に嬉しいです。

一方で、意見がぶつかる部分もあるので、そこをうまく統合していくところについては、難しさを感じるときもあります。

――現在は、プロダクトのマネジメントも行っていらっしゃるという認識ですが、その上で心掛けていることはありますか?

手戻りが発生しないように、課題と解決策を事前に練り上げることですね。
課題感を正しく捉える前に解決策から考え始めしまうと、実際に作った後で本当に欲しかったものはこれではなかったということになりかねません。

依頼をいただいた段階では、依頼者の方でも課題感を明確に言語化できないケースもあるので、まずは具体的にどういったことに困っているのかというところから一緒にすり合わせるところから始めます。
解決策を考える際は、現在取り組んでいる問題だけではなく、影響範囲を加味して依頼者とは異なる関連部署との連携を行うこともまた重要です。

お客様の喜びの声を聞けることが、何よりもうれしい

――小﨑さんが感じるOpenStreetでのプロダクトマネジメントの魅力について教えてください!

自分で考えたものが実際にサービスや機能として世にリリースされ、良いことも悪いことも含めて意見がもらえることですね。
サービスや機能は、リリースされて終わりではありません。使っていただくユーザー様の声を生かしながら改善し続けていけることも、プロダクトマネジメントの魅力と考えています。

――お仕事を進めていく中で、他部署との連携はどういったものがあるでしょうか?
  また、他部署との連携で、楽しい点と難しい点を教えてください。

ご依頼から始まる仕事の場合は、当然ですが案件の始まりから連携が発生します。
担当から要望を伺いながら、課題感をすり合わせたり、解決策について提案、検討したりと常に併走しながら進めていくようなイメージです。

楽しい点は、実際にリリースしたものが、思った通りのものだったと言ってもらえることですね。やりたいことができるようになった、と言ってもらえた時は素直に嬉しく感じます。

一方難しい点で言うと、ある課題解決が、全く別の問題を生み出しそうな時ですね。サービスや運用全体を俯瞰して、一時凌ぎにならないような設計を行うことを心がけています。

未来の仲間へ

――どういった方にOpenStreetに入社していただきたいですか?

自分がやっている仕事が、社会や事業にどういう影響を与えているのか、実感を持ちながら働きたいという人ですね。 そういう感覚を持っている方は、OpenStreetにマッチすると考えています。

――最後にこの記事を最後まで読んでくださった方に、メッセージをお願いいたします!

シェアモビリティの事業領域は、まだまだようやく歩けるようになった子どものようなもので、そこからどのように成長していくかは、実際にそこに携わる我々含めた事業者によるところが大きいと考えています。
これからも様々なことに挑戦していく中で出てくる、様々な課題を一緒に解決していく仲間を強く募集しておりますので、この記事を読んで興味を持っていただけた方のご応募をお待ちしております。


【編集後記】インタビューを終えて
小﨑さん、貴重なお話ありがとうございました!
様々なプロダクトに関わり、的確に差配されている小﨑さんのマネジメントの極意は、どんな職種にも通じるコモンセンスだと感じました。

OpenStreetで様々なプロダクトのマネジメントをやってみたいと思った方、ぜひご応募お待ちしています!

小﨑さんやデザイナーの岩田さんを取りまとめているソリューション企画部長 甲斐さんのインタビューも公開しております。この機会にぜひご覧ください!

ユーザーを一番に、社会貢献性の高いサービスを。企画チームを率いる甲斐さんに、プロダクトにかける情熱を聞いてみた! | OpenStreet株式会社
こんにちは!インターン生の河野です。 今回インタビューさせていただいたのは、OpenStreetのソリューション企画のマネージャーとして、UI・UXデザインや業務改善に携わる、甲斐さん。 甲斐さんに、OpenStreetでの仕事の取り組み方や魅力、マネージャーとしての心構えについて、インタビューしてみました! ――入社前はどのような経験をされてきたのですか? ...
https://www.wantedly.com/companies/company_4571394/post_articles/363236


(プロフィール)
■インタビュイー
小﨑大悟
2017年9月ソフトバンク株式会社から出向
2020年4月OpenStreet株式会社へ転籍
ソリューション開発課長

■インタビュアー
後藤 美弥
2022年2月OpenStreet株式会社に入社
人事総務課

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