福祉施設利用者や事業者の皆さまから求められているのは、施設づくりではなく「住まいづくり」であり「居場所づくり」である。設立以来、このことに気付かされた私たちは、木造により福祉施設のメリットを提案し続けてきました。
木のぬくもりのある空間は、単なる施設空間ではなく“住まい空間”を提供し、ほっとくつろげる時間を与えてくれるものだと考えます。誰もが住み慣れた町で心豊かな毎日を過ごせる社会の実現を目指し、これからも木造建築の可能性を追求していきます。
木の住まい・居場所づくりにこだわる理由
1.ひとにやさしい
木のある暮らしは「人の体と心」に良い効果がある。
木が私たちにもたらす生理的・身体的効果は科学的に実証されています。
2.まちにやさしい
木造建築は地域包括ケアを実現する「まちづくり」に適している。
木造建築は中小規模の建物に採用しやすいだけでなく、「住み慣れたまちで自分らしく暮らす」という
地域包括ケアを叶えるまちづくりにふさわしい工法であると考えています。
3.しぜんにやさしい
国産木材の需要創出が日本の「山林を守る」
国産材の利用を促進し、「伐って、使って、植える」森林資源の循環利用の確立に寄与すること。
それが、林業を支え、日本の山林を守ることにつながるのです。