「建てたら終わりですか?」そんなお客様の声から始まりました。社会構造の中にある縦割りの世界観で位置づけられる建設業界のサービス形態について、本来施設を運営される多くのお客様は横断的、且つ継続的にサポートしてくれるサービスを求められているのだ!!・・・と、そしてそれがニーズだと捉え、コンサルタント、設計監理、デザインビルドを主軸としたビジネスモデルを追求し続けて来ました。
「建物は生き物である!!」という持論のもと経年劣化、機能劣化、ニーズ劣化等を見える化し、建物毎の歴史を年表化することで、お客様の悩みや情報を共有する。そして一緒に悩み、時にはアドバイスし、補助金活用などの手法も立案し、経済的且つ合理的な建物活用をコンサルタント業務の一つとして取り組んで来ました。多くのお客様から評価とご契約を頂いております。
維持するだけではなく、新たな道を切り開くをテーマとしたコンサルタントサポートは、新たなお客様の新規事業の取り組みという導火線に火をつけ、継続していくための横断的サービスとして、新築建物の設計監理から、遊休空間の再活用などのコンバージョンやリノベーションの設計や施工などの多くの実績を積み上げることになっています。実績も去ることながら、お客様からの「ありがとう」というお言葉と笑顔への感謝を積み上げられていることが、何よりの弊社の財産です。
このようなお客様目線でのサービスを進める上では、時には新たな挑戦をする必要があります。「施設」ではなく「住まい」であるという強い理念のもと、高齢者並びに障がい者福祉施設の設計での木造建築も、お客様の声を大切に挑戦しているものであります。また建設業界の現状を踏まえて、将来への「継続」をテーマに組み込んだ「社会から求められるニーズ」そして「お客様のニーズ」を叶える新たな工法として、木造CLT構法によるパターンモデル設計の挑戦も果敢に進めています。
弊社は「挑戦」と「継続」を大切にした社内環境づくりを進めています。失敗を恐れず新たなことにお客様ニーズに応えるための挑戦することを社員全員に求めています。信じた道を進む中で大きな壁に当たっても、社員一人一人が、時には社員全員で、そして私共を応援してくれる仲間達と共に、道を切り開くことを大切にしながら強固なチームプレーをもって仕事を進めている会社です。