「ただの配送」を、一生誇れる「仕事」に変えたいあなたへ
「配送の仕事は、重い荷物を運んで、時間通りに届けるだけの繰り返し。」
もしあなたが今、そんな風に感じているなら、私たちの仲間に加わったとき、その価値観は180度変わるかもしれません。
私たちが大阪の街でハンドルを握り、組合員様の玄関先まで運んでいるのは、スーパーの棚に並ぶ単なる「商品」ではありません。 その一パックの中には、人生を賭けて、まるで学者のように「命」と向き合う生産者の物語が詰まっています。
今回は、沖縄・久米島の美しい海で「もずく博士」と呼ばれるTさんの物語を紹介します。 「運ぶだけ」の作業が、なぜ「想いを繋ぐ誇らしい仕事」に変わるのか。
その理由を、ぜひ知ってください。
「もずく博士」と呼ばれる漁師の、静かな情熱
沖縄・久米島に、自宅の6畳間に顕微鏡を置き、もずくの培養瓶をずらりと並べて研究に没頭する漁師がいます。周囲から「もずく博士」と一目置かれるTさんです。
かつて、もずくの生産は不安定でした。Tさんは「これからは育てる漁業でないと」と考え、沖縄中を歩き回って、白い砂地が反射光を運ぶ久米島の海を選び抜きました。そして、顕微鏡で胞子の動きを突き詰め、ほぼ確実に育つ技術を解明したのです。
「僕らの仕事の先に、家族がいる。そこまで責任があるでしょ」
Tさんは、自ら開発した安定生産の技術を、惜しみなくすべて公開しています。「海は誰のもんでもない。みんな幸を貰ってるんだから」と。
そして、Tさんはこう語ります。 「僕らは原料を供給するのが仕事。僕らの仕事の先に、加工業者さんがいて、その家族もいる。そこまで責任あるでしょ」
この「責任」のバトンは、加工業者を経て、最後は大阪でハンドルを握る私たちドライバーへと託されます。Tさんが顕微鏡で守り抜いた「命」の輝きを、一番いい状態で組合員様へ届けること。それが、私たちの役割です。
1,200kmの距離を越えて、想いを受け取り、届ける。
久米島の海と、大阪の食卓。1,200km以上離れていても、私たちはTさんと繋がっています。
配送の現場で、組合員様に「このもずく、美味しいわね」と声をかけられたとき。 「これ、久米島のTさんという方が、自宅に研究室まで作って、顕微鏡で一生懸命育てたものなんですよ。だから質が安定して美味しいんです」 そんな事実を伝えるだけで、商品の価値は何倍にも膨らみます。
Tさんが「その先の家族」まで想って研究に没頭したように、私たちも「その先の食卓」を想って、丁寧に荷物を手渡す。その瞬間、この「命のリレー」は完成します。
「ただ運ぶだけ」ではない、誇り。
私たちの仕事は、単なる物流ではありません。 生産者のTさんのような「突き詰めるプロ」の想いを受け取り、それを待っている方々へ代弁する「表現者」でもあります。
誰かの真摯な仕事の結果を、最高の形で届ける。 そんな、誠実さと誇りを持てる仕事を、私たちと一緒に始めませんか?