縦型動画市場の“ボトルネック”を解消し、圧倒的な成果を最短で提供する「縦型クリエイティブlab」、株式会社MISM。TikTok公式クリエイティブパートナーとして、3年連続3倍成長を遂げるこの急成長ベンチャーには、多様なバックグラウンドを持つプロフェッショナルたちが集結しています。
今回は、2025年1月にジョインしたクリエイティブディレクターの大場樹さんにインタビュー。学生時代から大型音楽フェスなどの映像制作に携わり、Web広告代理店へ就職するも、入社9ヶ月で会社が事実上の倒産。燃え尽き期間を経て彼がMISMで見つけたのは、「自分の手で最高のものを作る」というクリエイターとしての原点でした。
一眼レフで培った映像美と、スマホ特有のリアルさ。相反する要素を融合させ、縦型動画広告の正解を再定義し続ける大場さん。AnyMind Groupへの参画で桁違いのスケールへと進化するMISMで、彼がいかにしてチームを牽引しているのか、その熱い想いに迫ります。
大場 樹(Tatsuki Oba) / クリエイティブディレクター
大学時代にNEONMAFIA株式会社にて映像制作のインターンを経験し、ULTRAなどの大型フェスやYouTubeの撮影に携わる。「良い映像をどう届けるか」を学ぶためWeb広告代理店へ新卒入社するも、入社9ヶ月目で会社が事実上の倒産。半年間の充電期間を経て2025年1月にMISMへジョイン。現在はクリエイティブディレクターとして企画から撮影、編集指示までを一気通貫で担う。趣味は音楽鑑賞(EDM、Hip-Hop、R&B)、フェス参戦、旅行。MBTIは「広報運動家(ENFP)」、ラブタイプは「最後の恋人」。
「かっこいい映像」は、必ずしも見られない。挫折から学んだマーケティングの重要性
ーーまずは、大場さんの学生時代のご経験について教えてください。
大学では経営学部に所属していましたが、純粋に「映像を作るのってかっこいいな」という興味から、Wantedly経由でスターミュージックの子会社での映像制作インターンを始めました。そこから大学卒業まで長く携わらせていただきました。
業務は非常に実践的で、ULTRAのような大規模な音楽フェスのアフタームービー撮影や、YouTubeコンテンツの撮影など、エンタメの最前線でカメラを回していました。一眼レフを使って、どうすれば最高にかっこいい映像が撮れるのかを追求する毎日で、非常に刺激的な経験でした。
ーーそこまで本格的な経験を積みながら、新卒でWeb広告代理店へ就職されたのはなぜですか?
素晴らしい映像を作れるようになったからこそ、大きな壁にぶつかったんです。どれだけクオリティが高くてかっこいい映像を作っても、それが必ずしも「多くの人に見てもらえるわけではない」という現実を知りました。
映像単体の力だけでは限界がある。作ったものを世の中にどう届け、どうやって人の心を動かして行動を促すかという「マーケティングの力」が不可欠だと痛感したんです。そこで、映像を届ける仕組みを根本から学ぶため、広告代理店への就職を決意しました。
ーー前職の広告代理店では、どのような業務を担当されていたのでしょうか?
営業をメインに、パーソナルジムや犬用デンタルケア商品など幅広い商材のWeb広告運用やアフィリエイトに携わりました。その会社を選んだのは、「広告費のブラックボックスをなくす」という理念への共感と、一緒に働く「人」が本当に良かったからです。コミュニケーションが円滑で、人間関係に恵まれた環境で社会人としてのスタートを切れたのは、私にとって大きな財産になりました。
突然の倒産と燃え尽き期間。そして「作る側」への回帰
ーーしかし、その広告代理店は早期に退職することになったと伺っています。何があったのでしょうか?
入社して9ヶ月目のことでした。会社が事実上の倒産状態になり、役員以外の社員が全員解雇されるという事態に陥ったんです。日々本気で業務に向き合い、成果を出そうともがいていた最中だったので、まさに青天の霹靂でした。
やりきれないままキャリアが強制終了してしまったことで、完全に燃え尽き症候群のようになり、情熱の火がプツンと消えてしまった感覚でした。
ーーそこから、どのようにして立ち直り、MISMへの転職へと向かったのですか?
解雇されてからの半年間は、同期と海外旅行へ行ったり、個人で映像制作の案件を受けたりしながら、のんびりと過ごしていました。ただ、だんだんと「このままでは廃人になってしまう」という危機感が芽生えてきて(笑)。
結局のところ、私は「働く方が全然楽しい」と気づいたんです。社会の中で誰かと協力し、本気で試行錯誤しながら目標に向かっていくヒリヒリするような充実感が恋しくなり、本格的に転職活動を再開しました。
ーー転職活動における軸と、MISMを選んだ決め手を教えてください。
軸は大きく3つありました。1つ目は、学生時代の「映像制作」と前職の「広告代理店」という二つのキャリアを活かせる環境。2つ目は、フラットなコミュニケーションが根付く「人の良さ」。3つ目が、自分自身が心から「好き」だと思える業務内容であることでした。
エージェント経由でいくつか広告代理店も検討しましたが、広告代理店は案件を外部の制作会社に「流す」役割になりがちです。私は過去の経験から、ディレクションだけでなく「実際に自分でクリエイティブを作る側」に回りたいという想いが強くありました。MISMは自社で企画から制作までを一気通貫で行っており、私の求める環境と完全に一致していました。
また、面接で代表の羽部と大好きな音楽フェスの話題で意気投合し、初対面からフランクに話せたことも大きかったですね。年齢が近いメンバーが多いフラットな空気感や、羽部の「やった分はしっかり給与として還元する」というフェアなスタンスにも惹かれ、「この人が率いる組織なら間違いない」と直感したのが最大の決め手です。
一眼レフの美しさか、スマホのリアルか。縦型動画広告の“正解”を再定義する
ーーMISMでの現在の業務内容と、仕事のやりがいを教えてください。
クリエイティブディレクターとして、案件の企画立案からモデルのアサイン、自らカメラを回す撮影業務、外部エディターへの細かな編集指示まで、すべてを担当しています。
一番のやりがいは「ゼロから自分のアイデアを形にできること」です。現場でモデルさんやチームメンバーと密にコミュニケーションを取りながら作品を練り上げる過程は最高に楽しいですね。私たちが手掛けたクリエイティブに対し、クライアントから「数値が跳ねたよ」「最高のクオリティだね」と喜んでいただけた時の達成感は、何度味わっても痺れます。
ーー学生時代の一眼レフでの映像制作と、MISMでの「スマホ縦型動画」の制作では、どのような違いがありますか?
クリエイティブの方向性が根本的に違います。一眼レフでの撮影は、純粋に「どれだけ綺麗で美しい映像を作るか」が正義です。しかし、私たちがMISMで作る縦型動画広告の最終ゴールは、美しさではなく「獲得(コンバージョン)を中心としたマーケティング効果」にあります。
映像として綺麗すぎると、かえって「いかにも広告だ」と警戒され、スワイプされてしまいます。ユーザーの日常に溶け込むような、スマホ特有の「自然なリアルさ」を演出しなければなりません。培ってきた映像美のスキルを活かしつつ、あえてスマホのラフな質感を使いこなす。このバランスを見極めるのが難しくも面白い部分です。
ーー大場さんが縦型動画を作る上で、絶対に譲れない「こだわり」は何でしょうか?
「クオリティには絶対に妥協しない」ということです。縦型動画広告はスピード重視で、雑な作りの動画でもタイミングさえ合えば獲得できてしまうことがあります。
ですが、私はクリエイターとしてそれは許せません。例えば「1カット目と2カット目は絶対に違う角度から撮る」「引きの絵の直後には必ず寄りの絵を入れる」など、映像制作の基本的な技術をスマホ動画にも徹底的に落とし込んでいます。自然なUGC(User Generated Content)感を出しながらも、無意識にユーザーを惹きつける高度な構成を組む。この「クオリティと獲得の両立」こそが私の流儀です。実際に大手メーカー様との直取引案件でも、このアプローチが絶賛されリピートに繋がりました。
尊敬できる仲間と、桁違いのスケール。MISMで描く未来の青図
ーーMISMの組織カルチャーや、一緒に働くメンバーの魅力をどのように感じていますか?
MISMは同世代のメンバーが多く、本当にコミュニケーションが活発です。日頃から縦型動画のトレンドを追っているので、「今この音源が来てるから、あの構成と組み合わせてみよう」といったアイデアが日常会話から次々と生まれます。
ーー代表の羽部さんとの1on1では、どのようなコミュニケーションを取っているのでしょうか?
月に1回、羽部との1on1では今月の目標や進捗だけでなく、現場での課題やプライベートなことまで何でもフラットに話します。私が業務改善案を出した時も、「じゃあ、それでやってみよう」とすぐに背中を押して任せてくれました。
私が羽部を一番尊敬しているのは、圧倒的な「クリエイティブのセンス」です。映像に絶対の自信を持っている私でさえ、「ここはこうした方がもっと刺さるんじゃない?」と指摘されてハッとさせられることが何度もあります。経営者としても、クリエイティブのプロとしても全幅の信頼を置いています。
ーーAnyMind Groupへの参画という大きな変化を、どう受け止めていますか?
AnyMindの強力なネットワークを通じて、これまで接点のなかった大手企業からの案件相談をいただけるようになりました。またクリエイター事務所との連携や豊富なデータを活用した分析環境など、環境が飛躍的にアップグレードされました。この凄まじいスピード感と変化を楽しみながら乗りこなしていきたいですね。
ーー最後に、大場さんの今後の目標と、求人に興味を持っている方へメッセージをお願いします。
短期的には、クリエイティブディレクター陣を束ね、チーム全体のクオリティの底上げを担うリーダーポジションに就きたいです。中長期的には、メーカー側でマーケターとしてのキャリアを築くことや、「優秀な個人の映像クリエイター」と「企業」をマッチングさせる事業を立ち上げたいという夢もあります。MISMで培っているディレクションの経験は、そのすべてに直結すると確信しています。
MISMのクリエイティブディレクターは、映像に対して強いこだわりを持ち、様々な人とコミュニケーションを取りながら作品を作るのが好きな人には最高の環境です。自分のアイデアを形にし、数字となって世の中を動かすダイナミズムを、ぜひ一緒に味わいましょう!