自分の行動が「相手のニーズにはまった瞬間」がやりがいに。新卒入社でも不安を感じることなく働ける環境が魅力

私たちは、お客様に寄り添い、信頼され、選ばれ続けるホテルを目指しています。当社では、ホテルの最大の商品は「人」であると考えています。働くスタッフの笑顔とおもてなしの心を大切に、宿泊特化型ホテルのオンリーワンブランドになるべく、今後も進化を続けます。

今回は京王プレッソイン池袋にてフロントスタッフを務める郡司さんにインタビューを実施。就職活動の軸や、仕事のやりがいなどを伺いました！

【プロフィール】

郡司茉莉亜：京王プレッソイン池袋勤務。2023年に新卒入社。

アットホームな社風が入社の決め手に

――郡司さんは2023年4月に新卒で京王プレッソインに入社しています。どのような軸で就職活動を行いましたか？

業種や職種を絞らず様々な企業を見るなかで、まずは勤務地が東京であること。そして、若いうちにしかできない仕事をしてみたいという思いがありました。特にホテル業界は、これまで体育会系の部活動で培ってきた体力が活かせる部分も大きいのではないかというイメージを持ちました。4〜5社ほどのホテルに応募をしましたが、京王プレッソインに決めたのは「女性でも夜勤ができる会社」だったから。私の家族も夜勤の多い仕事に就いていたため夜勤自体に抵抗はなく、むしろ他の人があまりしないような経験をしてみたかったんです。

――京王プレッソインに対する第一印象は？

説明会に参加したときに、社員同士の人間関係の良さを感じました。アットホームな雰囲気からは、“横のつながり”が大きい会社なんだな、と。私自身、チームワークを大事にしながら働きたかったので、まさに自分の志向にぴったりの会社だなと感じたことを覚えています。

面接の際も、面接官の方々が親身に寄り添ってくれたことが心に残っています。実際に働いてみても、困ったときはすぐに先輩たちが声をかけてくれますし、最初に抱いた印象は間違っていなかったと思うことが多々あります。

――入社にあたって不安だった事柄はありますか？

直前まで部活動に打ち込んでいたため、入社にあたっての準備が十分にできていなかったことが不安でした。

また、英語に対する苦手意識もあり、業務で使いこなせるかが心配でした。英語については、実務を通してだいぶ慣れることができ、基本的なチェックインなどはスムーズにできるようになりました。ただ、お電話での会話やリクエストなどは、今でも理解するのが難しいと感じるときがあります。

お客様のニーズを察知し、的確な行動を取ることを意識

――入社後のフォロー体制についてはいかがでしたか？

まずは本社の研修でチェックイン対応や電話対応の基礎を学び、店舗でOJTを受けながら実践するという流れでした。今でも対応に悩む場面では先輩社員がフォローしてくれますし、2年目になり私が新入社員の教育にあたることもあります。自分が疑問に思わなかった事柄などを後輩から質問されることで、改めて調べたり理解を深めるきっかけになったりと、新たに学ぶことも多いですね。

――現在の業務内容を教えてください。

フロントでの接客業務がメインです。特に夜勤の場合は、チェックイン業務とチェックアウト業務が中心で、その合間で予約電話への対応などを行います。日勤の場合は、企業様や旅行会社様など法人からのお問い合わせに対する対応業務が多くなります。どちらかというと夜勤はシングルタスク、日勤はマルチタスクというイメージですね。

夜勤の回数は時期によって異なりますが、新人はまず夜勤を中心に業務に慣れるため、私も入社したての時期は週の半分程度が夜勤でした。独り立ちをして日勤業務ができるようになると、週に1〜2回ほどに減りました。

――フロント業務において郡司さんが特に意識していることは？

まずは穏やかな笑顔で対応すること。そして、お客様をよく見ることです。「早くチェックインの手続きをしてほしい」「聴きとりづらいからゆっくり話してほしい」など、お客様のニーズは様々です。短いチェックイン時間のなかでよくお客様を観察し、相手が何を求めているのかを感じ取るよう意識しています。

視野を広げて周りの状況を考えられるように

――どのようなときに仕事のやりがいを感じますか？

相手が便利になる方法を考え実践し、“相手のニーズにぴったりとはまったとき”にやりがいを感じます。

たとえば、お客様がペンを必要とする場面で、探すそぶりをする前にこちらからすっと差し出すなどです。また、スタッフ間であれば、相手の次の行動やタスクを想定したうえで、必要な物品や資料を用意したりといったことです。

京王プレッソインに入社後、周りのメンバーが困っていないかを確認する習慣が付きました。自分の行動がどう役立つか、視野を広げて考えるようになりましたし、そのような行動を相手に喜んでもらえると嬉しいですね。

――入社後、大変だったことや苦労したことはありますか？

シフトの生活に慣れるまでは少し大変でしたが、仕事に対して辛いと感じたことはほとんどありません。

一方で、難しいなと感じる場面はいくつかありました。たとえば、自分がミスをしてしまったときの気持ちの切り替え方です。自分のミスを他のスタッフにフォローしてもらう状況に陥ったときに、とても落ち込みます。でも、目の前には別のお客様がいらっしゃいますので、マイナスの感情を引きずることなく、すぐに切り替えてそのお客様にとって最良の対応をしなければなりません。自分のメンタルをコントロールする難しさを痛感しましたね。

人と人とをつなぐバランサーでありつづけたい

――今後の目標を教えてください。

私自身、どのような組織に身を置いたとしても「バランサーになりたい」という目標があります。先輩や新しく入社する方もたくさんいるなかで、人と人とをつなぐ役割をしていきたい。“郡司さんがいると空気が良くなるよね”と思ってもらえるような存在になることを目指しています。

学生時代も多くの人たちに助けられてきましたし、内部・外部を問わず人と人との調整役を担う機会が多くありました。そのときどきで自分ができる事柄を考えながら、一緒に働く仲間たちが過ごしやすい環境を作れる人材になりたいと考えています。

――郡司さんが考える京王プレッソインの魅力は？

やはりチームワークの良さが一番の魅力だと思います。特に社会人経験のない新卒入社のスタッフは、業務内容を覚えるなど自分のことで精いっぱいになってしまいがちです。そのような状況でもお客様にとって高品質の接客やサービスを提供していく必要性があるなかで、周りの人たちがしっかりとフォローをしてくれますし、些細な事柄に対してもアドバイスをしてくれます。新しく入ったスタッフが不安にならないような気配りやサポート体制は、当社ならではですね。

また、シフト制で休みの希望が通りやすい点や、残業が少ない点も、働きやすさの面での魅力です。